東放学園

TOHO会

TOHOKAI
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今日も絶好調

書籍

2017年09月06日

9月6日(水)あっという間にもう9月になってしまった。夏らしい時期も少なく冷夏だった。

50年振りの大雨が各地で、アメリカ・テキサスの洪水は予期せぬ出来事では済まない!その上、北朝鮮のミサイルの雨でも降ったらと思うと・・・

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私の子供の頃の世界情勢は米ソの対立で長い間の冷戦状態。
鉄のカーテン越しにスパイ活動が盛んだったようだ。
007 CIAが暗躍。
共産主義と資本主義の対立軸そんな時代。

現在は北朝鮮がICBM、核実験で世界中から孤立している。
最終兵器を持つことで世界を敵に回して何をしようとしているのか?
暗澹たる気分になってしまう・・・。

しかし季節は何時ものようにそれなりに移り変わっている。
ザクロの実が色づいて鮮やかな赤だ。
この独特の形はなぜか懐かしさを感じる・

0906-3


近くの河原へ散歩。
何時もはじっくりと見なかったが橋桁の裏側の佇まいが面白い。
顔を挙げると空が心持ち秋めいていた。(筋雲が出ていた)
真っ赤な花が鮮やかに咲いていた。
橋の下は風の通り道、心地よい場所だ。
そんな日常の安らかな時間を余計な心配させないで欲しい。

0906-4


話は違うが近ごろ町の本屋が廃業続きだ。
何十年もやって来た馴染の店が亡くなるのは淋しい。
(家の近くの本屋はコンビニになってしまった)
確かにネットは便利で手間がかからない。
けれど私は本はほとんど書店で買うことにしている。
何故かネットではあまり買わない。
書店に行ってぶらぶら店内を観るのが好きだ。
神田ではすずらん通りの東京堂書店が良い。
すぐそばに三省堂があるがほとんどそこにしている。
店内はそんなに込んでいなく居やすい。
専門書も充実しているのも良い。
店内のcafeのコーヒーも好きだ。

その日は2冊の本を買う。

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神吉拓郎 著 『二ノ橋 柳亭』光文社文庫と、
神田桂一・菊地 良 著 『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』宝島社。

『二ノ橋 柳亭』の作者神吉拓郎はあの山口 瞳にもリスペクトされていて、
作家や編集者に人気があったそうだ。
1983年直木賞もとっている。
ラジオ作家(放送作家)時代は永 六輔や野坂昭如がいた。

本編は今で言うグルメが密かに通う幻の店の話。
物すごくうまいものを食わせる店だが正確な番地が出ていない。
皆探して探して、結局分からずすごすごと帰ってしまう。
幻の店なのだ・・・だがそれには裏の裏があった!

ネタばれなのでこの辺で・・・。

0906-6


『もし文豪たちがカップ焼きそば・・・』は素直に笑える。
どこの本屋にも目につくところに平積みされている。
村上春樹から始まりドストエフスキー、志賀直哉、安部公房、又吉直樹、紀貫之。
江戸川乱歩、三島由紀夫・・・、錚々たるメンバーが真面目腐ってその作る様を描く。
たかが焼きそばの作り方の描き方だが各人各様僅かに違う。
「もしも」のただし書があるようにその作家風にフェイクする。
焼きそばの蓋を開ける薬味をいったん出す。予め湯を沸かしておく。
そして熱湯を注入、5分待って湯切り。
ながししていると熱湯でシンクがペコっと音を立てる。
そしてソースをからませ混ぜる・・・。

その作家の代表作の一節にその作法が描かれる。
日常の細部に着目すると色々なストーリー展開があるようだ。
その作家の文体の特徴に似せて淡々と描いているから、
電車の中で読むと思わずにやにや顔になってしまった。
モノマネ芸は真似る本人以上に特徴を強調している。
それが笑いを誘う。
この本もその類かもしれない。
とにかく最近は上下巻、1000ページの長編で読み疲れをしていたので、
丁度よいインターバルになったと思う。

こんなささやかな時が一番気に入っているこの頃だ。

世界が平和でありますように!

0906-2


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2017年08月25日

8月25日(金)年は特に天候が不順ですね。東京は先週一杯はまるで梅雨の様。気温も低く梅雨空と都内各所に落雷、恒例の花火大会がいくつも中止になったようだ。

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今月の書字カレンダーは正岡子規の句。

【 藍壺に泥落としたる燕かな 】

藍染めの壺に、巣作りの最中の燕がたまたま泥を落として飛び去った・・・。

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夏空の蒼さと藍の色の対比が鮮やかでその間を軽やかに縫って飛ぶ燕の動き。
物静かな昼下がり燕の白い腹が見えた気がする。

一瞬の静寂。

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この句から『動的平衡』 福岡伸一 著 小学館 を思い出した。
ロングベストセラーになった『生物と無生物の間』には感動して読んだ。

動的平衡とは彼のテーマの通底音。
生命体は絶え間なく動き、細胞は入れ替わりながらも、
全体として恒常性が保たれている事を言う。

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会社や組織は絶えず人が入れ替わっていてもそのブランドは変わらないように。

分子生物学者の福岡氏は生物や自然はミクロ単位で見ると、
機械仕掛けの様だが、それらは時間の関数として動いている。

常に絶え間なく変化してバランスを保っている。(平衡状態)

川はあるがその水は常に同じではない。
「方丈記」の一節のように絶えず動きながら平衡を保っている。
明るい無常観のように思える日本的かも。

0825-5


昨夜わが家のベランダに出ようとしたらカーテンと網戸の隙間に、
かわいらしいヤモリが影絵のように張り付いていた。
庭では早くも秋の虫が鳴き出している。
街の喧騒を忘れさせる小さな生き物たちに感謝した。

0825-6


この本再読してみようか!

今日の東京・赤坂界隈は今年一番の暑さだ。
ようやく夏が戻って来たようだ。
それにしても表通り、路地もエアコンの熱でオーバーヒート。
昼時にも拘らず人通りが少ないようだ。
明日から気温は徐々に下がるとの予報。

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このごろ地球は体調を崩しているようだ。
洪水は世界各地で起こっている。
ニュースの枕言葉はかつてない。今まで経験したことが無い!
天候の異変を報じている。
科学が進歩しても地球全体を変えることが出来ない相談だ。

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犬が逝ってから散歩の機会が少なくなった。
もっともこの暑さではお互いに参ってしまう。
少し涼風が吹くようになってから遠出の散歩に出かけよう。


OBの皆さん、残暑お見舞い申し上げます。
何かと変わりやすい季節、御身体を大切に!この夏を乗り切りましょう!

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2017年08月02日

8月2日(水)真夏になっても今年は気象が定まらず、当然のように大雨が降ったり。本当にカラッとした夏らしい陽気になって欲しいものだ。

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先週末、日本ポストプロダクション協会に出向いた。
今年6月に行われた19回の「映像音響処理技術者資格認定試験」の総括会議。
担当して20年余りが経った。今や受験者が1500名以上の規模になっている。
スタート当初は専門学校生がおもな受験者だったが、
今は大学生・一般・まれに高校生も受験している全国規模になった。
この総括では出題の難易度や分かりにくかった問題を検討。
次回(第20回)に備えての検討を重ねた。

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TOHOにいた頃ダメもとで提案したこの試験が、
こんなに大きく様変わりしたののに驚くとともに、
試験問題が今やデジタルを基礎にしたものになろうとは。
時の移ろいを感じる、アナログの時は自分も問題を創っていたのに・・・。

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会議も終了して懇親会。
何時もの顔見知りのある委員から相談された。
若い部下の叱り方についてだ。
「叱る前に相手の身になってその経緯を一緒に考えてみたら・・・」と。
極めて常識的な一般論で答えた。(カウンセリングではないが)

このメンバーでは何時か最年長になっていたようだ。
2次会に誘われたが早々に帰宅した。

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昨日散歩中に、また黒アゲハ蝶に出会った。
自転車置き場の通路のガラス窓に挟まって、
バタバタと出口を探していた。
可愛そうなので指でつまんで、空に飛ばした。(元気で!)

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今年の夏は昆虫に縁があるらしい。
わが家の庭にはトンボが来ていた。
ヒアリはいやだが地球上には、
いろんな昆虫がいる、一番種類が多いとされる一族だ。

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フット思い出したのは「生き物は何故死ぬのか?」と言う問い。
遺伝子学者の中村桂子氏は「生き物は最初は単性で長生きしていたが
両性になることで多くの子孫を残すようになった」との説。
子孫を増やし続ける「多様性」を選んだからだと云う。
生物は自分に似た子孫を増やし続けることで、
結果、種として長生きしているこのこと・・・。

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真夏寝苦しい夜は読書に限る。
あの人気ミステリー・シリーズ、
『フロスト始末』R・D・ウィングフィールド著東京創元社。
いよいよ最終作とあって早速購入。
あいもかわらず自由奔放、下品でだらしなく、けれど捜査推理は抜群のさえ。
常識的な権威を嘲笑い、おちょくる痛快さは健在。
読み出したら止まらない!

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また、かつてハードカバーで出たエリザベス・ムーン著ハヤカワSF文庫。
『くらやみの速さはどれくらい』がようやく文庫化された。
21世紀版『アルジャーノンに花束を』といわれる傑作。
近未来の自閉症者のストーリーだ。
読後感はまたの機会に・・・。

今年も早くも!?8月。
まだ墓の掃除の日程も決まっていない。(兄弟の都合がつかず)
これからまた二ヵ月余り暑い日が続くのか。

OBの皆さんはそれぞれの夏を過ごされるようですが、
どうぞ今年の異常な気候に十分気をつけてお過ごしください。

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2017年07月07日

7月7日(金)北九州は未曾有の大雨災害に見舞われている。このところ異常気象が続き日本全土が亜熱帯化現象!まだ梅雨が終わらないのに今年の夏はどうなるやら・・・

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今週、2か月に一回でやっている食事会があった。

場所は浅草、神谷バーの3F和食の店だ。
もちろん、あの「電気ブラン」ががあり、ギネスビールを同時に頼む。
甘く香りがよく飲みやすいので、調子に乗って杯を重ねると、
あっという間に大酔いしてしまう危険な酒でもある。
今夜も谷中生姜(やなかしょうが)を充てに話がはずむ。
2件目はYさんのお勧めのイタリアンレストラン。
大川端(隅田川)のテラス席で夜景と夜風が心地よい。
2階席はガラガラに空いていた。
(いまさっきCMのロケが終わったばかり)
オヤジが4人もほろ酔いでくつろがせてもらった。
お茶とケーキのセットで間近にスカイツリーを観る。
浅草の夜景も様変わりかも。

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楽しい夜をセッティングして頂いたNさん有難うございました。
この4人の会は30数年来のご縁のある仲間の会。
皆さん年長者の私を立ててくれる、ありがたいことだ。
私も元気で長くこの会に出られたらと思う・・・。

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何時か読もうと思っていた超難解なSF小説
『あなたの人生の物語』ハヤカワ文庫SF。

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テッド・チャン作浅倉久志他訳、を時間かけて読んだ。
最近映画『メッセージ』が公開されファンはどんな映像化なのか話題を呼んでいる。

原作の主人公ルイーズは
世界各地に現れた異星人(ヘプタボッド)とのコンタクトに精魂を傾ける。
彼女は言語学者。
試行錯誤の果て彼らの言語は表語文字でも表意文字でもなく
表義文字であることを知る。

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人類は自分たちの認識は時間軸にそって行っているが。
この異星人は過去・現在・未来を同時認識すると云う。
運命を先に知ってしまうようだ。
そしてそれに従い命を生きるのだ。

この短編小説では主人公はまだ生まれもしない
自分の娘のイメージがカットバックしてくる。
異星人の言語理解が彼女の未来のヴィジョンを予見させるのだ。

映画ではもっとドラマチックな展開があるようだ。
(300年後の地球の未来を救う)
何せ、言語学、比較言語学や物理学の難解な用語がぎっしりと在り
いちいちそれらを調べる時間が多いにかかった。
やわな考えでこの小説を読むと、
寝しなに堅いものを食べて夢にうなされますのでご注意まで・・・。
(ただ今2度目を読んでいます!)

それにしても梅雨時。
毎日湿度が高すぎる。寝苦しい夜が続いている。

OBの皆さんも夏本番前、お身体にご留意ください。

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2017年06月14日

6月14日(水)東京もいよいよ梅雨入り、昨日は雨ふりでしたが、今日は晴れ。いろんな色の紫陽花が咲いて散歩の目を楽しませてくれています。

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ここ二、三日は梅雨座寒の天気。
昨日は長袖を着て外出、今日は梅雨晴れ。
朝から結構、風が心地よく吹いている。
赤坂のビルの谷間からきれいな青空がのぞいていた。
昼時赤坂は急に人が増え出す。
NTTのビルから人が吐き出されると、
通りは大混雑、そしてランチ難民のようだ。
何処も飲食店は列をなしている。
溜池、二丁目、赤坂サカス、一ツ木通り・・・。
私が昔お世話になったころ(40〜50年前)は飲食店を探すのに苦労した。
なので昼食はほぼTV局の食堂、カレーorラーメンで済ます。
ヒマな時には一ツ木通りのスマートボール店で過ごしたり。
銭湯に入ったり、風呂本屋で時間つぶし・・・。

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その頃から見ると赤坂の街は大変化。
黒板塀の割烹料亭は今や絶滅危惧種。
その時は何時も高級ハイヤーが横付けで運転手さんが表でタバコを吸っていた。
待合政治華やかなりしころだ。たまに有名な代議士センセイの顔があった。

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今や民進党あたりは居酒屋で政局を語っているようだ。
時代は変わり、そして街も変わった。

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少し長く生きていると風景がパノラマ写真のように頭の中で巡る。
いまNHKの朝ドラ『ひよっこ』の様に赤坂は賑わっていたかなぁ〜?

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閑話休題・・・。

そういえば去年あたりから何時も気になっている新書があった。
今や隠れた?新書ベストセラー『サイコパス』中野信子著文春新書を読む。
かなり前からアメリカでは社会現象の一つとして話題だった。
平気で嘘をつく、何の感情移入もなく平然と人を殺める。
私たちの日常にうまく溶け込み折あらば淡々と凶悪な犯罪を犯す。
「となりのサイコさん」はなかなか見破ることが出来ない。
冷静で計画性があり、時には快活な好人物を巧みに装う。
脳内器質〜他人の痛みを認識する度合いが一般と違う。
共感覚異常が挙げられる。

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昨今、こうした人物が世間を騒がせている。
もともとサイコパスとは、
連続殺人鬼などの反社会的な人格を説明するために開発された診断上の概念。
しかし、精神医学ではいまだ明確なカテゴリーにされておらず、
誤ったイメージや曖昧な印象があった。

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しかし、サイコパスとは必ずしも冷酷で残虐な犯罪者ばかりではない事も分かってきた。

大企業のトップ、政治家、外科医など、大胆な決断をしなければならない職業の人に、
サイコパシー傾向の高い人が多いと云う研究結果もあるとのこと。
また人類の進化と発展に彼らが大きな役割を果たしてきた可能性もあると云う・・・。

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何やら人間存在が見た目よりずーっと奥深いものに見えてくる。
そんな興味深い一冊である。

ちなみに日本はアメリカに比べるとその存在はかなり低いと云う・・・が。

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先週金曜日夕方、
信濃町の明治記念館で(一社)日本音楽スタジオ協会の総会・懇親会に出席。
20年来なにかとTOHOの音響学校時代からのご縁で顔を出させて頂いた。
記念館の中庭の芝生が夕映えに美しかった。
梅雨晴れのひと時のビアガーデン、なんて贅沢な空間なのか!
懇親会の会場から一歩外に踏み出してその空気を味わった。

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2017年05月24日

5月24日(水)このところ東京は毎日のように夏日が続いています。けれど昨日は台風並みの風が一日中吹いて、自転車でこけそうになりました。

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5月に入って夏の様な天気が続いてます。
昨日は自転車で近所に出かけたけたが、風おおいに強し!
ペダルをこいでもこいでも進まないほど。
曲がり角で煽られてコケそうになりました。
見上げると強い日差しと抜けるような青空、目眩がしそう!

「万緑」(ばんりょく)〜 かの俳人、中村草田男が使った新季語が似合う季節。
午後近所の公園も新緑で溢れ、満ち、そして何故か静謐な佇まい。
蝉時雨もなく、時間がフリーズしていた。
真昼の広場の孤独・・・。

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家に帰って先日買った
『オレたちのプロ野球ニュース〜野球報道に革命を起こした者たち』
長谷川晶一著 東京ニュース通信社を読む。

1976年当時全盛だったNTV系の『11PM』に切り込んだ「プロ野球ニュース」。

他局のスポーツニュースとは違い全球団を平等に扱って、
MCに佐々木信也を起用。またたく間に多くのプロ野球フアンを獲得し、人気を博した。

まだ当時はVTR取材ではなくフィルム取材。それこそ時間との闘いであった。
バッターや選手の大きな画を撮る「下カメ」試合全体を押さえる上カメの2台の撮影隊。

取ったそばからオートバイ便で現像所へ直行、即現像。
そしてアナウンスのコメントに沿って編集作業。
毎日が追い込みの日々・・・。
VTRになっても同じ様な作業。
裏方の苦労は並大抵ではなかった。
その一時代を築いた人気番組の盛衰と超職人技で支えたスタッフを
ドキュメントしていく。

そして地上波からの撤退、突然の終焉・・・。

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自分の事を云えば
私は学生時代のアルバイトで生番組のAD(アシスタント・ディレクター)だった。
学校を卒業すると局の制作会社に入社。
スポーツニュースの編集兼ディレクター担当になった。
もちろん45年以上前である。当時先輩のカメラマンは編集がしやすいようにと、
無駄なカットをを撮らず、編集マンは2台のカメラの効果的な切り替えしを心がけた。
それでも試合がもつれ延びてしまうと現場は大追込の緊張感で一杯になる。
「まだ現像は上がらないの!」時間はじりじりと無情に過ぎていく。
なんとかON AIRまにあったときは心神の脱力感がたまらなく良かった.

またある時は「野球ニュース」がオールスターゲームだった時。
色々な画を盛り沢山撮りたくてカメラ台数を増やしたため、
編集が間に合わなくON AIRはアナウンスとテロップという前代未聞の放送事故!
運動部の局長にスタッフ全員大目玉をくらった。

この本、『オレたちのプロ野球ニュース・・・』は私がニュース現場を離れてからの話だ。
今でもプロ野球ニュースは気になって毎日のように見ている。
その昔の様な追いこみスタイルは無いのかもしれないが、
放送の舞台裏は今も昔も語りつくせない苦労話の宝庫だ。

TOHO OBで何人かの人が現在ニュース関係で活躍されていると聞く。
やはりご苦労ははつきもの、今はVTRを余計に回し過ぎるので、
かえって編集が手間取ってしまうとこぼしていた。

放送は常に技術の進歩とともに激変していく。
今度は4K・8Kという超高解像度の映像になると云う。
レーザー・ホログラフも開発中とか・・・。

TVは見ている方は気ままで良い。しかし、どんな職業にもウラの苦労はある。
水鳥が優雅そうに水面を泳ぐその下は必至の足掻き運動がある。

プロたちはそんな事などおくびにも出さない、そんなものなのだ・・・。

最近、夏日が多くなってきました。
OBの皆さん体調管理に気をつけてお過ごしください。

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2017年05月10日

5月10日(水)連休がようやく終わって平常な日々に戻りました。今日は朝から雨模様、天気は連休中の様な風も吹かず、ほっと落ち着いた気分の日になりました。

0510 -


毎日が日曜日の様な私だが、
今年の連休はまあまあ外出した方でした。

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4月末、知人の陶芸展を観に行く。
わが家からはバスを乗り継いで1時間余り。
金町・・・余り普段は行かない街だ。
2年前に水元公園に菖蒲を観に行ったことがある。
葛飾区の、下町情緒が残り近所には柴又の帝釈天がある。
最近は理科大が出来て街の相が変わったようだ。
かつては京成電車の方がが盛んだった、成田山と同じか。

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展覧会は連休の初めとあって盛況だった。
出展者はほぼ女性が占めていた。
趣味のグループとはいえかなりレベルは高かった。
帰りに知人はオバサンパワーは凄いと云っていた。
分かるような気がする。

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連休の中日、5月3日は近所の河原に鯉のぼりを観に行く。
ここ何年か川の両岸に飾り立てている。
幸い連休中は晴れの日が多く、風も強かった。
大きな鯉の口から飲みこまれた五月の風。
大空に泳ぐさまはまさに勇壮な絵画のようだ。
主催は近所の「鯉のぼり同好会」だそうだ。

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5月4日はみどりの日。
同じ区内の外れにある臨海公園に出かけた。
水族館と海を観たかったのだ。
この日はやはり大混雑、家族連れのラッシュ!
とにかくヒト、ヒト、ヒト、売店でものも買えない。
予想はしていたが日本の連休は相変わらずなのだ。
海辺は今はやりのミニテントが乱立していた。
水族館はこの日は無料とあって長蛇の列。
観覧車も同じだった。
民族の大移動のような休み方、働き方は、
私の若いころから全然変わっていないような気がする。
食事は家の近くの中華やでゆっくりと過ごした。

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後半の日々は図書館で読書。
ここもやはりほどほど込んでいた。
2時間余り閲覧室で過ごした。
たまたま頼んでおいた小説『ケンブリッジ・クインテット』
新潮クレストブック J・Lキャスティ著
が届いたので借り出して読んでみた。
科学史にや哲学史に残る巨人たちがケンブリッジ大学のレストランで、
人工知能の可能性を熱く議論すると云う仮想ディスカッション小説。
遺伝学のホールディング、物理学のJ・Pスノウ、同じく物理学のシュレディンガー。
そして真っ向から対立する数学者A・チューリングと哲学者ヴィドゲンシュタイン。
この5人が集まってA・Iについて未来を予見する議論が白熱していく・・・。

20年前の本とはいえ根本的な問題提起(A・I)を様々な角度から、
考える5人(クインテット)の議論が面白かった。

今や考える(学習する)コンピュータは当たり前のようだが、
「機械文明・人間の文化」が上手く融合すると、
もう一つ別の未来が開けるのだが・・・。

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図書館の閲覧室では私の目の前で同年輩?の方が、
最前から気持ちよさげに居眠りを始めた。
そろそろ家に戻ろう、そんなのんびりとした夕刻だった。

OBの皆さんのゴールデンウィークはどうでしたか?
忙しく働いていらした方もあるかも、色々でしょうね。

私は「日々好日」を大事にやっています。

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2017年04月26日

4月26日(水)やっとなんとなく春らしくなってきました。入学式、入社式が終わるとすぐにゴールデンウィークが始まるまた働き蜂たちの民族大移動が始まる!

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今年は花が咲くのが例年より早い。

何時もの散歩道にフジの花が満開だ。
少し前までただの枯れ木だったのにいつの間にか
それは見事に咲き誇っていた。
その藤色の花房が風のそよぎに任せ揺れている。
初夏のような陽光に匂い立つ佇まい。
散歩の足を止め、しばしたたずむ。
人影もない昼下がり、一人で味わう贅沢なひと時。

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こんどは亀戸天神のフジを観に行こうか。
帰りに舟橋屋の名物くずもちを食べようか。

某国のミサイルが飛んでこないのを祈る。

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先日知人から一冊の本を借りた。
『〆切本』 左右社編集 蟶険社。
いわゆる〆切に今昔の文人、文豪が四苦八苦する様。
はがきや手紙に残したものを集めた、
いわば「言い訳本」だ、彼らの名前を挙げると。

志賀直哉、吉川栄治、菊地寛、梶井基次郎、太宰治、
大岡昇平、山口瞳、筒井康隆、浅田次郎、大沢在昌・・・・。
錚々たるメンバーがそれに四苦八苦する様が面白い。
要するに何故〆切に間に合わせようとしないのか、出来ないのか、
理由は様々だ、そして曰く。
「ふがいない事に、いつまでも情熱が起きません」
「鉛筆を何本も削ってばかりいる」
「用もないのに、ふと気がつくと便所に這入っている」
「二十分とは根気が続かない」・・・

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かくいう私も昔から試験直前や締切り直前に慌てるタイプ。
40年ほど前ラジオの台本を書いていた頃を思い出す。
月〜金の5分帯番組の構成だった。
取りかかるのは何時も前日の夜中。
それまではよせばいいのに本を読んだり、爪を切ったり。
余計なことを全部やりつくして、他にすることが無い状態で、
ギリギリ切羽詰まった状態で取りかかっていた。
何時も計画性を持って取り組めば良いのに。
今考えるても冷や汗ものだった・・・。

人生に締め切りはどんな形であるのか?!

プロの物書きにならなくて良かったとつくづく思った。
ちなみにこの本は大分版を重ねているようだ。

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話変わって。
先週、何年かぶりで新宿の「思い出横丁」にいった。

たまにはSの店で飲もうぜと学生時代の友人の誘い(3人集まった)
今は亡き学生時代の友人のもつ焼き屋で飲む。
ここだけ終戦後の西口の面影が残っている。
昔は、よほどの通人しか立ち寄らない通りだった。
先先代の主人は注文を受けると焼場のそばにある伝声管で、
二階のくし刺し場にオーダーする。(彼は潜水艦乗りだったらしい)
何を食べても鮮度が抜群に良いので、何時も満員。
今店は亡き友人の弟さんが継いでいる。
この頃は外国人観光客の見学コースになっている。(新宿二丁目も)
私たちが飲んでいる後ろを沢山通っていた。
まだ学生時代にはこの一帯はヤクザ抗争の中心地だった。
今はそれは無いが昼なお暗き細い路地に隙間なく煙を出している。
いまに文化遺産として登録されたりして!(それは無いか)

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OBの皆さんの住む町にも古き昭和が残っているのかしら。
東京は何時もビルド&クラッシュが烈しい街。
光り輝くものばかりで一杯にするだけでは良くない。
光と影が上手く織り成して欲しいものだ。
その日は東京在住の同窓生3人の会になった。

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2017年04月05日

4月5日(水)今日は朝から暖かい日差しが降り注いでいる。桜満開!やっと春になったようだ。朝遅い電車に乗ると子供連れで一杯だった。

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春爛漫!

今朝は赤坂の事務所に出勤。
近所の桜満開の公園を抜け、地元の神社の桜を眺める。
鳥居越しに静かに咲いている風情が良い。
これからしばらく随所で楽しめそうだ。

そんな折、
この季節になると決まって取り出す本がある。
『サクラは何色ですか?』大澤正人著(現代書館)
サブタイトルに西田幾多郎の思想とある。
西田幾多郎(1870〜1945 戦前の日本を代表する哲学者)
この著者はマルキシズムの研究者。

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本の帯にもあるようにサクラの風景のかなたを幻視する哲学書。
この本の出会いは5〜6年前九段の神社の花見からの帰り道。
神保町の古書店で偶然見つけたものだった。
買い求めてすぐに喫茶店で開いてみたが、難解!
基本の考えがあの「西田哲学」だから。
学生時代に岩波文庫『善の研究』に挑戦したが苦戦。
友人たちも彼の言う「絶対矛盾的自己同一」を理解に苦しんだようだ。
そんな挫折の記憶があるのにまたかとおもった。

0405-4


著者は言う。
・・・春のある日満開の桜、そしてあっと言う間に散ってしまう。
あの華麗な花が一夜にして雪のようにハラハラと散る。
「花は桜木、人は武士」と嘯き、潔いもののシンボルとした。
それが戦中の「散華」思想になる(特攻思想)。
古人はサクラをそんな見方をしなかった。
もっと桜そのものを観ていた。
命の乱舞を観ていた。
それがいつの間にか「皇道」「大和心」とかにすり替えて、
かの戦争が遂行されたのだ。
物の本質を見ずに恣意的に使われてしまったサクラ。

今こそ西田哲学の東洋思想の絶対無を再考すべき。
物事の本質をもっとよく見るべきと・・・。

0405-2


現代の問題は70年の時間を経てまた亡霊のように。
サクラに色を付ける教育が始まろうとしている。
政治が変色してきているのか?

今年もまたこの本を最後まで読まずに終わるのか?
せめて去年の栞がはさんであるところ以上は読みたいのだが・・・。

満開の桜に笑われないようにと想う。

0405-1



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2017年03月08日

3月8日(水)このところようやく雨が降って、気持ちも潤った。菜種梅雨(催花雨)ほど長くは降らないが暖雨なのか。

「あたたかな雨が降るなり枯葎(かれむぐら)」 子規

0308-1


今日東京は朝から快晴。
空気はまだまだ冷たいが陽ざしは春の様だ。
昨日の雨のせいか空は青く澄んでいる。

近所で一番早く咲く小学校の桜が雨に煙っていた。

0308-7


今月末には毎年のようにウキウキして開花宣言を待つ。
わたしは賑やかな花見より、人知れずひっそり咲いている様が良いのだ。
その下でもちろん賑やかにやっている風情も好いが、
桜の一木が昼下がりにポツンと咲いている。
そこに花散らしの雨が細かく降っていればいうことが無い。
今年もそんなイメージを持っているのだが・・・・。

0308-3


先週末、久しぶりに犬を連れて川辺の河川敷を散歩。
何時も渡る橋が架け替え工事中。
何十年ぶりなのか、新しい橋げたが出来ていた。
前の橋は欄干も低く少し危なっかしいが昭和の風情があった。
今度はどんなアーチだろうか楽しみだ。
今は橋の架け替えは昔ほど難工事ではなさそうだ。
建築技術が格段に進歩しているようだ。

0308-4


東京は何時の時代もクラッシュ&ビルドをくり返す街。
そのテンポは目覚ましく速い。
あっと言う間に新しいビルが建つ、テンポが早い。

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この間警察ミステリーを読んだ。
『浅草機動捜査隊・鎮魂』鳴海章著 実業之日本社文庫
浅草地元付近で起きた事件の初動捜査犯の話だ。
地元の町名がたくさん出てくる、懐かしさもあってシリーズで読んでいる。

0308-6


先日、浅草のおでん屋に行ったが周辺は様変わりしていた。
あのラインダンスでおなじみだった国際劇場はビューホテルになり、
つくばエキスプレスの駅が地下に出来ていた。
50年前に地名・町名変更でズ分と呼び名が変わった。
いわく元浅草、西浅草など大雑把に変更されたようだ。
地名は歴史・文化の記憶なのに。

0308-2


黒門、聖天、七軒町(私の卒業した高校の所在地)象潟、三筋
田島、猿若、松葉町(同じく小学校)下谷町・・・。
今思い出してもなかなか風情がある呼び名だった。
時代劇で「黒門長の親分!・・・」とか雰囲気あるよね。
出来れば昔の呼び名に戻してもらいたいものだけどね・・・。

0308-8


そうえば村上春樹の新しい小説を昨日買った。
『騎士団長殺し』7年ぶりの長編小説。
大ベストセラーになっているようだ。
デビュー作『風の歌を聴け』は1979年だった。
何時でも彼の新作は本屋でも即完売。
今やとっくに世界のMURAKAMIになっている。
ノーベル文学賞が取れないのが不思議である。

久しぶりに村上ワンダーランドで楽しんでみようか。

OBの皆さんの中にも村上ファンが多いのでは…。

0308-9


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