東放学園

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TOHOKAI
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今日も絶好調

書籍

2019年07月31日

7月30日(水)突然のように夏が来た!そして猛暑。北から南まで天気図は真赤。これからひと月あまり何とかして乗り切らねば!

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今日は水曜日、赤坂に出勤だ。

帽子をかぶり、シャツに冷却材を吹き付けて表に。
バス停まで保冷効果がありひんやりと涼しい。
近頃通勤時間ではないのにバスは年配者で混んでいる。
ほとんどの年配者(70歳以上)は一年間1000円のパス定期券を使用。
東京都はこの点高齢者に優しい?でもバスは混んでいる。(ひと駅でも使う)
いずれ明日は我が身になるかもしれないと思う。

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バスからJR線に乗るが、夏休みとあって子供たちのサークル団体で満員。
今日は赤坂につくまで座ることができなかった。残念。
家から一時間余りの通勤、なんとか会社についた!
会社は涼しく生き返った。

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前回のブログで紹介した中国のSF小説『三体』読了。
すごく売れているそうだ!
全体が三部作構成なので第一部を楽しく読ませてもらった。
(予想とおり異星人とのコンタクトや終末観、宇宙観などなどエンタメ度満載)
堅苦しく統制されている中国から、こんなイメージ豊かなSFが生まれていたとは。
次作にも期待したいと思って居ます。

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先週は久しぶりの「四人会」。浅草、墨田川縁・吾妻橋そばの「うな鐡」。
この日はオツマミのウナギせんべい(ウナギの骨のから揚げ)がうまかった。
目の前の墨田川は暗くなると、屋形船の往来でにぎやか。
暗い水面に船の灯りがともって、中での宴会の様子が見える。
会もお開きになって、表に出るとやはり多くの外国人観光客。
雷門仲見世から流れてきたようだ。
思うに我が幼き日の地元が、様変わりしているのがよくわかる。
少し前までは、閑古鳥理が鳴くぐらい錆びれかけていたこの街が・・・。
街はやはり、生き物のように様変わりするものかと思う。

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今週はマイクル・コナリー著『訣別』古沢嘉通訳 講談社文庫を読んでいる。
ヒエロニムス・“ハリー”・ボッシュという名の刑事物語シリーズ。
1992年『ナイトホークス』以来、欠かさず読んでいる警察小説シリーズ。
もう20作ぐらいの翻訳を重ね、
20年以上続いているアメリカ刑事ものの傑作シリーズ。
年一回のペースで翻訳され、中世画家と同じの名前の主人公に共感を持つ一人。
今や70歳近い年になった主人公、ハリウッド署を辞めラテン系の街の警察署に
非常勤刑事としてコールドケース(未解決事件)担当に再就職。
もう一つの肩書は私立探偵。
物語は二つの事件を交互にカットバック。

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読者の私は、なぜか主人公とともに年を重ねてきたように思える。
こんなにキツイ仕事ではないがそれなりに共感を覚えるのだ。

物語は、さてそろそろ下巻佳境に入るが、
アイスクリームでも食べて一休み・・・・。

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2019年07月24日

7月24日(水)長かった今年の梅雨も明けて、こんどは暑さとの我慢比べ体調管理をせねば!亜熱帯気候化している日本の気象状況、健康ファーストで乗り切ろうと思う。

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参議院の選挙も終わり保守政権は一応安泰?
その分析もそこそこに吉本興業の問題噴出。
TVジャーナリズムは朝から晩まで一日中盛り上がっている。
より面白く身近な話題にシフトしてしまうTVメディアの宿命。
政治よりも芸能ネタのほうが分かりやすいからなのだろう。

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そういえば、もう学校はとっくに夏季休暇に入った。
7、8年通っているD大の書道講座も休み。先日合評会があり前期終了。
受講生や先生から「素朴で味のある字体」とうれしい評価を頂いた。

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始めは「金文篇」、「字統」、「五体篆書辞典」
などなどで描きたい文字を探す。(いつも悪戦苦闘)
今回は北宋の詩人 蘚舜欽の夏の詩文を題材に選んだ。

「別院深深夏筵清/石榴開遍透簾明・・・・」
(静かな昼下がり、奥の庭に夏ござを引いて横になっていると
 石榴(ザクロ)の花が満開なのが簾越しに見えている・・・・)
こんな訳かな?

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いつも書きたい文字を決めてデザインするのに時間をとる。
先生と相談して書き始めるがすんなりとは行かない。
今回も半轍を重ねてしまった。気が付けば早朝にわたった。
が、心地よい脱力感がうれしいから続けられる?

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しかし終わってしばらくは筆を持つことさえしない。ここしばらくは。

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中国文化繋がりではないがSFの話題。

前から話題の『三体』劉 慈欣著、大森 望他訳、が早川書房から出版。
ネビュラ賞候補になり、あのヒューゴー賞を受賞した中国のSF小説。
先週購入して半分ほど読んだがイントロの文化大革命からのつかみはOKだ。
(日本語訳も良くて読みやすい)
巨大電波望遠鏡、秘密の異星人探査交信、オンラインゲームでの潜入。
謎の「三体惑星」の目的は・・・?

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中国ではSF小説を科幻小説という。日本では発売一週間で10刷(重版)。
このSF大河小説は今すごいベストセラーのようだ。

前回のブログで触れた小松左京の雰囲気、
未完の大作『無限回廊』を思い出した。
やはり夏の暑いときには涼しくSF三昧が最高かも・・・。

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2019年07月03日

7月3日(水)今週は九州南部地方の大雨、緊急避難予報、大きな災害にならなければ良いのですが、東京は毎日のように雨、高い湿度で外出するとグッタリです。


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梅雨の晴れ間、河川敷を散歩する。

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典型的なジトジト梅雨空のなかエンジン音がうねりながら耳に飛び込んだ。
競艇場は雨でも開催されていた、近づてみるとスゴイ!
ボートが水面を飛ぶように、跳ねるように高速ではしる。
コーナーを回るときのテクニックはハラハラ、命懸けに見える。
この川辺の遊歩道でしばしレースをタダで観戦。
舟券を買っていない割には楽しめた。
(競輪、オートレース、競艇はフアン減少とか)

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久しぶりにNHK・Eテレの『100分de名著』を見る。

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今月はあの懐かしい!小松左京のSF特集なのだ。
彼は1960年初めの頃夢中になって読んだ作家の一人。
傑作中の傑作「日本沈没」を含めて4作品、神なき時代の神話が番組テーマ。
初回は歴史改変小説『地には平和を』からスタート。

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戦時中、中学生だった彼(小松左京)には終戦後の日本の繁栄に
違和感を覚えている。(作家のモチーフ)

“1945・8.15に 「if!戦争が終わっていなかったら」、
パラレルワールド、タイムパトロール、時間管理庁・・・。
米軍、関東に上陸、大本営は長野に移転、本土決戦へ“。

「・・・日本という国は、完全にほろんでしまっても良かった。
国家がほろびたら、その向こうから、全地上的連帯性をになうべき、
新しい「人間」が生まれてきただろう」 〜『地には平和を』
このテーマは作者の戦後の繁栄の嘘っぽさを突き詰めると
『日本沈没』に繋がっていく 。

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SFファンとして今月のこの放送は楽しみだ。

人は人生の分岐点を何べんも不可避的に選択しながら生きている。
もしあの時「違う選択」をしていたら今の自分はどんな感じになっていた?
あの高名な生物学者今西錦司氏は「生物の進化はなるようにしてなった・・・」とか。
自由意志、選択の自由、運命論・・・。

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私は少しばかり歳をとって、余計な知識と経験値が増えてしまい
深く考えるが少々怠い。
そんな時はSF小説を読むことにしている。(少しキリっとする?)
小松左京、星新一、光瀬龍ら巨匠のSFはいまでも考える原点の一つなのだ。
「すでにあった過去」「今まさに起きている現在」
「予測もできない未来」が描かれるSF。

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梅雨空を時空を鮮やかに飛翔して楽しませてくれるSFに乾杯!

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2019年05月08日

5月8日(水)令和になり何か変わったようなそうでもないような妙な気分。長かった連休も終わった。狭い日本、混雑と人疲れでぐったりしている人も多いようだ。

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こちらはセミリタイアしているので連休には慣れっこ。
なるべく人の少ないところへ避難のつもりが、
高齢者の一部はやはり散歩。いつもの公園や河川敷に集結。
考えることやること一緒なのだ。

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連休初日は知人の陶芸展に葛飾の金町へ。
陶芸はよくわからないが彼は腕を上げたようだ。
家からバスを乗り継いで出かけたが、途中の柴又帝釈天あたりは人が一杯。
帰りに本屋によってリー・チャイルド著の
ジャック・リーチャー・シリーズ最新作を買う。

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『ミッドナイト・ライン』このシリーズはトム・クルーズで映画化されている。
いかにもアメリカらしい荒野をさすらう主人公に、
U・S・Aの病んだ影が見え隠れしている。
原作はアメリカではベストセラー、上巻を読んだが面白い。
高度消費社会の国が夕やみに包まれてきているようだ・・・。
近頃のアメリカンミステリーの佇まいは。

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久しぶりにスポーツクラブに行く休日特別クラスに参加。
ただのストレッチかと思ったらバレエのためのもので、
家に帰ってから筋肉痛になっていた。(無理してしまったのだ)

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金曜日のテレビ東京のドラマ24『きのう何食べた?』を見る。
原作は『モーニング』よしながふみ著。
同棲中のゲイカッップルの話。
西島秀俊のアパートに内野聖陽が転がり込んでくる。
本題は日常料理のレシピが中心のドラマに、
ゲイの微妙なやり取りが面白い。
コミック好きな娘に原作を5巻も借りて読んだ。
これも面白かった、おかずのレシピ満載なのだ。

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連休のある日、近所の桐の花は突然のように咲いた。それも街中の大木だ。
散るのが素早いので、じっくりと見させてもらう。
あの独特な紫色の花房がもはや落ち始めていた。
ボタンの花もあっという間に終わってしまった。
花の命は本当に短い。それゆえこの上なく美しいのか。

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OBの皆さんのG・Wはいかがでしたか?
今年はなぜか連休が多いような年。遊び疲れなように。
(パートやアルバイトの人は困っているようだが)

雷が2〜3日続いて陽気はもはや初夏のようだ・・・。

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2018年10月10日

10月10日(水)今年の秋は地震や台風夏の猛暑で秋らしい季節感がないままに過ぎていく。気が付けばもう10月半ば。これから毎年こんな調子では体がもたないかも。

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関東各地の海が近い公園の草木が立ち枯れている。
塩害のようだ。我が家の植木も草花もやられた。
台風25号の強い潮風をまともに受けていた。
立木は風の反面だけ葉っぱが枯れて庭掃除が大変。
東京湾の河口からはかなり離れているのに、
今更自然の脅威はすごいものだと思った。

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あと20年ぐらいで気温が2度上昇するというが、
生態系だけでなく様々な影響が出てきて完全な亜熱帯化。
現在の東南アジアの気候になるなんて想像がつかない。
そのうち赤や青の熱帯魚が東京湾を泳いでいたりして。
今日は庭のバナナで朝食だなんて、笑えないかも。

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昨日今日はなぜか夏日で蚊が元気になって刺されてしまった。
庭の秋の虫も今年最後のか細い鳴き声。

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でも昆虫は様々な形で長く生き延びている。
「昆虫すごいぜ!」(Eテレ:香川照之)に共感!
今年も何本か見てしまった。昆虫好きの大人は意外と多い。
少年の頃、捕虫網を振り回していた夏休み。
私は特に蝶の鱗粉の手触りやにおいが思い出される。

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『バカの壁』の解剖学者 養老孟司、『動的平衡』の福岡伸一は昆虫フリーク。
昆虫の複雑で多様に進化しているさまは不思議そのものだ。
きっと神様が熱中してデザインしたのかも知れないほど美しい。
あんなに熱中していた虫取り熱もいつしか消え、
探偵小説や映画、絵画と変わっていった。
今更オニヤンマと一日中空中戦をしていた頃が懐かしくなる。

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「生命とは何か。生命をモノとして見ればミクロな部品の集合体にすぎない。
しかし、生命を現象ととして捉えると、それは動的な平衡となる。・・・・
(中略)
水の流れには不思議な秩序がある。ねじれのようでもあり、
らせんのようでもある。
少しずつ形を変えつつ、ある種の平衡を保っている。
しかも二度と同じ水ではない。
しかし流れは常にそこにある。・・・・」新版『動的平衡2』小学館新書

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鴨長明の『方丈記』のような無常観。
生々流転のなかにそのカタチで生きていること。
川の水は常に変わるが「川」そのものの概念は変わらない。
形ある生命も同じと言えるようだ。

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概略外見は昨日と同じようだが、
中身の何十兆の細胞は日に日に生成死滅している。
凄まじい内側が変化しているのに外見はそんなに変わらない。

変化をしているがバランスを崩さないほど、巧みに恒常性を保っている。
生き物の生命は、その危うい平衡バランスに保たれているという。
時代時代で変わっていく「ことば」にも似ている。

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読書の秋、夜長に福岡さんの本でも読みなおそうか・・・。

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2018年08月01日

8月1日(水)先週末の、迷走台風が去ってまた被害が続出、今年の夏は日本中「災害列島」模様8月も始まったばかりでこれから先が思いやられます!

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先週、もう30年以上お付き合いしている友人と会った。

今秋、いよいよ社長に就任されるとかで、
今後のこともあるのでご相談をしたいとのこと。
まじめな彼はとにかく誠実な仕事ぶりが評価されたのだろう。

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「社長になったらまた見える景色が変わってくるよ」
ありきたりな助言、堅苦しいことは抜きに一杯やることになった。
出会ったのはまだ彼は20代、それが今年還暦になるとか。
とにかくめでたいことが重なる、そこでもう一杯。
とにかく冷えたビールがうまかった。
彼は東北地方出身、若いころの苦労話があったりで話が弾んだ。
彼が自分の弟のような気がしてきて嬉しくなり。
お互い来し方のもろもろの思い出話に花が咲いた。
真夏の夜のひと時、思いがけない良い時間を過ごさせてもらった。
これからもお互いによろしくと上機嫌でお開きとなった。
良き縁はこれからも長く続けたいものだ。

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今日は土用の丑の日、昼食は事務所の皆で豪勢にウナギ。
赤坂の名店とあって昼前から行列。
ウナギが高騰しているせいか本体がやや小さいサイズ。
それでも久しぶりの味に感激!味わいもひとしおだった。
それにしてもこの日を名付けた平賀源内は偉い。(名コピーライター)

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マリアナ海溝からはるばるやってくるウナギの稚魚。
これも準絶滅危惧種とか。海水温が高くて日本に来れなくて不漁とか。
この気候で野菜も高騰しているようだ。
地上の生態系の王者の人間もこの気象現象には手が出ない、無力。

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先日、1960年代SF小説、異常気象ものの大家J・G・バラードをグッグってみた。
地球が異常気象で破滅していく物語。3部作ある。
『沈んだ世界』『燃える世界』『結晶世界』東京創元社文庫。
まさに、今地球は『燃える世界』1970年中村保男訳(在版なし) の様相。

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人間が自然界を有機物で汚染した結果雨の降らない異常乾燥が続いて、
山火事が多発。海水蒸発せず砂漠化。文字通り地球全体が燃えるように熱くなる。
水を求めて混乱した人々のサバイバルが始まる・・・。

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現実でもアメリカ西海岸の大規模山火事、溶けた氷河の接岸・・・。

SF小説はある意味未来を予見するという。
J・G・バラードは中村氏の名訳もあり抒情的な文章、詩的でもある。
昔、彼の作品たくさん読ませてもらった。
でもほんとうに彼の作品のように世界が終ってしまったら・・・。

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いま私の左手にはガイガリくんのアイスバーが溶けかかっているのだ!

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2018年07月18日

7月18日(水)西日本の水害、本当に悲惨です。折からの猛暑も二次的災害です。一日でも早い復旧を祈らずには居れません、心よりお祈りします。

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それにしても東京の暑さは何なのだ!
予報ではこれから一週間35度の猛暑日が続くと。
今日も朝からバスと電車で赤坂に来たが。
街全体が陽炎みたいに熱で揺らいでいる。
バス待ちの長い列。JR線の駅のホームで汗をかく。
社内の冷房に感謝!

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昨日、書道のため辞書を引きながら「酷暑」の酷の字を探した・・・。
辞書は白川静さんの「字統」。重くて大きな辞書だ。
ここ数年書道の課題が出るとお世話になる。
漢字の語源・歴史を引く。

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普通の漢和辞典には載っていない字句意味を知るツールだ。
「酷」は強い酒の意味が転じて副詞的な「すごく」、「ひどく」になったようだ。
ちなみに、私の名前の「彦」は顔に美しい入れ墨をした男子の意味。
斜めの3本の斜線は入れ墨の形象で男子の美称とか。(私は名前負け)

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「本当は怖い漢字」的な読み物があるが漢字文化の起源は古くて面白い。
最近その生みの親の中国では簡体字に移り変わって少し興覚め。
日本も新体字(学とか医とか画数の多い漢字)になったのも簡略化の流れか。
もともと漢字文化の韓国はハングル文字になってしまった。
台湾を訪ねると町の看板が懐かしい旧字で嬉しくなる。

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文字の発明は長い文化の歴史に繋がっている。
「ことば」から文字に至る道は長い。発語期間から象形文字へ。
亀甲文字は神と為政者との神託。
やがて為政者が力を持ち、人民との契約のため文字を制定。
時代が変わるとともに字体も変わっていく。
篆書・隷書・草書・行書・楷書・・・明朝書体など。
何十万語もある漢字文化はすごい文化の集積物。
これから日本も中国のように簡体字風になるのか。

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現在私は篆書の前の書体金文(青銅器に鋳込まれた文字)を学んでいる。
ほとんどわからない文字を専門の辞書で引くのが楽しみ。
その形象を通して古代中国の文化を感じ取れる気がする。
春秋戦国時代の文字をたどっている。

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一説、世界には二千種ほどの文字があるという。
地域環境によってさまざまな変転を遂げている。
パソコンや携帯で書字の習慣が薄れている昨今。
それでも書道はまずまず盛況のようだ。
硯で墨をする香りがする。時間がゆったりと流れる。
緊張感をもって筆を運ぶと癒しの異次元。

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筆を置くと周囲の様々な物音が聞こえる。
秋ならば庭の虫の音、夜蝉のジイと飛ぶ声。
早く秋にならないかなァ・・・。

文字についての長話、お付き合いありがとうございました。

OBの皆さん、改めて酷暑お見舞いいたします。

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2018年06月13日

6月13日(水)東京は今日は梅雨の晴れ間湿気もなくて過ごしやすい日になりました。今日は所用で新橋方面に出かけ、緑濃い愛宕山のNHK放送博物館に立ち寄りました。

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先週末、古いOB 2期生(40年前)橋本健司さんにお会いした。
「私 今年65歳になります!」と開口一番告げられた。
もうそんなお歳にといったがこっちもいい歳のジイサンなので納得!
まだ放送業界で頑張っておられるようだ。

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NHK放送博物館、ずいぶん前にいったが記憶が薄い。
小高い山の上(愛宕山)に地味にあった。

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子供の頃に聞いた講談『寛永三馬術』馬術の名手、
曲垣平九郎が愛宕神社の石段を、
愛馬で一気に駆け上ったという一席。(なぜか思い出した)

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博物館はもっと展示が派手かと思ったが、
一番の見せ場は4K、8Kのホールだ。
東京オリンピックを目指しているが、
民放はその対応にまたまた苦慮している。
私たち視聴者もまた値段の張る受像機をどうするかだ!まったく。
画像は今のデジタルで十分に思えるのに・・・。

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打ち合わせも終わりJR新橋までもどった。
駅前の新橋ビルは健在だが、これから耐震問題もあり建て替えるのか?
街角インタビューでニュース映像に映り込むおなじみのランドマーク、どうなる?

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そいえばここ20年でわたしの住む近所の本屋が消えてしまった。
一時期は最寄りの駅周辺から家までに古本屋をいれて4件もあったのに。
かつて勤め帰りにたいていブラブラついでに立ち寄ったものだ。
都の店もこの街にふさわしい店構えと雰囲気があった。
アマゾンなどネットで手軽に購入できるようになったのも一つの原因か。
現在私は唯一残った町の書店で買うことにしている。
差がいている本がなければ取り寄せてもらう。

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3〜4日、一週間ぐらいで購入できる、待っているのも楽しい。
学生時代はよく本屋で立ち読みをしたものだ。
あまり長く読んでいると店によっては何気なくはたきをかけるしぐさ。
立ち読み、一週間ぐらいでミステリーを読破したこともあった。(すみませんでした)

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また古本屋では意見乱雑日本が並べられ、
老眼鏡をかけた店主、そしてそばに猫が寝ている。
店内は古本の独特な匂い古本に同化したような店主が時々あらぬ方を見ている。
今はそんな昭和な本屋が少なくなった、寂しい限り・・・。

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この間我が家の本棚を整理していたら隅のほうの本棚裏から
なんだかあの古書店のような匂いがしてきた。
10年以上も開いていない本たちの匂いだ。

今日帰りに頼んであった本が来ているようなので本屋に立ち寄ろう。

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2018年05月23日

5月23日(水)ここしばらく5月らしいスカッとした天気で、風も気持ちよい日が続きました。そして今日は久しぶりの雨。紫陽花の色が日増しに濃くなってきた。

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昨日夕方TVのニュースを見ていたら、
ここのところ話題のアメフト事件の直接の加害者の、
学生の記者会見があった。
いろいろと考えさせられることが多かった。

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本来学生が楽しむためにある部活に学校側が支配しようとしすぎる。
過激なまでの規制とまるでプロ化しようとしてさえいる。
監督の絶対支配。そしてコーチを通しての無理無体な命令。
まるで戦前の軍隊のようだと思った。
その学生曰く。
「楽しいかったアメフトが楽しくなくなった」

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大人であるべき組織が一人の若者の将来までも潰したようだ。
健全なスポーツを通して健全な学校教育を目指していくのが筋。
スポーツにはルールがあるように、
社会のルールと自分のルールに基づいたその学生。
前途ある若者を育むはずの教育機関が大きな勘違いをしているようだ。
なんとも切なくやるせなくなる出来事だ・・・。

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今日は朝から薄日がしてはいるが、
小雨模様の天気。「狐雨」「狐の嫁入り」「天気雨」
狐は人を騙し、からかうから来ているのか。
今はあまり使わなくなった言葉に子供の頃意味も分からず、
空を見て「キツネの嫁入りだ!」と言っていた頃をを思い出す。

いま、庭の紫陽花が元気がいい。
日増しに葉の数が多くなり勢いよく茂ってきている。
ものすごい生命力!季節限定だがうらやましぞ!

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植物は植えられたものと書く。動物は動くものだ。
生物の進化の過程で動かないことを選んだ植物。
一方、動き回り生を営む動物。
(その中間を行くコケのような生き物もいる)
動いているゆえの幸せと不幸せ。動かずにいることも同様か?
たまたま人間は言葉を発明して意思の伝えあいをしているのだが、
もしかしたら植物にもそんな気配があるとTVの科学番組で言っていた。
生物の存在自体が大きな謎なのにね。知れば知るほど謎は深まる。
一つの考えだが、生物の使命は確実に子孫を残すこと。
自分の命を繋ぐものとしての存在であることは確かなようだ。
大いなる偶然の重なりで誕生した「生命」。

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こんな奇跡の中で生を受けた私だが、
存在として自分の人生を存分に生きているのだろうか?
些細なことで一喜一憂したりどうも落ち着きがない。
「セ・ラ・ヴィ」それが人生っていうものさ!と流そう!

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『世界はなぜ「ある」のか? : 実存をめぐる科学・哲学的探索』
ジム・ホルト 著 早川書房

実存をめぐる哲学的探究。ミステリー風なタッチの文章。
哲学者、物理学者、神学者、天文学者を次々にインタビュー、対話。
その核心に迫っていくジャーナリスチックな展開。
変な哲学書を読むより爽快だった。
結局は自分探しの謎解きなのか?その執着心には脱帽した。

世界はそのまま謎に満ち溢れている。
何故と問うことがためらわれる領域もある。
上記の書のようにわからないことが分かったという収穫もある。

人間いくつになっても、謎だらけの人生を生きるようになっているのだ。
今日は「狐の嫁入り」のような天気に化かされてしまったようだ。(笑)
そんな気分・・・。

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今年は梅雨入りが早いようだ、そして短いかも。


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2018年03月14日

3月14日(水)今日東京はいっきょに春の陽気、初夏の様な暖かさです。このままサクラが咲きそうなポカポカでこのままいけば良いのですが。

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近所の小さな公園に一本の河津サクラが満開。

ソメイヨシノ桜より一カ月ほど早く咲く。
青空にピンク色が絶妙なコントラスト。
これから来る本格的な桜、花見の予告編のようだ。
しばしベンチに座って缶コーヒーでささやかな花見。
これはこれでひそやかな楽しみなのだ。
見る人のいない昼下がりのひと時。

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一方ソメイヨシノもつぼみを膨らませている。
今年は開花が早そうだ。今から楽しみ。
何故毎年この季節になると心がウキウキするのか?
いっきょに花を付け一週間ほどで散ってしまう。
まるで歌舞伎の舞台のどんでん返しの様な。
摩訶不思議なあやしい華やぎの強烈な光景。
日本人の血に流れる怪しさと危うさ好み。
普段平静な農耕民族に潜むものかもしれない。

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それにしても今月末にはお花見の騒がしい光景が。
私は一人花見が好きなのだが。
開花が待たれて仕方がない・・・。

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待つと言えば14年も待たせたミステリー作家・原寮(はらりょう)。
生ける伝説の作家とも言われている。

1988年に『そして夜は甦る』で日本ミステリー界にデビュー。
私立探偵沢崎シリーズしか書かない。
デビュー以来5作。という超寡作ぶりで「生ける伝説の作家」と呼ばれている。

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探偵事務所は西新宿の外れにある立ち退きを迫られているビルの一室。
今作『それまでの明日』ハヤカワ書房 もそこで始まる。
依頼人は大手ファイナンスの支店長。
面会を兼ねてその支店を訪ねると、偶然、強盗騒ぎに遭遇。
無事に解決したが捜査官はシリーズ御馴染の
錦織警部や田島警部補が登場。
しかし肝心の依頼人からの連絡いまだにが取れない・・・・。

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デビュー以来30年間、第2作『私が殺した少女』で直木賞を受賞。
ミステリーが市民権を得るようになった。

原はフリージャズのピアニスト。その随筆集『ミステリオ―ソ』ハヤカワ書房。
モダンジャズと映画の話が載っている。
また彼は私と同年輩。セロニアス・モンクやマイルス・ディビス、コルトレーン・・・。

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学生時代に良く聴いたモダンジャズ、両切りのピース(たばこ)。
チャンドラーやロス・マクドナルドを丹念に読み、
ジャズピアノからミステリー作家へ転身。
日本社会の中でハードボイルド小説が彼の作品でようやく根付いたようだ。

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彼の熱烈のファンの中には原の作品を待つことが生きがいと言う者もいると。

14年振りの作品、丁寧にゆっくりと読み始めた。

何せファンとしては前作から”長いお別れ”だったのだから。

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