東放学園

TOHO会

TOHOKAI
東放学園同窓会のためのTOHO会へようこそ!
今日も絶好調

東放学園

2016年01月28日

1月28日(木)先週末、静岡TOHO会が開催されました。20名を超えるOBが参加。かつてない人数と年齢層も35歳と幅の広く、世代を超えた楽しい集まりになりました!

0128-8 明治記念館 ライトアップの木


大寒波!時節柄、静岡も寒いと思い着込んだが、
そこはやっぱり温暖な駿河の地。
東京都より2〜3度暖かかった。

行きは新幹線の「こだま」。
いつも「のぞみ」に乗ることが多いので
逆に各駅停車の旅のようで面白かった。

一時間半で静岡市。(「のぞみ」なら名古屋まで行ける)
いつの間にか政令指定都市になっていた。
しかし最近は駅や町周辺の風景が皆同じように映る。
なんとなく静岡駅はなんとなく名古屋駅に似ている。
いつからこの国は均一化の流れに乗ってしまったのか!味気ないぞ。

0128-1静岡TOHO会 集合


夕方からTOHO会がオープン。
50〜60畳の大広間いっぱいの宴席。
端から端まで15メートル、キャッチボールができそうな広さだ。
小河原会長は今後この会のサブテーマを異業種交流から、
「世代を超えた新たなる交流」へとチェンジしたいとの提案。
会長も去年還暦で考えが変わったようだ。(わたしも提案に賛成!)

0128-2静岡歓談


今回来られたOBの大半は放送業界の方々。
他の地区のOBは一般の仕事につかれている割合が多いのに、
宴席はまるで業界の2次会のようだった。
酒の肴ほ静岡名物「黒おでん」。(帰りに土産に買う)
今回の一番の年長者はアナウンス学院卒の石井さん。
今は亡き茂木先生や、池谷先生の話で盛り上がる。
今も地元で現役のアナウンサーでご活躍とのこと。(息が長い!)
また隣の席の卒業生からは人生相談?
大変な盛り上がりのまま2次会へ突入。
次回は静岡のもう一つの大都市「浜松」での声も。

0128-3静岡TOHO会 宴会


とにかくかつてない人数と盛り上がりのTOHO会。
帰りの車窓から冬晴れの富士山が見送ってくれた。

0128-4富士山


話変わって、
今年も業界団体の賀詞交歓会に招かれる。
近年参加メンバーも若手に様変わり、
日本音楽スタジオ協会の会場で音響の先生と対面。

0128-6 和田・阿部先生 japrs新年会


和田先生と阿部先生。
お二人とも学生時代からのご縁。
今や立派な中堅どころの教師。
ホントに時間のたつのが早い。
今まさに業界の中軸となっているOBとも近況報告。
東放は同業他校よりOB定着率が多いと思う。
業界の地下茎ネットワークを大切に。

0128-5 2016 japrs新年会


(閑話休題)

先週初め、わたしが今通っているD大学の文化会館で、
書の制作発表会があった。
現在「篆書」で金文を習っている。
中国古代文字が面白く、そして奥が深い。
今回は唐の詩人 李白の五言絶句「・・・弧雲独去閑・・・」
仲間から「なんか吹っ切れたようにのびのびとして良いね」と。

今年の書き初めになった。

0128-7 書展 2016 篆書


toho_sakuma at 17:00 この記事をクリップ!

2015年09月09日

9月9日(水)今週も東京は天気が悪い、今朝も雨が凄い降り、ダブル台風、秋雨前線。台風18号は愛知に上陸した模様。被害が大きくならないで欲しいと願うばかりだ。

先週、本学のキャリアセンターの横田先生の祝!還暦会。
夕方、何時も通い慣れた浅草で会食。
約束より2時間ほど早く家を出た。

何時か行ってみたいと思っていた東武線の「鐘ヶ淵」。
(鐘淵紡績-カネボウの創業地)

0909-2


ホントに東京下町ローカル線。
東武亀戸線に乗って曳舟駅で乗り換える。
時代小説 『剣客商売』池波正太郎著 の主人公初老の剣士、
秋山小兵衛の隠居した住まいが鐘が淵の農家。
大川(隅田川)綾瀬川、荒川が合流するところ(淵)。

0909-3


TV映画では小兵衛が娘の様に若い女房に舟を漕がせ、
浅草から大川をゆったり上って行くさまが描かれていた。
今はもちろん鐘ヶ淵付近には河は無いようだ。
ただ駅名で残っているのがなぜか懐かしくて訪ねた。
そして駅の周辺をひとまわりしているとポツポツと雨・・・。

東京の城東地区はもともと川に挟まれた低地。
この頃は「川の手」と気取った言い方をしているが、
少し前までは台風が来るとすぐに浸水していたのだ。

少しすがれた商店街を観ながら、我ながらモノ好きな奴だと思う。

0909-1


夕方、浅草に着く。
仲見世、新仲見世は平日にも拘らず込んでいた。
その7〜8割が外国の観光客、中国人がやはり多い。
賑やかなことは結構なことなのだ。

店につくと、もう皆が待っていた。
横田さんがもう還暦!
30住年ほど前に私が面接試験をした。
それからのご縁である。
月並みだが時間が経つのは早いものだ。
ほとんど長らく私の下で活躍され、
音楽・音響専門校の校長もされ、いまは業界の窓口には欠かせない
生徒の進路の開拓で多忙なご様子。

0909-4


もともとは音響のPAマン。
(public adress マイク、スピーカー、アンプなど音響機器のこと)
コンサート会場などでコンソールにいて再生音響をベストに操作する。
その時の現場の条件により
(ホールの特性、温度、湿度、客層、曲の特性・・・)
音は見えないのでミキサーの腕の見せ所である。
それだけにミキサーはこだわりが多い。
生音を最高の再生音として届けるのだから、
フェイダーひと目盛が勝負の分かれ目なのかもしれない。
わたしは映像屋だったのでその繊細さが違っていた。
奥の深い職業といえる。

0909-5


ほとんど全国のホールを機材を持ってまわっていたようだ。
今でも地方に行かれると必ずその地のホールを訪ねている・・・。

0909-7


二次会は銀座のライブハウス。
例によって80年代〜90年代のノリの良いディスコサウンド。
「還暦ブルー」とは横田さんの弁。
サラリーマン、一仕事一役終える区切りの時。
自分を思い起こすとその気持ちはよく解る気がする。
ガンバレ!人生、まだまだ続くのだから。
昨日は昨日、今日は今日、そして明日が来るかも・・・。

OBの方々にもとっくに還暦を迎えた人も多いのでは。

還暦と言う通過儀礼とはいえ40年も働かせて頂いた組織にまず感謝。
少しづづお返しをしなくてはならないのかも。
何時までもブルーになってはいられない。


まだ見ぬ明日がある・・・。

0909-6


toho_sakuma at 17:00 この記事をクリップ!

2015年06月17日

6月17日(水)今日、東京は昼前あたりから突然のドシャ降りの雨。ゲリラ豪雨。

駅の軒先には大勢が雨宿り、一時間ぐらい降り続いた。
予報は曇りなのに。
何時までも止まず「本降りになって飛び出す雨宿り」の人もいた。

6月は旧暦では水無月(みなづき)。
何か変な感じではある。
一説、「みなづき」の「な」は連体助詞で「の」の意味らしい。
田んぼに水を入れる季節からの転用とか。

0617-1


近所の居酒屋に江戸文字で「水無月」の看板。
女将さんに聞いたら、お客さんが書いてくれたそうな。
なんとも粋な看板である、お客さんもね。
水商売だけに、合点がいった(ひねりがきいている?)。

話は変わるが、
先日、映画の講義の打ち合わせで学校に行ったところ、
猛禽類写真のプロ?関先生とお話しする機会があった。
「今度は戦闘機の写真を撮っています」
「空飛ぶ猛禽類ですか?どちらも精悍でカッコいいなあ!」
「私も子供の頃、中学2年生ぐらいまで
戦艦や空母、巡洋艦、ゼロ戦の模型を創っていたんです。
その頃はプラモではなく木のキットを買って、
サンドペーパーで磨き自分で着色しました。楽しかった!」
「木からですか…!」
「零戦、隼、紫電改どれもワクワクするほど美しい機体ですね」
わたしは思わず遠い目をしてつぶやていたようだ・・・。

0617-8


後日、関先生から米軍基地で撮った力作が送られてきた。
やはり猛禽類の擬人化の様な戦闘機たち。
ながいタマ(超望遠レンズ)を使った作品。
どれも実に美しいフォルムなのだ。
重厚で機能美にあふれ、
そのうえ音速で空を駆ける凄い奴ら。
金網越しに手ぶれもせず、望遠で撮るのは凄技なのだ。
金属の塊が空を飛ぶなんて!というが、
自分はそんなこと考えもしない。当然なのだ!
軍事とか戦闘とかそんな言葉をすんなりとはずして、
ただただその存在の美を楽しもう。

0617-5


0617-6


マニア、オタクはそれらの醸し出すイメージに酔っているのだから、
何にもしなくて批判しているだけの文句言い屋にはなりたくない。
自分の足と時間と真剣に汗を流せ。
趣味の世界はかなり奥深いことが分かる筈。

0617 -2


0617-3


0617- 4


今回はジェット戦闘機と猛禽類の写真集。
カットバックしてみるとその相関性が解る。
空飛ぶ勇者たちの姿をじっくりと楽しもう!

関先生今回も色々お気遣いいただき有難うございました!!
また新作があったらご紹介ください。有難うございました。

0617-7


toho_sakuma at 12:00 この記事をクリップ!

2015年01月28日

1月28日(水)東京、昨日は春陽気。今日は一転して冬に逆戻り異常気象の影響か。三寒四温が早めに来ている?アメリカ西海岸の異常気象で大雪とか・・・

0128-1


I AM KENJI

ネットにこのボードが多数載せられている。
平和の為活動するジャーナリストを救うキャンペーン。
彼の無事を祈らずにはいれない。

宗教・文化・・・植民地支配、戦争、テロ。
人間は同じ過ちを繰り返し、
次世代に負の遺伝子を残してはいけない。
本当に人類は進化しているのだろか。
異常気象が長期に続いただけで、
もしかしたら「理不尽な」絶滅があるかも。
なんとも人類は危うい種族。
それでも同じ種族が憎しみ合い殺し合うとは。
穏やかに生きてゆく道を説く宗教は無力なのか・・・。

わが家のワンコもこの季節少し太め。
近所の河川敷を長めに散歩。
この放水路は荒川の分流。
この寒さでも釣竿を何本も立てたオジサンたちがいる。
時折、川のなかほどでは大きな奴がジャンプする。
たまに1メートルぐらいの草魚らしき獲物があるらしい。
完全防寒の釣り人を観ながらワンコと早足で駆け抜ける。
太めの彼と自分の為にもと続けようと思う。

0128-2


今年は新年会が多い年になった。
先週は2回。
学校の新年会と業界のそれに出席。
会場の西新宿の京王プラザからの眺めは雄大。
コクーンタワーが眼下に。
何時も見上げているから変なイメージ。

一般社団法人 日本音楽スタジオ協会の賀詞交歓会。
TOHOも音響専門学校が加わっている。
TOHOはここでも資格試験を立ち上げた実績がある。
今年は若手中堅の職員がこの会からデビュー。
和田先生と阿部先生だ。
お二人は本校のOB、両人とも結婚され幸せそうだ。
学生だったころ以来のお付き合い。
20数年たった筈、これからTOHOを背負う筈。
頑張ってください!

0128-3


学校は50年たってようやく一人前として見られる。
なんと長いストロークなのか。
教育内容・教師・OBなどが何時も見られている。
継続は力というが、無事これ名馬。
多くの卒業生に支えられ歴史と伝統が築かれる。
ガンバレ!教職員の方々。
われわれ職員OBも常に見守っている。
良きTOHOのDNAを磨いて生き抜いて欲しい。
50年100年と良き歴史を紡いでいくことなのだから。

0128-4


toho_sakuma at 17:00 この記事をクリップ!

2014年11月26日

11月26日(水)先週末、TOHO会のOB交流会で台湾訪問。現地は真夏の様に暑かった。今後、台湾独自のOB会として発展して欲しいと思う。OB方は皆元気でした。

1126-1


東京、羽田を出る時は冬の恰好、
台北の松山空港に着いたら夏!
この温度差は覚悟していたが、
やはりスゴイ!

台湾のTOHO・OB会もかなりの人数になるので、
早く独立した活動が出来るようにと、
TOHO会としてバックアップしている最中。
すでに韓国は独自の組織を持っていて、
韓国TOHO会として活動している。
近年東南アジアの留学生がTOHOも増えてきた。
特に中国・台湾が
かつての韓国の勢いを思わせる増加だ。

1126-2


この日は夕食を兼ねて夜市へ。
早めに着いたせいか露天はスタンバイ中。
しかし、早くも独自の匂いの洪水に包まれる。
アジアでは普通?
香辛料なのだろうか。
なれるまで時間がかかる。
煌々とした夜店群には
見慣れない果物や、
御馴染イカ焼き、串揚げに圧倒される。
そう云えばあまり欧米人が見えない。
昨年もこの香りのせいか見かけなかった。
香りも文化なのだが・・・。

1126-3


翌日はOBとの交流懇親会。
隣の席には声優科卒業のOGさん。
先頃デビューしたばかりとの事。
「まだガヤ(その他大勢)のアテレコデビューでーす。」
とすごく上手な日本語には驚かされる。
自分の紹介・挨拶では、
「この縁を大事に。
どんな良縁もつなげる努力をしないと
縁が逃げて行ってしまうかも」と話した。
交流会の楽しい時間は、二次会カラオケへ。
土曜日の夜とあって繁華街はまるで六本木の様。
若者たちで深夜まで人があふれていた。

1126-4


懇親交流会まで台北郊外「淡水」に行く。
東洋のベニスと言われる名所だ。
私の父も仕事で台湾にいくと、
淡水の夕陽はきれいだったと云っていた。
この地は過去4か国の支配を受けた処だ。
欧米の異文化が不思議に調和している。
水辺から爽やかな風が通り、
丘の上の領事館はグラバー亭を大きくしたよう。
見下ろすと川面のキラキラが眼に眩しい。
雲一片無し!南国  快晴!・・・・

1126-5


今回もこの交流訪問をセットして頂いた
TOHO会事務局、役員の皆さん、
本当にありがとうございました。
遠くアジアの台湾までOB訪問ができるとは、
学園設立当時を考えると夢の様です。
これからも世界に通じるTOHO人を
よい教育で送り出してください!

1126-6


toho_sakuma at 17:00 この記事をクリップ!

2014年11月05日

11月5日(水)朝夕が寒くなってきました。晩秋、外出時に着ていくものに迷うこの頃。先週は大勢のOBの方々にお会いする機会が多かったです。

1105-1


始まりは水曜日、同じ放送関係の講習会でお二人とお会いする。
放送芸術科卒の野村秀夫さん。
もう30年来、何回かお会いしている。
この間一緒に食事したのは2〜3年前か?
変わらずお元気で、
「今度は奥さんも一緒にあいませんか?」とのお誘い。
奥様もTOHOのOBなのだ。
この日、二人目は、講習会が終了してから声がかかった。
20年くらい前卒のOB、齋藤一美さん。
関谷先生クラス、
クラブはTPF(東放プランニングファミリー)だった。
「最初先生かなと思ったのですが、声が全然変わらなくって・・・」
人間、声はなかなか変わらないようだ。

1105-2


金曜日、東放学園の会議があって小河原TOHO会会長とお会いする。
最近、OBの鹿島勤監督の映画作品『25 NIJYU-GO』東映Vシネマ25周年記念作品
そのタイトルロール全てを手書きされたそうだ。ータイトルデザイン(スタッフ・キャスト)
自宅で相当ご苦労されたようだ。
コピーを見せて頂く。
私は彼の字体・書体が好きだ。
彼も先日還暦(部下の方が創ってくれたTシャツを頂く)を迎えた。
早いものだ。
でもこうして好きなことで同窓生で協力し合う。
TOHO会の絆の強さの一端を観ました。

1105-3


そして土曜日。昭和52年度卒放送芸術科のメンバーとのクラス会。
2年前と同じ銀座「ライオン」に集う。
前回より人数は少なかったが大盛り上がり、
学校時代の思い出話。授業はともかく
皆それぞれに人のアパートや下宿、
実家まで押し掛けていたようだ。
そこでのエピソードが色々あって「実はその時オマエは・・・だった」とか。
あっと言う間に楽しい時間は経ってしまう。
今回は、青森の八戸から岩井良樹さんが駆けつけてくれた。
彼とは学生時代より長い時間話すことが出来た。
ブラッド・ピットが好きで特に映画『セブン』は心に残ると。
二人ともほとんど同じ感想なので改めて感激!
彼とは30年以上の月日が流れたと云うのに・・・。

1105-4


毎度云うが「出会い」は毎日何時でもあるが、
それを「縁」にするのは努力が必要。
どんな好い出会いがあっても双方にとって
「良縁」に出来るかどうかなのだと思う。
世間を狭くして引き籠るもよし。
出来るだけ良い縁に出会うため人や物事に出会うもよし。
あるひと時でも一緒にいた人なら、
自分の追体験や、
その人の追体験を語り合うのも
生きてきた一つの証と思えるかもしれない。

また皆さん元気でお会いしたいですね!

1105-5


toho_sakuma at 10:32 この記事をクリップ!

2014年10月22日

10月22日(水)先週末、わが家に近いグラウンド(私学共済経営)で音響専門学校のスポーツ大会を楽しく見学させて頂いた。

1022-1


柳田先生から連絡があり、
先週、音響専門学校のスポーツ大会を見学!
現役の頃、もう何年も前になるだろうか。
何時も当日のお天気が気がかりでした。
前日は、「絶対晴れてくれ!」と祈る気持ち。
今改めてグランドの学生、職員を見るのは新鮮だ。
合間にキャッチボールをして頂き感謝、柳田先生。
学生時代から変わらず、
すっかり中堅の頼りになる先生になられたようだ。
奈木野校長もすっかり校長先生らしい風格。

広いグランドで秋晴れの一日。
学生たちにとって、
思い出に残るシーンかも。
学校は年間スケジュールで変わりなく運営される。
それでも学生は変わっていくが
それぞれに
良き思い出を創って欲しい。
教職員はその裏方なのである。
それにしても
孫の様な年代の若いエネルギーを見るだけでも、
何か懐かしく、嬉しい気持ちがした
お声を掛けて頂き感謝しています。
よい一時でした!有難うございます。

1022-2


週末、映画を観にいった。
過重に期待しなようにしようと思うのだが、
やはり期待してしまうフィルムだから
監督だから・・・。

『ジャージー ボーイズ』。
大好きなクリント・イーストウッド監督の最新作。
まさに私の青春時代の口ずさんだ名曲で一杯。
ザ・フォーシーズンズというグループの物語。

「シェリー」 ♪シェリー、シェリーベイビィ・・・♪
「君の瞳に恋してる」など
アメリカの50年・60年代のヒットチャートを席巻。
ビートルズが出る前の話だ。

当時ラジオから流れてくる彼らの歌声。
奇跡のファルセットと言われたメインボーカルの
フランキー・ヴァリを中心にスト―リーは展開。
貧しいイタリア移民の青年。
悪の仲間の借金、嫉妬や裏切り。
それでも仲間を信じ歌い続ける・・・。

1022-3


イーストウッド監督は、80歳を超えて大健在。
もう30本以上メガホンを撮っている。
今回の演出は
本格的なアメリカングラフティを
きらびやかさを意識的に避けて、
沈んだ色調に抑える。
(当時の時代の裏側の色調?)
もちろんCGは無し。
カメラワークも奇をてらわずオーソドックス。
まるで70年代のハリウッドミュージカル映画を復元している?
もともと舞台ミュージカルの映画化。
キャストもそのままでカメラ前で歌わせている。
実に手の込んだやり方だ。

『ミリオンダラー・ベイビー』
『グラン・トリノ』で個人の人生の重みを描いた。
この監督は本当に映画創りが好きなのだ。
(A・ヒッチコック監督もそうだが)
映画は生の舞台とは違うよ。
映像と言う全く違うメディアの表現を楽しんで欲しい。
と言っているようだ。
映像を加工に加工を重ねて感動させたいのだ。
(レンズ・透過光・フィルム・スクリーン)
光学的な過去の再現。
あらゆる映画的手法を使って描き込んでいく。

この映画も泣かせる話。
しかし、演出は極めて冷静で、
アツくなりそうなシーンでは、
アップショットを意識的に使わず、
引きの画で見据える。
クールに抑え込んだ方が、
余韻は大きいのだ。
もしかして、イーストウッド監督は映画の原理主義者!?
(映画づくりの基本に忠実すぎる意味から)

映画が始まる前流れていたオーバーチュアで、
もう♪シェリー ベービー♪・・・を
下手なファルセットを口ずさんでいたオジサン。
エンディングロールの出演者総踊りシーンで
鼻水をすするオバサン。
パラパラの客席の
小さなドラマも心に残った。

・・・なので何年かぶりにパンフレットを買ってしまったのだ。

1022-4


toho_sakuma at 15:54 この記事をクリップ!

2014年10月08日

10月8日(水)北海道TOHO会in札幌が先週末開催。12名のOBが集まり、楽しい再会の一夜でした。当地は、もはや晩秋で東京からのわれわれには初冬並みの寒さでした。

1008-1


第三回になる北海道TOHO会in札幌。
卒業30年以上にもなる卒業生や若い年度の方々も。
小河原会長の元気な雰囲気、激励で、
あっと言う間に和気あいあいとなり、大盛り上がり。
なかには、東京からわざわざ駆けつけたOB(札幌が実家)がいたほど。
就職の情報交換をしたり、
業界情報や先生方の話題で、
一次会は一本締めで終了!
二次会も、多数の参加でさらに打ち解け、
お開きではみな名残惜しそうだった。
その後、折角なのでと札幌ラーメンを食した。
12時近くにも拘らず各店行列。
味噌ラーメン(半分)をおいしくいただく。
美味かった。
忙しい中、
集まって頂いたOBの皆様、感謝します!
またお互い、元気でお会いしましょう。

1008- 4


学校もそろそろ、開校40年近くなる。(無認可時代をいれて)
卒業生は五万人を超えたそうだ。
最初から関わっている身としては感無量だ。
毎回OB会にお声を掛けて頂いているが、
年を経るたびに
新しいご縁に巡り合うのが嬉しい。
「合縁奇縁」縁はお互いの努力で創りだすもの。
袖すり合うも、
自分が動かなくてはその出会いが無い。
何十年の時間軸をたどって行くのも、
単なる思い出の旅ではなく、
かつて自分が生きていたことを
再認識するとともに、
送り出したOB方の
人生の一瞬に触れることかと思う。
それぞれの人生、時間が交錯する場なのだ。
改めて、学校の意義の深さを知ることとなりました。
学校とOBの皆さんに改めて感謝します・・・再会を期して。

1008-2


1008-3


OBと言えば私の学校時代の友人(札幌在住)と
久しぶりに会いました。
元気で今も高校の非常勤講師をやっているそうだ。
郊外のジャンプ場を案内してもらった。
これも小さな同窓会だった。

秋もようやく深まりました。
今夜は月食の様です。
晴れるといいのですが・・・。

1008-5


toho_sakuma at 15:15 この記事をクリップ!

2014年06月04日

6月4日(水) 東京は初夏の気候ですが、あの北海道で37℃の猛暑日。毎年気候の激変に驚かされます。

0604-1

さっき、お昼にテラス喫茶で、
お茶をしていたらバッタリ
OBの佐々木行雄さんと遭遇。
30数年前の放送技術科卒だった。
お互い髪は白くなっていたが
面立ちは昔のまま。
現在、技術制作会社の総務職。
この間の企業説明会には
90名も参加があったそうだ。
お忙しい様子。
3、4名採用の予定とか。
TOHOの輪が広まって欲しい。
それにしても、
場所柄赤坂はホントにOBが多い。
なかなか「赤坂TOHO会」は実現できないが・・・。

0604-2


先週末、東放学園映画専門学校で
講義をさせて頂いた。
新入生約80名に、
今や古典になった
映画作品を紹介する授業なのだ。
前のブログでも紹介した、
私の学生時代に大きなショックを受けた
あのヌーヴェル・ヴァーグの代表作
『勝手にしやがれ』だ。

学生たちに配布したプリントの一部を紹介する。

0604-3

====================

タイトル
「J・L・ゴダールについて私が忘れていた二、三の事柄」

1950年代末、
フランスから突然の様に押し寄せた
ヌーヴェル・バーグ(新しい波)とは、
若い無名の映画作家たちが起こした、
運動の総称だった。
かれらはそれまでの、
伝統的な映画手法や監督修業を無視して
斬新な考えや思想で、
次々と作品を制作して行った・・・。

・・・・それまで映画は、
撮影所で完璧に作られたセットで
キッチリと撮影され、
充分な照明技術のもと、
「美しい疑似現実的な画面」が主流で
観客もそれ以外は認めていなかった。

そんな中でJ・L・ゴダールの
『勝手にしやがれ』は衝撃的な作品となった。
映画の文法を無視した、
自由奔放な演出は、
それまでの映画史を
大きく塗り替えることになった。

・・・・半世紀を過ぎても
私自身が受けた衝撃は
昨日の様に鮮やかに思い起こさせる。

J・L・ゴダールよ永遠なれ!(佐久間記)

0604-4

====================

講義が終わった時学生たちから
パチパチと拍手が起こった!
担当の関谷校長は
「珍しいことです!」
何にせよ無事こちらの意思が
伝わったようだ。
孫の様な新入生諸君、
人生はいろいろなことが起こる。
喜びと悲しみで綴られる、
一人一人のドラマ。
それは長くて短いかもしれないが、
初心忘れるべからずだ。
ガンバってほしい。
せっかく入った学校なのだから・・・。

OBの皆さん、
季節はいよいよ梅雨。
御身体に気を付けて、
お過ごしのほどを。

0604-5


toho_sakuma at 13:15 この記事をクリップ!

2014年05月29日

5月28日(水) 風が爽やかでとてもいい季節になりました。このまま夏が来なければと思う今日この頃です。

風香る、とは言い得て妙だ。
散歩の道すがら、
近くの公園でバラの展示会があった。

0528-1


〜「五月の薔薇」(Rosier de Mai)
あの花の強い香りが囁く。
艶めかしい佇まいと香りで、
この季節を謳歌している。
艶やかな昼下がり
一瞬の沈黙。
もう一つの太陽を幻視る。
そしてそれにドギマギしている私。
小さな蜂の羽音で、
フッと我に返る。
極小に微分された時が
あったようだ。

先週末、放送業界(番組制作プロダクション)の
総会、懇親会でTOHO・OBにお会いした。
皆さん、この業界でご活躍。
(卒業して20〜30年の方々)
社長や役員になられ、
ご苦労されている。
もちろん、
TOHOの後輩たちもお世話になっている。

こんなにOBとの距離が近いのは、
学校のTOHO会や、
キャリアサポートと
OBの親和力のお陰だ。
私自身、各方面の関係団体に
顔を出させて頂いているが、
知る限り、
他の専門学校より
格段と良い関係だと思う。

創設40年余り、
ようやく歴史と伝統が
根付き始めたようだ。
これから50年100年とOBの輪が、
大きく広がって行くのが
楽しみでもある。

今回お会いしたのは、
放送芸術系・技術系三名の方々。
田村 正裕さん、大滝 功さん(放送芸術科卒)
茂木 方人さん(放送技術科卒)

0528-3 エムファーム田村OB
<田村正裕さん>

0528-2 大滝OB
<大滝 功さん>

0528-4 テレテック茂木OB
<茂木方人さん>

在学中は、
私とツーショットのは無いはず。
皆さん快く、
写真に収まって頂いたのが嬉しい。

まだまだお会いできないOBの方々。
機会があったらツーショット、
グループショットを!
お元気で御活躍を祈ります。

toho_sakuma at 10:45 この記事をクリップ!
最新記事
Archives
livedoor Readerに登録
RSS
livedoor Blog(ブログ)