東放学園

TOHO会

TOHOKAI
東放学園同窓会のためのTOHO会へようこそ!
今日も絶好調

美術館

2017年12月06日

12月6日(水)このところ東京の天気は晴れ続き!今日は朝から快晴目が痛いほどの青空。ようやく冬本番になって来たようだ、それにしても本当に寒い寒い。

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この季節、暮れになると何時もシクラメンを買う。
今年も押し詰まって来たなァ、と実感する季語の様な花だ。
鮮やかな紅色で部屋の中が文字どおり華やいだ。

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こちらサンデー毎日の身分なので。
また、フラッと展覧会に行く。
上野の森美術館「怖い絵」展だ。
怖いもの見たさと好奇心をくすぐる企画だ。
行ってみたら意外にも並びの列が出来ていた。30分待ち。
そんなに待たなくて入場、若い人が多い。
ひたひたと売れている中野京子氏の『怖い画』シリーズのせいか。
西洋絵画の悪魔・地獄・怪物と中世の人間ドラマの怖さ。
日本的な情緒あふれる、時にはユーモアがある幽霊とは違う。

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ヨーロッパ的な即物的で直截な表現で人間存在の残酷さを見せる。
神と悪魔の対立構図、作者はその境目を鋭く描く。
生きとし生ける者達のはかなさゆえの対極に在る残酷さ。
それをえぐり出し描写する作者の優輝に脱帽。
めったにない面白き企画展。怖くもあり、楽しませてもらった。

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そして先週は書のグループで日展を観に行った。
書はもちろん、絵画展も鑑賞。

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平日の夕方とあって観客も少なく見やすかった。
時間もなくやや駆け足で見て回ったが、
書も絵画も時代の流れを映すかのように、
僅かに流行りすたりが感じられた。
鑑賞後は何時ものように食事会。
この集まりはもう5〜6年も続いている。
同じ書の同好の集まり。
気の置けない仲間と語らう。
年配も近い者同士なので会話も弾む。
たわいもない世間話だが何故か楽しいひと時だった。

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11月から12月は神社のかきいれどき?
七五三が終わって酉の市。

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今年は三の酉まであった。
熊手を売る店の華やかさとは対照的に、
神楽の始まる前の古い舞台に何故か衣装が掛けてあった。

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これから宵にかけて人が集まり賑やかになる。
祭りの前の静けさもまた趣があった。

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日の重なり。そのなかに節目の様な暦の変化。
日々を愛おしむように節季の行事が織り込まれている。
時間の穏やかな流れを願っているのは。
今も昔も変わらないはずだ。

穏やかな年末でであるように神社に祈念しました。

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2017年10月11日

10月11日(水)今年は気候が不順。東京はこのところ気温の寒暖差が大きい何か例年とは違う10月、今週末から秋の長雨予報が出ている。

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夜ベランダに出てみると虫の音が弱くなっていた。

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つい最近まであんなに騒がしいほどの虫たちの声が、
秋が深まったのが実感する。
自然は正直にそのサイクルをなぞっている。
一抹の寂しさが秋風に乗って来た。
先週は満月を観ることが出来た。
遠・近・乱視だが補正してその雰囲気を感じる。
でも空が高くなった気がする、そして寒くなって来た。

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カズオ・イシグロ氏がノーベル今年の文学賞。
村上春樹は今年もダメだった・・・。

個人的にはイシグロ氏が取れて良かったと思う。
以前ブログで紹介したイシグロ氏の作品。
日本生まれの英国育ち、『日の名残り』はかつて良き英国の香りがした。
最近作『忘れられた巨人』それと『わたしを離さないで』『遠い山なみの光』が好きだ。

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一作ごとにそのスタイルを変える自在な手法も良い。
今度はどんな語り口で来るのかワクワクする。

この受賞で日本の版元早川書房は大忙しになったとか。
その人個人の記憶をリアリティ溢れるものがたりにる。
まさに小説の醍醐味であろう。
かって、これから在るもあるであろう事を綴るメタノベル。
新しい格品を早く読みたいと思う。

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この頃上野の森は賑やかだ。

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東京国立博物館で「運慶展」が始った。
込んでいると覚悟して行ったが20分待ちでOK!
仁王像はものすごく大きい、そして迫力満点。
また照明が360度全方位から当たり雰囲気を増幅。
木彫なのにこのリアル感、凄すぎる。
ただただ神業の様なその姿に感激。
関連の書籍を買ってしまった。

この秋はやはり美術鑑賞とたまった本を読むことにしよう!
OBの皆さんこの秋はどんな風に過ごされるのでしょうか?

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2017年10月04日

10月4日(水)先週末、9月30日、久しぶりの福島地区TOHO会が開かれた。何十年かぶりにお会いするOB達と昔話や、現況を夜遅くまで語らった。

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福島市は古い街だ。
県庁所在地であるが静かな街、郡山市とは賑わいが違う。

佐久間先生ご挨拶


広い宴会場が直ぐに一杯になった
ややあって、身体の大きなオジサン風のOBが私の前に立った。
一瞬誰だろうと思ったが直ぐに放送芸術科(1984年卒)のOさんと分かった。
それにしてもずいぶん立派な体格になって見違えた。
「あの当時は50キロ代の体重でした」それで当時の彼のイメージが甦った。
今は家庭の事情で仙台に住んでいるとの事。(新幹線で仙台から来たらしい)
街ですれ違っても分からないほど体形が変わった。
30年あまりの月日が流れたことが実感。
また県内のTV局からはアナウンス学院出身のSさんと当時の先生方の話で盛り上がる。
彼は郡山のTOHO会にも出席していたはずだ。
毎回足を運んで頂き感謝します。

福島スナップ写真


福島集合写真


いつも思う事だが学校の価値は卒業生の数だけではなく、
卒業後も業界だけでなく社会でキッチリ活躍していることだと思う。
人間の一生の中で一番いろんなことに巡り合う時期、場所が学校だ。
その人の半生が決まってしまう縁が生じる時でもある。(友達も含めて)
そこでの学校の果たす役割は大きい。
その時出会って卒業、そしてOB会で再び出会う。
専門の勉学だけでなくそんな時と場所をタイミング良く提供できているか。
何年たっても良き思い出としての学校のもつ存在理由がある。

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二次会にも多くのOBが参加して頂けた。
また話が一段と濃いものになって親密度が増した。

表に出ると涼しさが心地よく、秋の深まりを感じた。

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話は変わるが知らぬ間に東京にも秋が来た。
季節感のない今日この頃。
この頃は結構雨降りの日が多かった。

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それでも私にはいつも通り『美術の秋』。
上野の都美術館では『ボストン美術館の至宝展』。
平日にもかかわらず満員の盛況。
陳列品を観る長蛇の列。
なんと2時間30分もかかってしまった。

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目玉のゴッホ『ルーラン夫妻』『蕭白』『英一蝶』は特にだ。
久しぶりに混んだ美住術展に行ってしまった。
『ルーラン夫妻』の絵は想像以上に大きくゴッホの生々しい、
タッチと息遣いが迫力満点だった。

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また別の日、丸の内の三菱一号館美術館に行く。
この日は夕方、あるスポンサーの貸し切り日。
何故か招待客として観賞。
『レオナルド・ダヴィンチ×ミケランジェロ』展。
秋の日はつるべ落としあっという間に夜になった。
夕闇の中にオシャレな夜の美術館。
それだけで相当不思議な雰囲気を醸し出していた。

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こちらは打って変わって少人数での鑑賞。
素描(デッサン)が凄い。
特にダヴィンチのは神がかっていて総毛だった。
森閑とした夜の沈黙の時間・空間。
新しい体験をした、ダヴィンチの息遣いがしたようだ。

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この週は恒例の【四人の会】が後楽園ホテルの最上階で開かれた。
夜の後楽園周辺は昼間とは全然別世界だった。
特に42階の「アーティストカフェ」は眺望が絶景。
このカフェの名前の由来は後楽園でコンサートをしたアーチストの
銘板が一回目から飾られていた。
(1978年キャンディーズ以降のアーティストの名前)

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イタリア料理もおいしかった。
今回幹事のHさんはじめ皆さん有難うございました。

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そんなわけで9月は中旬からなんだかんだと出かける機会が多かったのだ。
気がつけばもう10月!
陽も短くなり季節の移ろいが感じられる。
今日も薄めの上着を着たが肌寒気がする。

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OBの皆さん季節の変わり目ですのでお身体にご留意ください。

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2017年09月13日

9月13日(水)なんか季節感のはっきりしないうちに9月も半ばになってしまった。世界各地では地震や超大型ハリケーン被害が起きている、太陽もフレアを起こした。

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先週末はひさびさの夏らしい好天気で散歩。

携帯に万歩計がついているので、
時々歩数をチェック。少し早歩きで8000歩ほど。
1時間30分ぐらい歩く。すこし汗ばむが風が心地よい。

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河原の土手道はウォーキングやランニングの人が多い。
ほとんどの人がペットボトルとタオルを持っている。
たまにドーベルマンのような大型犬を自転車でランしているのに出会う。
ご夫婦そろってウオーキングはこの頃の流行りか。
両腕を直角に降って目線は10メートル前方、姿勢も好い。
私らの歳になると皆さんとりあえず健康でありたいと望む。
PPK(ピンピントしていて死ぬ時はころっと逝きたい)と思っている。
そう思い通りにならないのが人生だろう。

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とりあえず人間は動物・・・動く者。そして直立二足歩行。
お陰で大脳が大きく進化?
そして道具を持って自分の外側に脳の機能を移植させた。
生き物としては非力な存在も脳を使うことで、
文化・文明を凄いスピードで発達させた。
人類の歴史は科学の発展で、ある意味イケイケドンドンかも。
大きな間違い、例えば戦争を繰り返す愚挙。
本当に反省しているのだろうか?
日常の暮らしは便利なったようだが、失ったものも多いようだ。

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自分の外側にいろんなものを作り出した半面、
それらには予期せぬ不安で危険な物があった。
原子物理学による発明発見はもろ刃の剣。

今、北朝鮮は世界からの孤立を深めている。
核保有国であることが大国であることの証と盲信?

世界から非難を浴びても核開発やミサイルをやめない。

その昔日本が世界の列強国から石油を止められた。
当時アジアのナンバーワンになりたかった日本。
国民もマスコミも、挙国一致であの戦争に突入した。

どうも歴史は位相は違えども繰り返すらしい。

ABCブロック、国連脱退、日中戦争から太平洋戦争へ突入。
そして広島・長崎の被爆!無差別爆撃、終戦。
多くの物を失った、しかし現在はアメリカの安保の下に、
かろうじて危うい平和がある。

北朝鮮も過去の歴史から戦争の悲惨さを学んで欲しい。
世界と会話のテーブルについて冷静になって話し合ったらと思う。
この世界的な危機は早く乗り越えて欲しい・・・。

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散歩のついでに地区の郷土資料館の立ち寄った。

この辺りは昔から低湿地帯でおもに蓮根などを作っていた。
それらを移送するのに使った舟のレプリカが飾られ、
また当時の戸籍帳・・・寺の所管になる人別帳や土地の農地検地帳があった。
丁度その時、藍染めのトークショウがありその苦労話が聞けた。
土地土地に歴史ありなのだ。勉強になった。

今月、地区TOHO会は30日(土)福島で開催予定。
私も参加させていただく予定です。
特に初期卒業のOBの方に会えたらなお嬉しいと思います!

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2017年07月19日

7月19日(水)東京は今日、梅雨が明けたらしい。これから本格的な夏が始まるようだ。全国各地は今年も異常気象、特に北海道の暑さはどうしたのだろうか!?

世界各地でも温暖化で異常気象災害が起きている、普通の夏が恋しい・・・

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昨日も外出先で突然の雷雨にあってしまった。
雹は降らなかったがしばらく雨宿り。
冷たい風がさわさわ吹いた途端の雷。
仕方がないので20分ほど本屋に飛び込み、
週刊誌などを立ち読み。足止めの客でそこそこ一杯。
これからもゲリラ的な豪雨に遇いそうだ。
外出時は傘が必需品かも。
雨が上がっても相変わらず湿度は高かった。

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先週末、日比谷の出光美術館に行った。
「水墨の風」展が開かれていて、
中高年の観客で満員。

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日本独自の進化を遂げた水墨画。(室町時代)
かの雪舟から長谷川等伯は日本の水墨画の最高峰。
この展覧会のテーマ「風」は画風であり遺風の流れだ。
その後多様化していく風は江戸時代の池大雅、浦上玉堂へとつながる。

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「日本水墨画史」を一堂に観られる凄い企画展だ。
混んでいたので追い立てられるように観覧。
ゆっくりと観たかったがそれは無理な状況。
「本物」を目にすることが出来たことに感謝すべきと想う。
「墨」白と黒の世界、それが静や動、無限の時間を描く。
画の余白の白地が贅沢な空間に転移する。
無から有へのメッセージが感じられる。
水墨画は日常の慌ただしさを静止して、
大いなるカンマを打ってくれているようだ。
時間が止まり空間の豊かさが起き上がってくる。
一服の清涼剤以上の効き目があるようだ。

良い企画の美術展に巡り合うのも運の裡かも。

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日曜日の朝。
近くの公園を散歩していたら、
「おじぃちゃん!!」との声。
ザリガニ釣りの子供がはしゃいでいた。
傍には祖父と思しき人が見守っている。
なんか懐かしい光景だった。
するとどこから飛んできたのか鮮やかな黒揚羽蝶。
少し弱っているようでジッとしてしばらく動かなかった。

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創造主は生き物の色や形をデザインする名手。
こんな鮮やかな形と色合いはどうして生まれたのか。
優雅に舞い飛び突然の様に現れる。

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子供の頃に昆虫採取をした夏の記憶が甦る。
青筋アゲハも美しい、トンボも。
無心に網を振り回していたあの頃。
何時までも続くと思われた夏休みの始まり。

贅沢な時間のループか?

今年も「夏の扉」は開いたようだ・・・。

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2017年06月28日

6月28日(水)梅雨の真っ盛り。紫陽花は日に日に色を変えて季節を彩る。この2、3日はシトシトと柔らかい雨が煙るように降り、町はいつもより静かだ。

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TOHO学園 OB監督の映画作品がカンヌ国際映画祭で上映された
OG・井樫彩さんの『溶ける』だ。
(6月2日 朝日新聞夕刊 より)

なにはともあれおめでとうとと言いたい!
堤幸彦、是枝裕和さんたちに続いて欲しい。
日本映画界も河瀬女性監督のあとが欲しかったところだから、
次回作を期待したい、応援してます!

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先日、書のグループで書展を観に行った。
六本木の国立新美術館はそこそこ人が入っていた。
何時もの様に沢山の作品が展示され、
しまいにはほどほど疲れ気味になる。
日本の書道人口はこのところ減少気味とか言うが、
まだまだこれから、根拠はないが増える気がする。

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鑑賞後のお楽しみは居酒屋で会食。
もう何年も同じメンバーでワイワイやっている。
先生も途中から合流して場を盛り上げてくれた。
同じ趣味を持つ同士の気の置けない集まり。
これからも続いて欲しいと思う。

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それから同じ新美術館では開館10周年記念で、
A・ジャコメッティ展が始まった。(1901-〜1966)
私の好きな彫刻家だ。
あのヒョロヒョロとした人物、フォルムは一度見たら忘れられない。
異様なまで痩せた身体、存在の不安と孤独。
日本の哲学者矢内原伊作をモデルにした作品もある。
彼も1920年代ダダイズムやシュールレアリスム運動に参加していた。
アフリカの原始彫刻にも大きな影響を受けていた。
久しぶりに彼の作品に会いたい。

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先週末、小田急線の成城学園前から砧公園そばの、
NHK技研で放送プロダクションの若手の為の研修会があった。
全国各地から新入社員の参加。
制作系と技術系に分かれて専門的な授業・実習。
講師はNHKを退職したベテランOB。
実際現場で使われている機材で設定された課題をこなす。
座学は放送法規や取材マナー、倫理と幅広い。
2日間ほぼ缶詰状態での受講。
これからの放送界を牽引するホープたちの目は輝いていた。

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私たちの頃は即現場が研修だった。
昔のやり方ではついて行けないのかな〜。
主催団体側としては二日間無事に終わってよかったと思う。

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この頃は散歩に出る機会が減った。
犬が逝ってからテキメンに出不精になった。
「牛に牽かれて善光寺詣り」・・・犬に牽かれてか。

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何時も彼と辿る道を歩いてみた。
鼻をクンクンさせ寄り道をしていた時間に、
こちらは季節の花々を楽しんでいた。

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今は一人で歩くと何か味気ない。
伴走者がいないマラソンの様だ。

第二期ペットロス状態に入ったかも。

梅雨空からポツリポツリと雨が。
足早に家路についた…。

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2017年05月10日

5月10日(水)連休がようやく終わって平常な日々に戻りました。今日は朝から雨模様、天気は連休中の様な風も吹かず、ほっと落ち着いた気分の日になりました。

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毎日が日曜日の様な私だが、
今年の連休はまあまあ外出した方でした。

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4月末、知人の陶芸展を観に行く。
わが家からはバスを乗り継いで1時間余り。
金町・・・余り普段は行かない街だ。
2年前に水元公園に菖蒲を観に行ったことがある。
葛飾区の、下町情緒が残り近所には柴又の帝釈天がある。
最近は理科大が出来て街の相が変わったようだ。
かつては京成電車の方がが盛んだった、成田山と同じか。

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展覧会は連休の初めとあって盛況だった。
出展者はほぼ女性が占めていた。
趣味のグループとはいえかなりレベルは高かった。
帰りに知人はオバサンパワーは凄いと云っていた。
分かるような気がする。

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連休の中日、5月3日は近所の河原に鯉のぼりを観に行く。
ここ何年か川の両岸に飾り立てている。
幸い連休中は晴れの日が多く、風も強かった。
大きな鯉の口から飲みこまれた五月の風。
大空に泳ぐさまはまさに勇壮な絵画のようだ。
主催は近所の「鯉のぼり同好会」だそうだ。

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5月4日はみどりの日。
同じ区内の外れにある臨海公園に出かけた。
水族館と海を観たかったのだ。
この日はやはり大混雑、家族連れのラッシュ!
とにかくヒト、ヒト、ヒト、売店でものも買えない。
予想はしていたが日本の連休は相変わらずなのだ。
海辺は今はやりのミニテントが乱立していた。
水族館はこの日は無料とあって長蛇の列。
観覧車も同じだった。
民族の大移動のような休み方、働き方は、
私の若いころから全然変わっていないような気がする。
食事は家の近くの中華やでゆっくりと過ごした。

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後半の日々は図書館で読書。
ここもやはりほどほど込んでいた。
2時間余り閲覧室で過ごした。
たまたま頼んでおいた小説『ケンブリッジ・クインテット』
新潮クレストブック J・Lキャスティ著
が届いたので借り出して読んでみた。
科学史にや哲学史に残る巨人たちがケンブリッジ大学のレストランで、
人工知能の可能性を熱く議論すると云う仮想ディスカッション小説。
遺伝学のホールディング、物理学のJ・Pスノウ、同じく物理学のシュレディンガー。
そして真っ向から対立する数学者A・チューリングと哲学者ヴィドゲンシュタイン。
この5人が集まってA・Iについて未来を予見する議論が白熱していく・・・。

20年前の本とはいえ根本的な問題提起(A・I)を様々な角度から、
考える5人(クインテット)の議論が面白かった。

今や考える(学習する)コンピュータは当たり前のようだが、
「機械文明・人間の文化」が上手く融合すると、
もう一つ別の未来が開けるのだが・・・。

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図書館の閲覧室では私の目の前で同年輩?の方が、
最前から気持ちよさげに居眠りを始めた。
そろそろ家に戻ろう、そんなのんびりとした夕刻だった。

OBの皆さんのゴールデンウィークはどうでしたか?
忙しく働いていらした方もあるかも、色々でしょうね。

私は「日々好日」を大事にやっています。

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2017年03月29日

3月29日(水)今週月曜日、上野の都美術館に書展を観に行った。桜はまだだがそれなりに人が出ていた。とにかく雨上がりで寒い一日だった。

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月曜日は朝から雨だったが夕方には上がった。
このところ毎年のように書のメンバーと一緒に鑑賞。
「謙慎会」 今年も全国から8000点余りの応募。
明治・大正屈指の書家西川春洞の(堂号謙慎)所縁の歴史ある書展。

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数の多さに圧倒される、先生や知り合いの作品を探すだけで、
けっこう疲れてしまうけれど、観賞会のあと食事を兼ねて飲むのが楽しみ。
上野のお山を下ると早咲きのしだれ桜がひときわ艶やかで、
お約束のように騒がしく自撮り棒で撮影している某国の人たち。
何か妙な気分になってくる、桜・日本・・・右寄りのヒトではないが、
ここは日本の上野か!
でも少し早い花見気分もあって食事会は和気あいあいいだった。

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思うに本家の中国は簡略字体、韓国はハングル。
ちゃんとした漢字文化が残っているのは台湾と日本とは淋しい。

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硯で墨を摺る、墨の香りがする、一瞬これからの書道空間が。
ゆっくりと立ち上がる気がする、不思議な時間だ。
心が改まるし、日常から非日常へ時空間が広がる。
初筆から息を詰め一字を書きあげる。
その瞬間がたまらなく良い。

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「書は人なり」と言われている。
その人物そのものが出ていると言われている。

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文字そのものにも興味が深く在る。
文字の成り立ちや歴史を学ぶだけでも凄く深い。
この頃は「文字学」関係の書物を読むことが多い。
何にしてもその道の先達が立派な仕事をしているのに驚く。
実習はここ3年余り篆書(てんしょ)を習っている。
印鑑の文字によくつかわれている書体。
やはりこちらも奥が深い・・・。

これからも長いおつきあいになりそうだ。(グループのお仲間とも)

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先週も飲み会があった。(四人の会)

私と10歳下ぐらいの昔から付き合いのあるグループ会。
輪番制で幹事がお店を決める。

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今回は秋田出身のHさんが秋田県の由利本荘市のアンテナショップ、
居酒屋を探してくれた。
秋田料理と言えばきりたんぽ・ハタハタ・いぶりがっこ・しょっつる鍋など。
酒は詳しくはないが天寿・鳥海山などが知られている。
居酒屋がアンテナショップとは珍しい、店はあっという間に満席。
どの料理も物珍しくおいしかった。
店の構えは古民家をそのまま移設したような田舎家。
この夜は少し寒く熱燗とハタハタが最高の取り合わせだった。

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神田錦町はかつて大学の語学教室があったところだ。
(過剰定員で教室が足りなかった)
このあたりの町の雰囲気はそんなに変わっていなかった。
何せ50年以上も昔なのに。

このメンバーは気がつけば30年位のお付き合いだ。
それぞれに仕事や遊びを一緒にした仲だ。
ふた月に一度ぐらいの割合で開かれている。
現役を上がった私を呼んでくれる、嬉しい限りである。
メンバーの一人Nさんは台湾土産で故宮博物院の
「白菜」の携帯ストラップを皆にプレゼント。(夜は光る)
お気遣いありがとうございます!

これからも元気である限り出席させてください。

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2016年09月21日

9月21日(水)今年の異常気候はやはり大いに変だ!台風の上陸が多すぎるし、観測史上最大の大雨!の文言が日常的に使われている。

これ以上多くの被害が日本列島に出ないように祈るだけだ。

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このところ毎日のように雨に振り込まれている。

犬の散歩もままならない、糖尿病なのだが、
長時間の散歩は嫌がるようになった。
日常生活はまずまず元気なのだが、心配ではある・・・。
毎日のようにインシュリンを注射している。
(最近の犬猫は人間と同じ病気になっているのだ)

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ともあれ、まだ映画『シン・ゴジラ』(1954年)も観にいってない。

小学生のころ浅草の映画館で観た第一作目。
ゴジラの形相も怒りの塊の様で怖くドキドキした。

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50年以上経った筈。その後は何かゆるいお子様怪獣になり下がった。
最初にに観たあの恐怖感が強烈だった。
この年にビキニ環礁での水爆実験で日本の漁船「第五福竜丸」が被爆。
戦後10年もたたない頃で広島の記憶がまだ生々しいものがあった。
ゴジラと言う存在を通して原爆-放射能汚染-生態系への影響のメッセージ。

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その後のいわゆるゴジラものは怪獣ブームに流されて、
マンガチックなアイドルの様相へと変化した。(高度成長とともに)

マア見てもいないから何とも言えないが・・・・。

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月並みだが、芸術の秋!
あのS・ダリの展覧会が国立新美術館で開かれている。
過去最大の出展とかプレス・シートにうたわれている。
シュールレアリスムの鬼才・巨人。

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『記憶の固執』-時計がダラリと溶けて木枝からぶら下がっている。
今や美術のテキストに載っているほど。
晩年の作品は何故かキンキラキンで好きではない。
やはり1920年代あたりの作品が私は好きだ。
無意識の世界の奇怪な風景に佇む少年。(ダリの少年時代か)
映画もルイス・ブニュエル監督と創った『アンダルシアの犬』が面白い。
映像と言う当時新しかったメディアを面白がっていた。
作家として勢いのあった頃の彼の作品は凄い。

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巨匠と言われた作家の晩年は若いころの自作のリメイクが多かったりする。
それなりに回顧して新しい発見をしているのだろうが・・・。

ともあれ、ちかぢか観に行こうと思う。(思い込みを捨てて)

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昨日、書店で『怒り』吉田修一著 中公文庫を買う。
もちろん映画作品はまだ見ていない。
今週末には映画館に行ってみようかと思っている。
本当に久しぶりに。でも『シン・ゴジラ』とハシゴはしないつもりだ。
ちょっと楽しみではある・・・。


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2016年08月31日

8月31日(水)迷走した台風に東日本は風水害が広がっている。

台風一過、東京は今朝から青空の真夏陽気。
今年は本当に異常気候。自然現象には無力の人間生活の危うさがまたまた見えてくる。

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先週、乃木坂の国立新美術館で開催中の、
読売書法展を観に行く。
年に何回か書道展を観に行くが今回も膨大な作品数。
日本の書道のすそ野の広さが見える。
公募展とあって審査する方も大変ご苦労だったろうに。
見る方も知り合いの作品や先生方関係者の作品に絞って観る。
もちろん沢山のレベルの高い作品を観ていると疲れる。
何時ものグループの方々と鑑賞。
「この字はなんと読むのかしら?」などなど会話の続きは、
会食・飲み会へとつながって行く。楽しい一時である。
書がご縁の気の置けない仲間との肩の凝らないお付き合い。
書を中心にそして雑談も楽しい・・・・。

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この展覧会は東京をはじめ全国を巡るようだ。

また日本の「書道文化を世界遺産に」と言う動きもある。
かな文字の発明以来日本の書道文化は目を見張る発展を遂げた。
本場中国の漢字一辺倒から日本固有の文化の創造があった。
かな文字に変換することで識字率が上がり、
難しい書籍などを皆が読めるようになったのだ。

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現在私は古代文字に興味があり白川静先生(1910〜2006)の本を読んでいる。
本場の中国にもまさると云う文字学の祖である。
5千年の歴史を持つ漢字の奥深さ。
一つの古代の字が持つ意味を神への恐れ崇拝から説く。
その時代そうであっただろうとイメージを最大限に働かす。
現在我々も、彼の編んだ辞書『字統』『字通』『字訓』は
文字学の三部作と言われている 。

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これらは版を重ねて現在もベストセラーである。
古代の甲骨文・金文から篆書へと発展していく。
文化の歴史そのものだ。(文字が化ける)

その謎を推理するには古代に関する相当な知識量と精査するイメージ力が必要。
当時の学界の異端児扱いに耐え自説を貫く勇気。

真の学者魂が彼には備わっていたように思える。

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話は変わるが今年の上半期の芥川賞が決まった。
村田 沙耶香 氏の『コンビニ人間』。
どんなものかと掲載誌『文芸春秋』を買う。

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フツーの子とは違う感性や生きがいの女子は、
フツーに生きていくためコンビニで18年間もアルバイトを続けている。
コンビニの整然としたルーチンワークが好きなのであり、
自分にあっていると思っている。
世紀の就職をせずに大学時代から始めたコンビニのアルバイト。
その彼女の生い立ちも世間からずれたものがあった。
友達のケンカをとめるためにスコップで殴りつけるという変人ぶり。
妹に、普通であるためにはいろいろ折り合いをつけて自分を出さないことと言われ、
当たり障りのない相槌を打つ会話を身に着けていく。
人間関係の深みに入らぬように、
黙々と淡々とコンビニのルーチンワークを楽しむ。
そんなある日変なコンビニの客と関係が出来てドラマは転換していく・・・・。

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読み進んでいくうちに主人公が醸し出すブラックなユーモアで笑ってしまう。

今やどの町にも必ずあるコンビニの一つの側面が映し出されている。
近ごろコンビニも品数が多くなりスーパー化しているようだ。
100円のアイスコーヒーはいれたてで旨い・・・。

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日常的なコンビニに、もしかしたら主人公の様な変種がいても不思議ではない。
人々は皆ある種の仮面をつけているが、
コンビニという当たり前な存在に「人間的ではない」存在が潜んでいる?
コミカルでデストピアなテーマは面白いと思った。
居なさそうで居るかもしれない人間、キャラクターは新しい時代のものか。

そんなに長くなく深刻な書きぶりでもなく、
芥川賞のイメージも変わりつつあると思った。

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toho_sakuma at 17:00 この記事をクリップ!
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