東放学園

TOHO会

TOHOKAI
東放学園同窓会のためのTOHO会へようこそ!
今日も絶好調

各地

2012年11月14日

11月14日(水) 先週末、TOHO会で青森に行きました。現地はもう初冬の寒さ、新幹線も止まらず、市内も商店街のシャッターが閉まったままの店が多かった。

50年振りに青森の地に降り立った。
約半世紀ぶりか!…
と云ってもそこは東北新幹線の新青森駅。
そこまでしか新幹線は行っていない。
周りを見渡しても
如何にも“今、街を創っています”
てな感じの殺風景な佇まい。

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タクシーで青森に着いた。
案の定、街には人影が少ない。
メインの商店街はシャッタータウンのようだ。
目につくのは
全国チェーンの飲食店ばかり。
50年ほど前、学生時代には
青函連絡船があり、
北の玄関口として賑やかだったことが
幻のように浮かんできた。
本当の街は生き物なのだ。
その頃賑わっていた闇市場は何処と聞いてみたら、
味気のない大きな建物の地下に入っていて、
なんだか味気のない感じだった。

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TOHO会の会場も
全国展開て御馴染の居酒屋だった。
駆けつけて頂いたOBの中には、
わざわざ今年のB-1グラプリで名を揚げた
「せんべい汁」の八戸から、
0さんが駆けつけてくれた。

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小河原会長とは
TBS時代にお会いしていたようだ。
何せ30年ぶりの再会。
当時は東放学園の寮生で、門限があったこと。
思いっきり難解な映画『飢餓海峡』を鑑賞させられたこと。
《今日の津軽海峡は思いっきり青く澄んでいたが…》
同期のクラスメイトの話題。
月日は人を変えると云うが、
その存在そのものは変わらない。
積み重なった過去の時間の集積を超えても、
それがこのTOHO会の大きなポイントだろう。

2次会も大盛り上がりでお開き。

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やはり表の風は
初冬の海の匂いがした。
この街またかっての様な
賑わいを見せるとよいなと思った。

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次回のTOHO会は、
来年1月福岡で開催される予定。
一人でも多くの参加を
お待ちしています。

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2012年09月13日

9月13日(木) 先週の東京の同期TOHO会に続いて、今週は仙台でTOHO会が開催された。アナ学の初期生の方や最近のOBまで参加されて復興の力に後押しされてとても盛大な会になりました。

このところTOHO会の集まりが
連続して開かれている。
参加者の傾向としては
卒業後30年以上のOBの方が多いこと。
何とも懐かしい想いだ。

それにしても
自分も還暦あたりから
昔の同級生や先生に会ってみたい、
との思いが去来するようになった。
過ぎ去ったものはみな美しい。
楽しかった思い出が変換され
メモリー化してゆく方が
これからの人生にプラスなのか…。

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当日仙台駅に降り立つと
網目のような駅前の歩道橋では
折しもJAZZフェスティバルが
賑やかに開かれていた。
名物の牛タン焼の煙が
音楽とともに流れていた。

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東北の大都会・仙台駅前。
あれから1年半が過ぎた。
複雑な思いが
JAZZの布教不協和音のように
響いてきた…。

今日も会場は居酒屋。
年配のOBが早くも一番乗り。
福島から来られたアナ学の専攻科卒業生。
茂木先生や市原先生、池谷先生の話で
盛り上がった。
新宿の明宝ビル時代に
目の前に出来た吉野家で、
紅ショウガ、七味を
山盛りかけて食べていた。
食の思い出も
青春の大きな思い出なのだ。

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会も進行して
参加者の現況報告。
隣の席の照明科OGは、
御父さんを津波で亡くして
現在は御母さんと仮設住宅のでの生活。
また別のOBは、
自分の親御さんの遺体を探すのに
とても長い時間がかかったと話してくれた。
この間の静けさと
聴いて居る者の深い沈黙は
計り知れないほど重かった…。

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けれども、
参加者のみなさんは
時間は巻き戻らないから
これからのことに全力で前進!!
と口を揃えて言われた。
こちらは無言で、
頷くばかりだった。

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それから2次会。
時間の許すOBが残り、
語りつきない思い出話やらで
またまた盛り上がった。
終電に乗り遅れたOBは、
私たちのホテルにチェックインしていた。

昼間は暑かった気温も
夜には心地よい風が吹いていて
秋の訪れを感じさせた。

この会は特別心に残る
TOHO会だった。

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2012年08月29日

8月29日(水) 初めて開催した新潟TOHO会。その日も暑かったけれど、30年を超えた再会に、熱い語らいは深夜まで続いたのだった。

新潟で初めての新潟TOHO会
開催された。
もう少し涼しいかなと思ったが
やはり暑い。
宿泊のビジネスホテルは
港と空港の間にあるせいか、
湿度が高く、
近くのコンビニのガラス窓が曇っていた。

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夕方、
新潟駅近くのしゃれた居酒屋で、
TOHO会はスタートした。

8-29-3佐久間先生と坂井OB

放送技術科OBのSさん、
「私に会いたい」とメールを頂いた。
有難う!
会ってみたけれど、
全然変わらない。
(少し貫禄が付いてましたが)

同じく放送技術科のNさんも
元気で活躍の様子。

放送芸術科OBのTさん。
30年前の寮生(分倍河原寮)だった昔を、
美術研究会、落語研究会の仲間たちを、
昨日の出来事のように懐かしく
語ってくれた。
現在、地元のミニFMで
パーソナリティをして活躍中とか。
学生時代の雰囲気そのままで語ってくれるので、
こちらもその当時にタイムスリップ。
ほんとに喋りが上手いね!
FMのパーソナリティだからね!!

それから
今回参加者の最年長、
東京アナウンス学院初期のOB、Mさん。
還暦を超えたと言っておられた。
各地で行われたTOHO会の出席者でも
最年長者かも!?
地元の有力者らしい物腰で
40年前の東京での学生生活を
本当に懐かしく語ってくれた。

8-29-2新潟TOHO会乾杯

地方は広いようで本当は狭い。
参加者はすぐに
共通の話題で盛り上がれる。

参加者の皆さんには
2次会までお付き合いいただき、
終電近くまで
楽しく過ごさせていただいた。

久しぶりに
じっくりと話ができ、
楽しいTOHO会でした。

皆さん本当にお疲れ様でした。
そして、
ありがとう!

また近いうちに新潟で
TOHO会をやりましょう!!

P.S.
9月上旬には
仙台TOHO会があります。
また私も参加しますので
よろしく!

8-29-4新潟TOHO会 集合写真


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2012年07月11日

7月11日(水) 梅雨の真っただ中だと云うのにこのところ東京は真夏日が 続いて外出する度大汗をかいています。皆さんはいかがお過ごしですか?

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先日、まだ行ったことのなかった
佐渡島を旅行した。
上越新幹線とフェリーで
東京から5時間。
「佐渡は居よいか住みよいか…」
少し雨模様の新潟港。
大きなフェリーで鴎と一緒に
両津港着。
思ったより大きな島で、
移動はバス。

海上から続いている国道350号線に乗って、
朱鷺の保護センターへ直行。
初めてのご対面は3、40メートル離れた
保護の鳥かご越しに、
双眼鏡で羽ばたいている
薄い朱色とピンクの羽根の色が見えた。
やはり何とも言えない美しさ。
昔は空いっぱいに
それが見えたのだそうだ。
イメージするだけで
心がなごむ。

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つぎの日は
佐渡金山とたらい舟。
小雨煙る中、
定番のコースを楽しく遊覧。
それにしても
佐渡はなんと名刹と古刹の多いところだ。
島には千メートルクラスの山があり、
二つの山脈があり、
本州と違った生態系らしい。

奥の深い土地だった。

もう一度行ってもいい処だと思った。

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先週末、
アニメの「グスコーブドリの伝記」を観た。
TOHOの講師だった、
杉井ギサブロー監督の作品だ。
あの宮沢賢治の
短編を映像化したもの。
飢饉に苦しむ人々を救うため、
主人公が自ら犠牲になる話。

スタッフはTOHOのOBで、
元先生だった篠崎亨さんが映像ディレクター。
(在学中もユニークで優秀な生徒でしたね、
  大好きな人物!)

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森の中の自然の奥深い繊細な描写。
幻想的な街の美しさ。
哀しい話なのに
ゆったりとしたカッティングで、
大きく深く広がっていく自然と人間の
共生を願うドラマなのだと思った。

3・11をいやでも重なってしまう。

偉大な自然・それに無力な人間。
何故か自分の深いところで
共感するものが多くあった。
キャラクターが
「ますむらひろし」さんの
猫の絵であることも良かった。

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これから東京は本格的な暑い夏になります。
OBの皆様もどうぞご自愛ください。

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2012年04月25日

4月25日(水) 桜前線を追いかけて東北に弾丸トラベルをした。やはり寒さのせいか今年は開花が遅れていて少し残念でした。

バスツアーで
桜前線を追いかけて、
早すぎて
追い越してしまった旅だった。

陸奥(みちのく)を一泊二日で、
「弾丸トラベル」。
何せ2日間で
約1,000キロを走破するのだから、
体力勝負かもと
覚悟を決めて出発。

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一番楽しみにしていたのは、
青森の弘前城と桜。

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角館の街並みと枝垂桜。

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残念ながら
一週間ほど早かったようだ。

しかしまだ、
人がほとんど出ていない。
開花寸前の桜の木々。
まだ開いていない
ブルーテントがかかった売店。
名所旧跡を観て歩くのも一興だ。

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毎度おなじみ
わが家のバスツアー。
今回も
同じ年格好の年配カップルが、
大半を占めるバスに
揺られ続けた。

今回は何せ
「弾丸」なので、
昼食、夕食までもが
車内の弁当。
高速道路をひた走りながら、
ほとんどの人たちは
ひたすら食べては眠る。
ブロイラー状態だが、
サービスエリアでは
ややシャっきりするようで、
残雪の残る岩木山あたりを観ながら
アイスやスナックを
元気に食していた。

少し驚いたのは
隣の列の80歳ぐらいのお婆さんが
いつもスナックを食べ続けていたこと。
これには家人も
凄いねと耳打ちした。

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宿泊地は田沢湖の上にある
駒ケ岳のふもとのホテルだった。
まだ雪が1メートル以上
残っていたのには驚いた。
夜は雪の野天風呂に入った。
やはり表は
すごく寒かった。

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翌日は
弘前、平泉を駆け抜けた。
金色堂は夕方に就いたが
風が吹いて寒さが増した。
世界遺産になったけれども
案内アナウンスが
妙に機械的で興ざめだった。

帰路の東北自動車道からは、
宮城県あたりからの桜が開花して
別の意味で
「過去の」タイムトラベルをしていた…。

今回は東北支援などとは
思っていないが、
まだ高速道路は
所々補修工事をしていたのを観て、
何か少し後ろめたさも
感じていた。

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2012年02月22日

2月22日(水) 先週沖縄に行きました。毎年、2月はいつも早足で過ぎるような気がする。それにしても今年の冬は寒い…ですね。

先週、沖縄に行った。
観光ではなく、仕事がらみで。

残念!

思ったより沖縄は寒く、
現地の人も
今日は特別、
「真冬のようです」と。
でも東京と比べれば贅沢贅沢。

今回3度目の沖縄。

行くたび、街が変わっている。
今回はモノレールに乗り
那覇の景観をゆっくりと走りながら
見渡せた。

米軍の跡地にできた
新都心「おもろ町」に
用事があり、訪ねた。
さすがに新規に作った街だけに、
デューティーフリーがあったり、
役所も移転しており、
まるで
アメリカの西海岸のような街並みだった。

「おもろ」とは
沖縄方言で「唄」を意味すると聞いた。

観光名所、国際通りを歩いていたら、
二十歳すぎと思われる
バックパッカ―の女性が一人、
そばの駐車場で路を訪ねていた。
今時珍しいなと思って追い越して、
何気なく路地に目をやると、
なんと、
本当に目を疑うほどの超古い宿泊所。
その名も「月光荘」。

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おもわず、
昭和初期にたてられたその佇まいに、
驚きと感動で見入ってしまった。

そして、後に最前のバックパッカーの彼女が
追いついてきた。
「ここに、お泊りですか?」
「はい!とても安いので。」

看板を観ると
なんと一泊1,500円!

月光荘に入っていく彼女の後姿に
女子全国一人旅(!?)の
頼もしさと強さを観た。

それからまたブラツいて
疲れたので喫茶店を探して入った。

“18歳未満お断り”の札が
貼ってあるのが不思議だったが、
入店して間もなく
その訳が解った。

なんと、テーブル席には
昔懐かしいアナログのゲーム機、
花札ゲームが点滅していた。
今や
東南アジアにもないだろうゲーム機が
こんな形で健在とは
またまた驚き。
因みにそのゲーム機の
シリアルナンバーは1982年製だった…。

2-22-2


羽田に着いたら
やはり東京は寒かった。


保険会社が毎年やっている
川柳コンクールで面白かったものを御紹介。

 女子会と
     聴いて覗けば
           六十代
  (サラリーマン川柳より)

同感、同感。

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2012年02月07日

P.S. 東海TOHO会in名古屋のアルバム

先日開かれた
東海TOHO会in名古屋のアルバムを
事務局から頂いたので
追加で載せます。

OBの皆さん
遅くまでお付き合い頂いて
本当にありがとうございました。

看板

3S

グループショット2

グループショット1

集合写真


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2011年11月22日

11月21日(月) 四国・高知 TOHO会に参加させて頂いた。30年振りの卒業生にもお会いできて、会は深夜まで盛り上がった。

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同行した小河原会長が
昔々流行った「南国土佐を後にして」
ぺギー葉山の唄を思い出したのを切っ掛けに、
ああ、今、
黒潮南国土佐に居るのだなぁ
と実感した。

棕櫚の木があり、
市電が走り、
お城がある。
南国の古い城下町。

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夕方に
高知城のふもとまで行った。
日の暮れる間際まで
その下に
スタッフの皆さんと座って
お城を見上げていた。
竜馬のドラマで
すっかり観光地になってしまったが、
その佇まいは
風雅な趣があり、
赤松越しに
時の流れの雄大さを見せていた。

TOHO会の会場は
これまた風情のある、
しもた屋を改築したものだった。

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時間になり、
地元のOBが集まった。

皆さんいろいろな方面で
活躍されているようで、
送り出した側としても一安心。
ちょっと遅れてきた卒業生とは
なんと30年振りの再会。
一目ですぐに
その当時(新宿・明宝ビルに学校があったころの)の
記憶が甦ってきて、
あっという間に時間が
ループの輪になりつながってしまった。

えも言えない感動、
嬉しさ一杯。

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また地元の放送局で活躍されている
Nさんにもお会いでき、
帰りの日には
車でプチ観光をさせて頂いた。

本当にありがたく感謝しています。

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これからも全国で
TOHO会が「出前」で開催される予定。
今までのOBが4万人を超えたそうです。
本当に大きな組織になりました。
この地元の根ざした地下茎。
OBの皆さんが
たくましく根を下ろしているからです。

今後も機会があれば
出来るだけ、
参加させて頂ければ
ありがたいと思いました。


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2011年10月05日

10月5日(水) 秋になったのでバスツアーに参加したが、ハードな行程で、クタクタになってしまった。でもそれも良い思い出になった。

10月初旬、
2泊3日でバスツアーに行った。
宮島・厳島神社→門司港→角島→
萩→津和野→尾道。
このコースを2泊3日なのだ。

行楽の秋。

予想通り、ツアーバスは満杯。

定年後のカップルがほとんど。
ほぼ同年輩が3日間一緒なのだ。
何か安心感のようなものもあって、
休憩所でそんなオトーサンと立ち話。
「兎に角、女は強いよね、
 それに元気なんだよなあ〜…」
無言でうなづく私。

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それにしても
門司港はいつも通過して
降りたことがない。
夜の門司の街は、
ライトアップしていて、
とにかくレトロな建物が
時空を超えて佇んでいるのが良い。

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特に駅は、
現役ながら昔のままで
独特のノスタルジックだった。

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厳島神社は、
ただただ海の鳥居と
海中に浮かんでいるさまが良い。
足元に手すりなしの海水がある。
不思議な光景。

下関の新名所・角島に渡った。

突然だが
私は灯台が好きである。
登る機会があれば、
必ず登る。
何故か子供の時から
あの姿が好きだ。
「喜びも悲しみも幾年月」
灯台守の半生を描いた
映画があった。
私はドラマより
その灯台のあるシーンが好きだった。

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いつも孤独の夜の波間を
照らし続けている…。
だから、
この明治にできた角島灯台観光は
とても嬉しかった。


秋芳洞・萩・津和野と
風景は目まぐるしく変わり、
スケジュールは過密だ。
もちろん
バスに乗っている時間の方が長い。
3日間で800キロ以上を走った。

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最終日は
あの尾道に行った。

ドックの街。
小樽・神戸・函館・長崎、
山の頂に登った。
瀬戸内の島並が見渡せる。
まさに眺望絶佳。
だったが、
下に降りる道が急勾配。
大汗をかいて
膝がガクガクだった。

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のどが渇いたので
駅前の喫茶店に入ったら
林芙美子の文学縁の店だった。
店の中庭には
彼女の育った部屋があった。
「花の命は短くて
 苦しきことぞおおかりき…」
店内に
彼女のポートレートが
掛けてあった。
土門拳が撮った写真とあった。
本当に強そうな女性像だ。

帰りの機内では
正体なく爆睡してしまった。

今日は腰も痛い。

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2011年07月10日

7月10日(日) 東京の暑さを避けて九州の高千穂を中心のバスツアーに参加。やっぱり山の中の渓谷は涼しかった。

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九州は何年か前に
湯布院(銀婚旅行で)に行った以来だった。

幸いに
今回もお天気に恵まれ、
福岡の柳川・どんこ舟での水郷めぐり、
大分・別府から湯布院、
さらに
高千穂峡谷から熊本・阿蘇の
九州の中心部を巡りました。

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柳川のどんこ舟は
以前冬に訪ねた時はこたつ舟だった。

堀の中から
民家を目線でかすめながら、
ゆっくりと船頭さんの歌声を
聴きながらすすむ。

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ゆるい、ゆるい時間のながれ。

いずれにしても
風情があって良いものだ。

その日は別府泊まり。
街の至る所から
モウモウと湯けむり。

隣の大分市は商業の街、
別府は温泉街。

まるで富山と金沢のようだ。
(商業と消費の関係)

このツアーの一つの目玉は
廃線になった高千穂鉄道の線路を
辿るというものだった。

私は熱狂的な鉄道ファンではないが、
廃線になった鉄路を歩くのは
とても興味深かった。

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途中のトンネルを歩いて行くと
別世界への入口に
続いているような
錯覚に落ちそうだ。

その足で線路を下りると
天岩戸神社だった。

夜は民宿に泊まり
神楽を見物した。

夜神楽は初めての経験。

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天照大神が
天岩戸に御隠れになったのを、
たじからの命が
天のウヅメの命の踊りで
岩戸を開けるという
コミカルなものだった。

解りやすく滑稽なものなので
楽しく鑑賞した。

帰路は阿蘇から熊本空港(阿蘇熊野と空港)。

とにかく大きな外輪山と草千里。

壮大なパノラマの中を
バスは
ヘアピンカーブの連続を
縫うように進む。

7-10-9

大阿蘇の風景を満喫。

とにかく涼しいのが
何よりの旅行だった。

秋は下関あたりに
行ってみようと思う。

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