東放学園

TOHO会

TOHOKAI
東放学園同窓会のためのTOHO会へようこそ!
今日も絶好調

各地

2014年10月01日

10月1日(水)御嶽山の噴火の悲惨なニュ―スが続いています。日本はやはり火山列島、それにしてもこの頃、天変地異が相次いで起こり不安な日々ですね・・・

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もう今年も10月になってしまいました。
早いものですね。
今週土曜日は札幌でTOHO会です。
当日飛び入り歓迎との事です!

札幌は3年前ぐらいに家人と旅行で訪れて以来。
家人が東 直己著『ススキノ探偵シリーズ』のファン。
(全シリーズ読破)
札幌を出ない探偵、ご当地探偵(結構なハードボイルド)の
ススキノ界隈を歩いてみたいというので、
まだ雪が溶け残る街を訪ねた。
「探偵はバーにいる」感じの横丁を、
雪道に足を取られながら散策。
まだまだ寒さの残る中、
味噌ラーメンがおいしくて
スープを全部飲みほしてしまった。
あの店は今でも健在だろうか。

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その昔、ラーメン横丁で
味噌ラーメン成るものを
生まれて初めて食べたとき、
カウンター越しに調理風景を覗いていたら、
白い結晶(旨みのもと)の様なものを
ビックリするほど大量に投入していた。
今ではそれは無いが
その店その店での秘伝があるようだ。
時間があれば市内の小さな美術館、
市内在住のOB方はご存じと思うが
三岸好太郎美術館に寄りたいと思っている。
ホントに小さい街かどの白いアトリエ風の佇まい。
昭和初期日本のモダンアーティスト。
シュールレアリズム絵画の始まりの様な画風。
幻想的な傑作が展示されている。
とても趣のあるオシャレな美術館なのだ。

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それにしてもこの町は道路も広く、
落ち着いた外国の街の様に思える
ゆったり感がある。
冬が無ければ住みたい町のひとつだ。
(暑さ、寒さが嫌いのゼータク者なので適当な気温が良い)
こちら東京はまだ半袖でも良い気候。
そちらはきっと涼しいはず。
OBの皆さんにお会いするのが楽しみです。

レポートは次週です!

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2014年08月08日

8月8日(金)久しぶりに金沢に行きました。

こちらは少し涼しいかと思ったが、日中は35度と東京と変わらない。
仕事だったのでのんびり出来ず、帰京の午前中に美術館巡りをした。暑かった・・・


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北陸の古都 金沢。
一番の繁華街は香林坊。
今や、ここは海外のブランドショップ街、
小さな銀座のよう。
しかし、少し歩けば緑豊かな城跡、兼六園。
その近くには石川県立美術館、
金沢21世紀美術館。
ホテルに荷物を預け、
緩やかな上り坂を上がると、
県立の美術館。
夏休みとあって小学生の一団に遭遇。
キュレーター(案内人)の小母さんの説明を聞いていた。
でも、館内のほかの部屋は観客もまばら。

あの名高い
野々村仁清(ののむら にんせい)の
国宝・色絵雉香炉(いろえめすきじこうろ)が
静まり返った一部屋に、
それだけを展示。
雄・雌一対の色は鮮やかで
今にも動きだしそうだった。
誰もいない展示室から
一階のロビーに降りると、
ソファに雑誌や新聞片手に
まどろんでいるオジサンたち。
私の近所の図書館にもいるぞ。
朝寝には丁度いい空間かも・・・。

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少し坂を下ると、
金沢21世紀美術館。
こちらは打って変わって現代美術。
観光客のルートになっているようだ。
丁度、木梨憲武氏(とんねるず)の
個展開催中だった。
人気で結構客が入っているようだ。

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古い街に現代アートが溶け込んでいる。
来年は、北陸新幹線が開通。
東京から2時間半で行ける。
空路より便利で早くなりそうだ。
新幹線、ジェット機、リニア・・・。
旅の概念がますます変わっていく。
鈍行列車で各駅停車の旅。
時間と空間がゆっくり味わえる。
それもまた良し。

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21世紀美術館で
草間彌生のTシャツと、
『陰翳礼讃』谷崎潤一郎著を衝動買い。
前にこの本、
ハードカバー?で買ったのだが、
何処に紛れ込んだのか解らず、
今回は文庫本。
帰路の飛行機で開いたが
ウトウトしている間に
羽田に到着・・・。

家についてホッとしていると、
また近くの河原で花火大会。
ドン・ドンと
遠くの雷を聴くようだ。
孟夏・・・夏は今が盛りなのだ。

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2014年01月29日

1月29日(水) もうすぐ立春ですね。陽も長くなって今週はなんだか早春の暖かさです。でも油断していたら思いっきり鼻風邪をひいてしまいました。皆さん、インフルにもご注意を!

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先日の土日、
TOHO会で奈良に行った。
TOHO会サウンドウォーク研修会in奈良」。
歩きながら自然の音を聴くと云うもの。
古都奈良を歩くだけでもいいのだが、
「日本サウンドスケープ協会」の
講師を招いたイベントだ。
年のざわめき、ノイズ、生活音など、
すべての音に
改めて耳を傾ける催しだ。

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猿沢の池から二月堂まで
かなりの道のりを、
音を聴き、レポートを書きながら
歩く、歩く。

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何百頭のシカに、
せんべいをねだられる。
なんだか
人がいっぱいいるなぁと思ったら、
本日、若草山の山焼き。
夕方は雨模様なのにこの混雑。
聞こえてくるのは
人の雑踏音。
日本語はもちろん、
中国語、
英語、
さまざまな言語が絡み合っていた。
そんな独特の風景音も
良いものだ。

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しかし、
さすがちょっと裏道に入ると
そこはもう大和路。
鳥のさえずりや
小川のせせらぎが聞こえる。
興福寺、
東大寺二月堂、
三月堂、
春日大社…。
さすが、
大仏殿の天井は高く広いので、
人々の声の残響が
深い味を醸し出している。
どこかのグループの案内人の
キーの高い声が大きく跳ねていた。
帰り道、
やはり雨が降って来た。

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駅近くの居酒屋で
合評会が行われ、
各人がこの歴史ある都の固有音を
的確に聴取。
個人個人の聞く耳が違うのだ。
当たり前のことだが、
映像認識は五感の70%を超えると云うが、
暗闇や静かな時では、
音響が際立ってくる。
『ふる池や蛙飛び込む水の音
  /静かさや岩にしみいる蝉の声』…。
映像から“音を視る”ことの大切さを
再認識されたイベントだった。

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先週の金曜日
(一社)スタジオ音楽協会の賀詞交歓会が、
信濃町の明治記念館で開かれた。
100人余りの参加者があり
盛大なパーティ。
中締めの挨拶を頼まれた。
会の初めの会長の挨拶が、
この頃のハイエンドアナログへの回帰
についてがあったので、
ネイティブアナログ人としては
嬉しい限りと云うことと。
この業界に
お世話になっている卒業生の
(会場にもたくさん見えていた)
御礼を兼ねて、
三本締めをさせて頂いた。
音楽業界はこのところ
CDなど売り上げが減少。
それに伴って
スタジオ業界も苦戦している。
日本では
音響ミキサーの価値が
まだまだ広く認められていない。
メディア業界(放送業界も)では
特殊な技能をもつスペシャリストが
リスペクトされていないのだ。
何時も大いに疑問が残るところだ。
あいさつの最後に
この業界を目指す若者に夢と希望を!
少し熱くなりながら
訴えてみたのだった。


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2013年10月30日

10月30日(水) 今年の気候異変は日本だけではなく、ヨーロッパでも。TV映像では風速50mの大風で人が飛ばされていました。地球も住みにくくなって来たのか?


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今日は秋らしい好天。
もう晩秋が近付いてきた。

近所の公園で、
菊花展の準備が始まった。
そばを通ると、
菊の花の香り。
やがて来る寒さの訪れが
近いことを感じる。
一年間、
丹精込めて育てた菊たちの
晴れの舞台なのだ。
なぜかホッとするような香りと
凛とした佇まい。
昔のサムライを
想起する。

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上田秋成の『雨月物語』。
不気味な話の中でも
『菊花の契り』や『吉備津の釜』が
思い出される。
中学校の図書館で、
秋の夕暮れ時
この本を読んでいたら、
あたりはすっかり暗くなってしまい
館内は自分一人きりになってしまった。
何か妙に不気味な気分になって、
読書を切り上げ
学校の廊下を走って帰った。
足音が校門まで付いてくるような気がして
後ろを振り返ってみると、
花壇の菊の花が
じっと見つめていた。
その黄色い色が
今でも忘れられない。

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このところ
昭和の香りがする人たちが
ずいぶん逝ってしまった。
詩人の飯島耕一氏。
学生時代、
詩集『他人の空』を読んで
こんな平易な言葉で
自分の置かれた弧絶を表現できるのか、
感動して言葉もなかった。

* * * * *

空は石を食ったようにあたまをかかえている。
物思いにふけっている。
もう流れ出すこともなかったので、
血は空に
他人のようにめぐっている。
『他人の空』より

* * * * *

シュルレアリスム(超現実主義)
という言葉が甦ってくる。
言葉はその根幹で
お互い繋がっているが、
表に出るときは(言語表現として)
皆、違う衣をまとっている。
詩人の仕事は
その言葉たちと格闘し、
飼いならし、
魔術のように織り込むことだ。

大岡 信、谷川俊太郎…。

同時代の似た系列の詩人たちも好きだ。

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天野祐吉氏も
亡くなってしまった。
1980年代『広告批評』という月刊誌を創刊。
資本主義がら限りなく生まれる
“モノ”や“商品”。
それを、
時代背景を浮き彫りにしながら、
ウイットと軽妙なタッチで
やんわりと棚卸。
売らんかな、や
センスの悪いCMはご免!と。
商品そのものの奥にあるものを
感じ取る。
批評眼が大切だ。
CMは
ユーモアがなくては駄目だ。
知的で優しい“江戸っ子”が、
また一人逝ってしまった。

『CM天気図』
欠かさず読ませてもらいました
           ……合掌……

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2013年07月31日

7月31日(水) なんだか気候も「経験したことのないような」不気味さを感じる毎日。先週は台湾から帰ってすぐ仙台に講習会で出張。やはり当地で猛烈なにわか雨に見舞われました。


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いまさらながら
自然の力は強大だと感じる。
日本各地、
特に中国地方の集中豪雨。
短時間の間、
あれよあれよという間に
河川の氾濫、土砂災害。
手の打ちようがないほどの
天候の急変。
この頃の日本は
穏やかに季節が変わらず、
ほとんど予告なしに、
予報を上回った
それこそ天変地異が続発している。
昨今、
人間の力の無力さが
いまさらながら見える。
とはいえ、
それでも人間は前を向いて生きる存在。
膨大な過去の経験の蓄積から
何かを得なくては。
未来は予測不能ゆえ、
今を大事に。
過去や経験から
謙虚に学ばなくては…。

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久しぶりに仙台に行った。
東北TOHO会以来だ。
東北一の大都会。
8月の七夕祭りの準備も
着々と進んでいるようだ。
まだ放送界の駆け出しだった頃、
取材が延び、
帰りの列車に乗り遅れ、
最終の寝台車に飛び乗ったと事があった。
40年位前のことか。

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仙台駅も高架になり、
タコの足のように
歩道橋がうねっている。
青葉城、
東一番丁、
国分町、
廣瀬川。
まるで歌の文句のように
単語が浮かぶ。
整然とした落ち着いた佇まいの城下町。

仕事の関係で
繁華街の反対側(駅の東側)に行った。
昔は何もないところだったが、
今は開発途中の地域。
ところどころに地権者たちの
整備反対運動の看板があった。
色々な地方都市を訪ねてみると、
街の建物のデザインが皆一様で
特色がなく、
趣が感じられない。
その街独特の
景色や匂いがなくのっぺりして、
風景まで均一化・標準化が蔓延している。
その街その街の独特のものが
消えかかっているようだ。
(おしなべて繁華街は国道沿いに移転!)

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とはいえ、
仙台はまだシャッタータウン化していない。
何本ものアーケード街は健在だ。
むしろ、
震災後第二弾の復興景気?になりそう
とはタクシーの運転手さんの弁。
車を降りて空を見上げると、
怪しい空模様だった。
用事が済んで帰ろうとしたら、
突然の土砂降り!
行くときに買ったビニール傘が
役だたないほど。
8月「七夕」本番に
そんな空になっては困る筈。
天気の安定を祈ります。

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帰路は、
東北新幹線のホームで
「スーパー小町」と「はやて」のジョイントを観た。
“鉄ちゃん”たちのカメラが一斉に作動した。
メタルグリーンと朱鷺色ピンクのコントラストが
何か夢のような感じだった。
この列車は通常よりスピードが速く、
300円の割増料金が加算されるとの事だった。
速いことはいいことなのだが…。

先週はいろいろと忙しく、
今頃疲れがドットでてきた。

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2013年07月25日

7月25日(木) 「台湾アルバム」(24日からの続き)。

旅の様子は「7月24日」を!

【台湾 台北 松山空港 “キティーちゃん”】
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【士林夜市へ向かう街並み】
7-24-6

【街並み】
7-24-5

【日本留学展】
7-24-2

【東放学園ブース 相談待ちも続出】
7-24-3

【東放学園ブース 真剣に話を聞く相談者】
7-24-4台湾日本留学フェア

【台北のランドマーク 101】
7-24-8

【九フン 名作映画『悲情城市』(侯孝賀監督)の舞台】
※フンは人偏に「分」
7-24-11

【九フン 『千と千尋の神隠し』の湯婆婆の家のモデル?】
7-24-13

【九フン 『千と千尋の神隠し』効果? カメラの砲列】
7-24-12

【九フン 港の見渡せる丘】
7-24-10

【『ニューシネマパラダイス』台湾バージョン 昌平戯院】
7-24-7

【台湾の卒業生との懇親会】
7-24-1台湾集合

【台北のランドマーク(遠くから望む) 101】
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以上。


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2013年07月24日

7月24日(水) 週末、台湾に行った。帰国した東京は猛暑日。突然の豪雨に見舞われてビックリ! 今日あたりは梅雨の戻りとやらで妙に蒸し暑い、マァ気温が低めなのでいいかも。

先週末に台湾を訪問した。
台湾の卒業生との懇親会が、
台北で初めて開かれたのだ。
12人の卒業生が集まってくれた。
11人は女子。
皆さんキリッとしてたくましく、
しっかり者の頼もしい人たちだった。

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近年は、韓国からの留学生が減って、
台湾の方々が少しずつ増え、、
21日(日)に台北で開催された
『日本留学フェア』にも
沢山の参加者が集まっていた。

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特に、わがTOHOのブースには
ひっきりなしに相談者の列が続いていた。
音響系、声優系が人気。
これからはもしかしたら
東アジア、東南アジアの学生が倍増するかも。
先生方の仕事も予想のつかない位、
多岐に渡ってくるのだろうか。
日本の少子化は
歯止めが利かない現在…。

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台北市の名所“士林夜市”で夕食。
久しぶりに大混雑の人の群れ。
狭い路地に何百店もの食べ物店。
食物・薬草・香辛料・湿気。
狭い路地がそれらをミックスさせる。
中華街の何千倍の匂い。
今回で四度目の台湾だが、
何時も慣れるまでは少し時間がかかる。
大汗をかきながら台湾料理を食す。
二軒行ったが、どの料理も薄味。
近年、年齢並みに薄味になったが
当地はまた更にだ。
御当地ビールも
アルコール度1%位で薄味?
健康的ではありますがね…。

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翌日は是非行ってみたかった処、
バスで海沿いの丘にある街・九フンに。
※フンは人偏に「分」
かの名作映画『悲情城市』(侯孝賀監督)の舞台だ。
今ではすっかり観光名所。

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宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』の
湯婆婆の家のモデルとのうわさがある建物付近は、
カメラの砲列が密集。
オリエンタルで密教的で不思議な佇まい。
細く曲がりくねった路地を抜けると、
港の見渡せる丘。

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青く澄みきった海を観ながら
風を聴く。
汗が急にひていく感じがする。
ここは昔、金鉱だったところ。
ゴールドラッシュの賑わいはもうないが、
今はここも観光客のラッシュ。
超狭い路地に売店がひしめいていて
通り抜けるので精一杯なのだ。
特に週末で、
夏休みが混雑の極みだった。
今度機会があったら
ゆっくりと観てみたい。

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坂の途中に昔の映画館が
ひっそりと営業していた。
子供の頃の地方都市に有った雰囲気だ。
なんだかノスタルジックな気分になって
もっとここに留まりたい。
『ニューシネマパラダイス』台湾バージョン。
なんだかとても心休まる
不思議な空間だ…。

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それにしても往復のエアーはエバー航空。
丸ごと“キティーちゃん”の
キャラクターグッズ満載。
機体にもキャラクターが描かれていた。
機内の乗客も
若い女子が多かったような気がする。
日本発“カワイイ”が
空を飛んでいく、
そんな時代なのか。

帰路の前に
国父(孫文)記念館に行く。
台湾では、軍隊の制度が変更され、
移行期にあるようだ。
韓国の若者も困っているようだが、
我が日本国の憲法はいかに。
“カワイイ”とは
意味深長なイメージなのか…。
良く解らん!?

そんなこんなで無事に帰国。
東京では戻り梅雨が待っていた。

…写真がたくさんあるので、
7月25日版で、
「台湾アルバム」を紹介します。
そちらもご覧になってください。

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2013年06月26日

6月26日(水) こちらも本格的な連日梅雨模様。うっとおしい気分なので、長野に温泉に行った。東日本の横綱ランクの湯田中は良かった。


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今回もバスツアーだった。
何時もの様な弾丸ツアーはやめて、
栗と葛飾北斎の里、
小布施をゆっくりと訪ねた。
小さい町だが
なかなかきれいに整備されていて、
チョッとした施設の前には
昆虫のオブジェ。
景観にマッチしている。
北斎の美術館も
なかなか見どころがあった。

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栗が名産で、
いたるところに菓子が並んでいた。
また、
造り酒屋の煙突が
妙に美しく佇む。
あまり飲む方ではないが、
酒蔵に入って見ると
なんだか懐かしい気がする。
栗のソフトクリームを食べていると、
雀がテーブルに乗って
ソフトのコーンをねだって、
大胆にも指先から
素早く持って行った。
雀がねー…。
懐いている!
ちょっと驚きだった。

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湯田中温泉は
本当に昔の温泉町だ。
俳人小林一茶でも有名。
このツアーでは、
一か所の旅館に泊まると
他の旅館の風呂にも入れるし、
町の共同浴場にも入れる。
温泉に特化しているのが良い。
夕方、
深夜、
そして朝方。
計3回も浸かってしまった。
大満足!
こんなにゆっくりと温泉に入ったのは
何年振りか。
また機会をつくって
行こうと思った。

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この旅行の前日、
大学時代の友人の通夜があった。
去年、恒例の忘年会で会ったのが最後。
いつもと変わらずに
こにこしながら飲んでいた。
ガンだった。

このところ2、3年おきに
3人の友人が逝ってしまった。
何とも寂しい。
通夜で息子さんにお会いした。
顔も声も似ていた。
駆けつけた友人たちもお清めの席で、
昔語りより、
生きていることの大事を
確認していた。
「明日から旅行…」
さすがに私は
決まっていることとは言えず、
なんだか少し後ろめたい気がした。

元気で生かされていることを
十分な幸せと感じた…。
 <黙祷>

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2013年05月22日

5月22日(水) 今年の気候は何か変ですね。突然の夏日や低温、そして強風。昨日はアメリカで竜巻発生。自然には逆らえないけれど、地球規模で異常気象なのでしょうか。


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今日は朝からさわやかな好天気。
と言え、又これが暑い。
昨日も蒸し暑かった。
アメリカのオクラホマでは大きな竜巻が発生し、
大きな被害が出ている。
日本でも最近、竜巻の被害が出始めている。
アメリカでは竜巻専門の予報士がいるらしいが、
それでも間に合わなかった。
大地震・津波等など、
自然の脅威はまだまだある。
人間は自然のほんの一部分。
何でもかんでも、
科学で対処できるわけもない。
もっともっと
謙虚であらねばと思う。

……閑話休題……

5-22-4

映画「舟を編む」を観た。
三浦しをん原作のベストセラー小説の映画化。
辞書作りという
気の遠くなるような、
果てしなく地味で、
粘り・根気が求められる話だ。
原作は地味な話を単に苦労話とせず、
時代に応じた改訂版づくりの面白さを伝えている。
原作と映画を比較するのはナンセンスだが、
これはそれでよく出来ていた。
主人公の若き編集者・松田龍平が良い。
俗人離れしたオタクの雰囲気を
うまく出している。
同じ原作者の「多田便利軒・番外編」の演技も良かったが、
またよりインテリジェンスを要求される役に
うまくハマっている。

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平日にもかかわらず
大入りだった。
若いカップルが多いのは
原作の影響も大きかったのでは。
宮崎あおいもキリッとした演技で好演。
数日後NHKのBSで、
改訂を巡る二人の編集者のドキュメンタリーを観たのも
辞書を巡る知識が広がった。

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2013年01月30日

1月30日(水) 第三回・博多〔九州〕地区TOHO会が先週末開かれ、多くのOBの皆さんが参加して盛り上がりを見せた。屋台のラーメンはうまかった!


1-30-1TOHO会役員

博多は別件で昨年の秋に訪れたばかり。
にぎやかさは地方都市では別格。
街に勢いがある。
名古屋もそうでしたが、
この景気から見たら
とても嬉しくなる。
それにしても寒かった。
福岡は日本海、玄界灘の冷たい風が吹く。
帰りは朝から雪模様。

1-30-6乾杯

懇親会会場は市街から少し離れた
瀟洒な会席料亭。
地元の顔、金子あきらさんの紹介だ。
美味しいものが次々と出てきたが、
皆さん話が盛り上がって
気がつけばもう、
3時間たってしまった。

1-30-2博多TOHO会

この頃のTOHO会は
私とほぼ同じぐらいの年格好のOBが
2、3人出席されている。
アナウンス学院初期の方々なのだ。
懐かしい池谷先生、茂木先生の話。
自然とあの新宿の明宝ビル校舎の話題となる。
40年昔は、
昨日の事のようにタイムスリップ。
ここでまた貴重なご縁が繋がる。

1-30-4博多宴会2

この街での名アナウンサー斎藤さんも現役を退いて、
いまや私と同じ「年金族仲間」。
私は当時、
兼務でアナウンス学院の教務をやっていた。
斎藤さんは当時大学生で、
局アナを志望して
千葉県から福岡へIターン就職。
そして現在は
この地で最後まで暮らす覚悟とか。
自分の人生は、
学校とか先生との出会いの
その微妙なベクトルで決まっていくのか。
自分を振り返ってみると
やはり先輩と先生のご縁や紹介で
現在の自分があるようだ。

1-30-3博多宴会1

同じ学校のOBとは、
かくも瞬間的に
タイムマシーン(TOHO会)の乗り合わせで
貴重な過去に帰りつく事が出来るものなのか。
「自由意志」― 
自分で人生を生きるためには、
少々かったるいなアと思っていても
自ら一歩、足を延ばす努力が
貴重な思いがけない
「出会いと縁」にめぐり合うことが
できるようだ。

1-30-7集合

二次会も金子さんの紹介で
カラオケスナック。
締めは中洲の屋台で
ラーメンで温まった。
それにしても半端ない屋台の数。
博多ならではの文化が香っていた。

1-30-8屋台

表は寒く
人情はとても暖かった。

1-30-5夜の博多・中洲



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