東放学園

TOHO会

TOHOKAI
東放学園同窓会のためのTOHO会へようこそ!
今日も絶好調

TOHO会・OB

2017年10月04日

10月4日(水)先週末、9月30日、久しぶりの福島地区TOHO会が開かれた。何十年かぶりにお会いするOB達と昔話や、現況を夜遅くまで語らった。

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福島市は古い街だ。
県庁所在地であるが静かな街、郡山市とは賑わいが違う。

佐久間先生ご挨拶


広い宴会場が直ぐに一杯になった
ややあって、身体の大きなオジサン風のOBが私の前に立った。
一瞬誰だろうと思ったが直ぐに放送芸術科(1984年卒)のOさんと分かった。
それにしてもずいぶん立派な体格になって見違えた。
「あの当時は50キロ代の体重でした」それで当時の彼のイメージが甦った。
今は家庭の事情で仙台に住んでいるとの事。(新幹線で仙台から来たらしい)
街ですれ違っても分からないほど体形が変わった。
30年あまりの月日が流れたことが実感。
また県内のTV局からはアナウンス学院出身のSさんと当時の先生方の話で盛り上がる。
彼は郡山のTOHO会にも出席していたはずだ。
毎回足を運んで頂き感謝します。

福島スナップ写真


福島集合写真


いつも思う事だが学校の価値は卒業生の数だけではなく、
卒業後も業界だけでなく社会でキッチリ活躍していることだと思う。
人間の一生の中で一番いろんなことに巡り合う時期、場所が学校だ。
その人の半生が決まってしまう縁が生じる時でもある。(友達も含めて)
そこでの学校の果たす役割は大きい。
その時出会って卒業、そしてOB会で再び出会う。
専門の勉学だけでなくそんな時と場所をタイミング良く提供できているか。
何年たっても良き思い出としての学校のもつ存在理由がある。

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二次会にも多くのOBが参加して頂けた。
また話が一段と濃いものになって親密度が増した。

表に出ると涼しさが心地よく、秋の深まりを感じた。

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話は変わるが知らぬ間に東京にも秋が来た。
季節感のない今日この頃。
この頃は結構雨降りの日が多かった。

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それでも私にはいつも通り『美術の秋』。
上野の都美術館では『ボストン美術館の至宝展』。
平日にもかかわらず満員の盛況。
陳列品を観る長蛇の列。
なんと2時間30分もかかってしまった。

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目玉のゴッホ『ルーラン夫妻』『蕭白』『英一蝶』は特にだ。
久しぶりに混んだ美住術展に行ってしまった。
『ルーラン夫妻』の絵は想像以上に大きくゴッホの生々しい、
タッチと息遣いが迫力満点だった。

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また別の日、丸の内の三菱一号館美術館に行く。
この日は夕方、あるスポンサーの貸し切り日。
何故か招待客として観賞。
『レオナルド・ダヴィンチ×ミケランジェロ』展。
秋の日はつるべ落としあっという間に夜になった。
夕闇の中にオシャレな夜の美術館。
それだけで相当不思議な雰囲気を醸し出していた。

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こちらは打って変わって少人数での鑑賞。
素描(デッサン)が凄い。
特にダヴィンチのは神がかっていて総毛だった。
森閑とした夜の沈黙の時間・空間。
新しい体験をした、ダヴィンチの息遣いがしたようだ。

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この週は恒例の【四人の会】が後楽園ホテルの最上階で開かれた。
夜の後楽園周辺は昼間とは全然別世界だった。
特に42階の「アーティストカフェ」は眺望が絶景。
このカフェの名前の由来は後楽園でコンサートをしたアーチストの
銘板が一回目から飾られていた。
(1978年キャンディーズ以降のアーティストの名前)

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イタリア料理もおいしかった。
今回幹事のHさんはじめ皆さん有難うございました。

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そんなわけで9月は中旬からなんだかんだと出かける機会が多かったのだ。
気がつけばもう10月!
陽も短くなり季節の移ろいが感じられる。
今日も薄めの上着を着たが肌寒気がする。

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OBの皆さん季節の変わり目ですのでお身体にご留意ください。

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2017年09月13日

9月13日(水)なんか季節感のはっきりしないうちに9月も半ばになってしまった。世界各地では地震や超大型ハリケーン被害が起きている、太陽もフレアを起こした。

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先週末はひさびさの夏らしい好天気で散歩。

携帯に万歩計がついているので、
時々歩数をチェック。少し早歩きで8000歩ほど。
1時間30分ぐらい歩く。すこし汗ばむが風が心地よい。

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河原の土手道はウォーキングやランニングの人が多い。
ほとんどの人がペットボトルとタオルを持っている。
たまにドーベルマンのような大型犬を自転車でランしているのに出会う。
ご夫婦そろってウオーキングはこの頃の流行りか。
両腕を直角に降って目線は10メートル前方、姿勢も好い。
私らの歳になると皆さんとりあえず健康でありたいと望む。
PPK(ピンピントしていて死ぬ時はころっと逝きたい)と思っている。
そう思い通りにならないのが人生だろう。

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とりあえず人間は動物・・・動く者。そして直立二足歩行。
お陰で大脳が大きく進化?
そして道具を持って自分の外側に脳の機能を移植させた。
生き物としては非力な存在も脳を使うことで、
文化・文明を凄いスピードで発達させた。
人類の歴史は科学の発展で、ある意味イケイケドンドンかも。
大きな間違い、例えば戦争を繰り返す愚挙。
本当に反省しているのだろうか?
日常の暮らしは便利なったようだが、失ったものも多いようだ。

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自分の外側にいろんなものを作り出した半面、
それらには予期せぬ不安で危険な物があった。
原子物理学による発明発見はもろ刃の剣。

今、北朝鮮は世界からの孤立を深めている。
核保有国であることが大国であることの証と盲信?

世界から非難を浴びても核開発やミサイルをやめない。

その昔日本が世界の列強国から石油を止められた。
当時アジアのナンバーワンになりたかった日本。
国民もマスコミも、挙国一致であの戦争に突入した。

どうも歴史は位相は違えども繰り返すらしい。

ABCブロック、国連脱退、日中戦争から太平洋戦争へ突入。
そして広島・長崎の被爆!無差別爆撃、終戦。
多くの物を失った、しかし現在はアメリカの安保の下に、
かろうじて危うい平和がある。

北朝鮮も過去の歴史から戦争の悲惨さを学んで欲しい。
世界と会話のテーブルについて冷静になって話し合ったらと思う。
この世界的な危機は早く乗り越えて欲しい・・・。

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散歩のついでに地区の郷土資料館の立ち寄った。

この辺りは昔から低湿地帯でおもに蓮根などを作っていた。
それらを移送するのに使った舟のレプリカが飾られ、
また当時の戸籍帳・・・寺の所管になる人別帳や土地の農地検地帳があった。
丁度その時、藍染めのトークショウがありその苦労話が聞けた。
土地土地に歴史ありなのだ。勉強になった。

今月、地区TOHO会は30日(土)福島で開催予定。
私も参加させていただく予定です。
特に初期卒業のOBの方に会えたらなお嬉しいと思います!

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2017年04月19日

4月19日(水)慌ただしかったサクラの花見もいつの間にか終わってしまった。毎年のように繰り広げられるサクラ狂想曲が静まり返って寂しいかも・・・

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世間では、今年も繰り広げられたサクラ見物騒動。
花冷えにも荒天にもめげず繰り広げられた。
私は何時ものように町はずれでひっそり咲いているサクラ見物。
酒も場所取りもいらない暢気なものだ。
木下でのバカ騒ぎも疲れる気がするからだ。

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今ソメイヨシノはすっかり葉桜に。
緑色が日に映えて鮮やかで美しい。
それに遅れて珍しい黄桜が満開になった。
なんとも上品な浅黄色、匂うようだ。
犬との散歩は花びらが舞い散る公園の芝生。
贅沢な散歩道である。

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家に帰るとTOHOから今年の研究紀要集がとどいていた。
毎年のように審査をさせて頂いているが、
今年は私が審査した一篇が最優秀賞に挙げられた。
岡村先生の『ICT教育の実例と考え方、今後の展望』
IT教育をさらに進めた information and communication technology の略。
文科省の新しい指針に沿ってさらに幅広く具体的に展開。

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タブレット、スマホなどの端末をさらに効果的に現場での技術教育、
特に映像音声教育に応用。
自作の教科書を大型プロジェクターで投影したり身近な創意工夫が感じられる。
丁寧な語り口、図解も分かりやすい。
近ごろの論文のなかでは相当に出来が良い。文句なしだ!

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将来、AIが先生を不要にする!?は愚問。
現場の教師の熱意と何かを伝えようとする気持ちが教育の根底なのだ。
その想いがこの論文に溢れている。

岡村先生のもう一つの顔は「落語」を達者に語ること。
一見、正反対のように見えるが実に玄人裸足の腕前。
IT、デジタルとは無関係のようだが不思議に両立。
扇子と手ぬぐいで聴く者を笑いと感動に導く。
人間臭い芸の持ち主なのだ、なんと幅広い!

久しぶりに彼の噺を聴きたくなった。

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それにしても年々論文の応募者が少なくなってきていると聞く。
寂しい限りである。自分の成果を書いて残すこと。
まさしくアナログの手法である。コピペで済ます輩が多いと聞く。
デジタルの前に自分の考えを広く皆に問う事が、勇気が大事なのだ。
いやしくも教師たるものは自分の研究成果や授業を分析発表するのがベター。
時代とともに授業内容も変化しているのだから。
教師のそんな熱意が学校を支えるのだから。

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話は変わるが、
先日講習会で古い放送芸術科のOBとお会いした。
いずれも30年来の再会だ。
木村和也さん(写真あり)、森島邦夫さん。
お二人とも番組プロダクションのお偉いさんになっていた。
なんとなく面影はあるが少し体格が良くなったようだ。(貫録も)
この業界で相当なご苦労をされてきた。
この世代はあまり同期会もしていないと云っていた。

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今年の気候は何かおかしい。
春の嵐が去ったらもう夏の気温だ!
OBの皆さんどうぞご自愛ください。

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2017年01月25日

1月25日(水)寒さの強まる東京を離れて、沖縄TOHO会に参加!

温暖で良いのかと思ったが、14〜5℃と期待したよりズーッと寒かった。
3時間も飛んで南下してガッカリだったが会は大盛況でした。

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TOHO会に先立ってもう恒例になっている、
サウンドウォークin沖縄が同日に開催された。

わたしは金沢、奈良と参加して今度は3度目の経験。
OBの役員中間さんのプロデュース。
「日本サウンドスケープ協会」から3人の会員が参加された。

この協会では日常の光景から音響だけを取り出して、
普段聴き逃しているさまざまな音たちをクロ―スアップ。
そこから音の風景が新たにたちあがってくるのを確認・再評価していく。
人は日常生活では視覚に頼っていることが多い。
情報の70%以上は目からとり込んでいるという。

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この会では沖縄県中部(壺川〜嘉手納〜首里〜波の上)を歩いた。
生憎嘉手納基地ではジェット機の発着は無く付近で行われていたイヴェントの騒音。
首里では小高い丘の石畳みの小路を散策。所どころに湧水スポット。
仄暗い森の小道は、深閑として思索にふけるには良いところ・・・。
・・・知らない土地を旅する時に、サウンドウォークのような目的を持って
その地を歩いてみます。その土地の気配ひとつにしても違うものなのです。
感性を生かして音を聴き、その土地固有の音や景色に思いを馳せることで、
音の風景を再認識することが出来ます・・・(中間さんのコメント要訳)

慌ただしく生活している日常から、ひとつ耳を澄ませば、
また違った音の映像を観ることが出来る・・・。

この会のOBの奥深さを観ることが出来た。
音響の専門家のまた違う顔を発見する。中間さんありがとうございました。

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さて夕方からは宿泊所のホテルの宴会場でTOHO会。
このところ10名以上の参加者が続いている。
半数のOBはわたしを覚えていてくれた。
何十年もお会いしなくてもどこかに当時の面影が伺える。
その頃は記憶力も良くほとんどの学生をフルネームで覚えたものだ。
今では昨日会った人の名前すらおぼろげなのだ。
二次会もほとんどの人が参加した。
スマホのバックライトでカクテルの色を鮮やかに演出したり、
基地問題の裏の裏側を取材したOBが公式には決して出ない話をしてくれた。
そーだったのかと想わず話に引き込まれてしまった・・・。

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二次会も盛り上がりやがてお開き。表に出ると舗道が雨でぬれていた。
やや暖かな夜風が心地よかった。

今回は学園からの参加者は2人(事務局の福田さんはインフルエンザで急遽NG)
何時も裏方に徹してお世話してくれる人がいないと寂しいものだ。
TOHO会からは中間さん、札幌の手塚さん、小河原会長の3人。

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事務局長の佐藤 生先生の手作りのTOHO会のペナント看板が印象的だった。

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今年の地区TOHO会の予定はまだ出ていないが、
機会があればまた参加させて頂きたいと想っています。

5万数千人を越えるOBの輪がこれからも大きく強く広がることを期待します!

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2017年01月12日

1月12日(木)このところ東京も寒波の襲来!とにかく寒い寒い。自転車の乗ると全身がコチコチに固まる。これからひと月は寒さとの戦いになる。

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とはいえ図書館から家に戻るとホッとする暖かさ。
我が家の老犬は一番日当たりの良い居間で熟睡。
食べて寝る、至極分かりやすい生活。
まして飼い犬だから食はほぼ安泰なのだが、
糖尿病になってからほとんどノンカロリーのドックフードのみ。
それまで少しずついろいろなものをあげてきた飼い主の責任もある。

0112-2 2016エルヴィス


去年私が入院生活をした時の食餌を思い出した。
味もそっけもないひたすら薄味の病人食。
犬も私も高齢者、あっちこちが傷んでくるのは当然なのだが。

今年の年賀状に「命より健康第一!」と尊敬する先輩からの箴言があった。
思わず笑いながらうなづいてしまった。

普段も健康でピンピンしてそしてコロリと逝く。
略してピンピンコロリ・PPK〜なにか謎の組織みたいだ。
高齢者の合言葉のようだが、現実はままならないようだ。

一度死んでみたら分かることだけど。

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昨日は神田神保町で講習会があった。
放送制作関係の協会が主催する準法定講習の手伝いだ。
マンパワーの少ない協会なので、非常勤の私も朝から夕方まで勤務。
講習の終了時に、1986年放送芸術科卒の遠藤さん(旧姓舟岡)に声を掛けられた。
卒業して30年余り。
タイムマシーンでそのまま現れたように若くて変わらない。
現在は旦那さまと一緒に番組プロダクションをされているとのこと。
私は忘れてしまったが、TVK(テレビ神奈川)の番組関係の仕事を紹介され、
それから、フジテレビ番組関係のタイムキーパー(記録進行)。
「そなんですよ!先生の一言で人生の選択が決まったんです」

0112-4 舟岡由紀さん


教師とは自分の事はグズグズと決められないが、
学生の将来を決定することができる因果な職業なのだ。

少し関連した話。
IT化、デジタル時代AI万能時代になると、
労働の職種が変わり、失業率が上がるというが、
教える職業「教職」は多分残りそうだといわれている。

0112-5 ロボット


今年もTOHO学園の先生が書かれた「研究紀要」を読ませていただいた。
かなり前から大学はケータイやパソコンで休講経緯・お知らせはもとより、
タブレット端末で板書をしないよう、ペーパーレス化を進めている。
教育の技術が大きく変わろうとしている。
しかしどんなに効率の良い情報伝達手段も「知識の羅列」では意味がない。
教え育む事の結節点は人対人の真剣勝負だ。
人から人へ、数値化されないアナログな関係を見落としてはならない。

いつの時代にも大きな技術革新がある。
しかし人間には意識がありそして知恵がある。

けれどこの頃の科学進歩は加速を速めている。
チェス、将棋、碁もコンピュータが優勢になってきた。
マシンが意志を持つ!人類の危機、SFのテーマの一つが現実味を帯びる。
まあそうなってみなくては分からない話だけれど・・・。

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その未来を背負う若者の通過儀礼、成人式。
わが町の文化ホールで行われた。
パララ、パララと会場に爆音を鳴らし来るもの。
今年は大暴れする輩も無く、小雨の中華やいだ振袖が大集合。
年年派手になってきている(男子の和装も目立つ)。
自分のときは学生服だった。
何を決意したのかはすっかり忘れた…。

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話が散らかってしまったが、1月21日は沖縄TOHO会です。
OBの皆さん今年も地域TOHO会のご参加よろしくお願いいたします。

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2016年10月05日

10月5日(水)先週末、広島で久しぶりのTOHO会が開かれました。前回は参加も少なかったが、今回は大勢の参加もあって大盛上がりでした!

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今年の気候は本当に可笑しいぐらい変だ。
台風はどんどん上陸してほぼ日本を縦断している、
たまに秋空を観るとなぜかホッとする。
今のところそんな好天は続かない。
今日も台風の前触れで東京は突然の雨が降ったり。
早く湿気のない秋の青空が続いて欲しい。

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広島TOHO会の報告です。

10月1日(土)新幹線で広島入り。
ホテルにチェックインして水を買いにコンビニへ。
店内はやけに混雑、そして赤い景色が現出!

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この日は広島カープの最終戦、黒田投手の登板とあって、
家族連れの客は15番のユニフォームで買い物。
市民が積極的に応援、加熱する日に遭遇。
市内は広島カープ一色なのだ。

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懇親会の会場は市電で三つめの繁華街内にあった。
その店名も「紅緒」!カープ色を意識して?

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OBさんたちが続々と集って来る。
35年振りのアナウンス学院のOG、Fさん。
卒業時に「わたしは自衛官になります」と云っていたKさん。
(1985年放送芸術科卒)
宣言通り現役の陸自官。あと数年で定年だそうだ。(55歳定年)
卒業時に彼は私と握手をしたことを今でも覚えていると。

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何時もの事だが歳月の流れの速さを感じてしまう。
学科は違えども、最初は緊張していた面々もすぐリラックス。
TOHO効果なのか。
会長の小河原さんの挨拶。
そしてご指名で乾杯の発声をさせていただく。
しばし懇談・・・・・。
OBサンの現況と昔(TOHO)の思い出話に。

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わたしはあの小さな塾の様な学校が存続している訳が分かる。
全国、台湾、韓国に出前のOB会を開催しているTOHO。
おそらくこんな学校は無いはずだ。
OBは学校のとても大事な財産。
皆の想いが年輪のように、年ごとに増えていく。
今や五万人を越えた巨木になった。
TOHO会イズムがあるならば、
それは綜合的に良い教育環境で育ったOBの
再び出会いの場を創る積極的な支援なのかもしれない。
良き学びの良き思い出、そして教師や授業や良き出会いの場所だった。
そしてそれをフォローする体制。
(事務局、地区役員OB、もちろん学校全体も)
教育は物を売っておしまいではなく、人を育てOBが逆に後輩を育てるのだ。
良き人の循環が永続しているのが「良い学校」のひとつの条件。
縁あってTOHOに入った事が遠い将来につながって行く・・・。

1005-7 広島集合


二次会の会場に行く間そんな事を思っていた。
ほとんどのOBが参加。
第二部も各自また違った話で親密さを増す。

今度は在郷のOB会を自主開催するといいね・・・。
他の地区では既に行っているところもあるようだ。
草の根がつながって、新しい出会いが沢山出来ればいいなと思う。

会もお開きになって少し寂しくなった盛り場をあとにホテルに戻った。

今日も好い日。良い出会いがあった。
そして良い眠りに就いた・・・・。

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2016年07月06日

7月6日(水)昨日は梅雨寒(つゆざむ)、長袖を着て丁度いい具合の陽気。関西は猛暑日、日本列島はやや縦長、いろんな天候変化に富んでいるようだ。

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テロの脅威がアジア圏に近く及んできた!?

発展途上国に援助に行っての悲劇。
言葉もないほど暗く悲惨な出来事だ。
宗教の違い、富める者と貧しきものの格差。

先進国はさらなる富を求め、かつてなく強欲なし支配者たち。
「足るを知る」という格言は絵空事か。
冨の還元、人間の欲には限りが無いのか。
誰にでもある「知識欲」「向上心」などなど、もろもろの欲。
我欲をどうやって押さえ折り合いをつけていくか。
世間さまとバランスを考えて程よく治めるのが得策。

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わが国も働けど働けど賃金格差は広がる一方、
株式会社はホールディング化して貯め込むばかりで還元無し。
世界の経済戦争に負けないようにだそうだ。

それにしても年々暮らしにくい世の中になって来たようだ。
明るい話題が圧倒的に少ない気がする。

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先週は、TOHO OB(放芸卒)35年振りのメンバーと会食。

翌日、2期生の吉田 宏さんからTELで学校で特別授業をとの話。
かれは、いまだに「たけし」との番組付き合いが長いのだ。

還暦、定年、再雇用と古いOBさんが一区切り、ひと上がりで、
連絡してくるケースがこの頃多い。
自分一人だけ年をとっている訳ではないと再認識。

本学もあと数年で(無認可時代を入れて)45年位になるようだ。
先週も書いたが「時の流れは」確実にある。
思えば遠くに来たものだ・・・。

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先週末、映画専門学校で学校評価委員会があった。
学校が自己評価した事柄を第三者がさらに評価すると云うもの。
私が辛口に評価すると「やっぱり、先生らしいですね!」との評価。
自己評価は、ともすると甘くなる傾向がある。
このくらいがちょうどいいと勝手に思っているのだが。

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これから学校も少子化問題が深刻である。
堅実な優良校として生き残り、名を成して欲しい。
微力ながら側面援護を続けたいと思っています。

OBの皆さんますます応援のほどを!

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2016年06月01日

6月1日(水)先週は業界関係の総会やパーティを掛け持ちしたり、書道展を2か所も観に行ったり、TOHOのOBクラス会に参加したりと大忙しでした。

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先週は二つの業界団体の総会・懇親会が同日開催。
多少のタイムラグがあったおかげで、
両方に参加することが出来た。
会場も隣同志の駅で移動もグッとタイミング。
「神宮前」から「表参道」へ、一駅歩く。
今話題の「裏原〜ウラハラ」を通り抜ける。
モダンで洒落た若者向けのショップが軒を連ねる。
その昔は道幅も狭く、しもた屋風の家並みの静かなところだった。

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(一社)日本ポストプロダクション協会の懇親会では、
JPPA AWARDS 2016の表彰があり本学のOBが受賞。
音響技術科卒の、手塚貴幸さんが映像技術部門でゴールド賞。
オメデトウ!彼も私の事を覚えていたようだ。
これからも業界で良い作品を沢山創ってください。
2、3の業界団体の親睦会に呼ばれると、
必ずTOHOのOBさんとお話しする機会が多い。
そしていつの間にかエラクなられている。
時代は確かに変わっているのだと実感する。
こちらが年をとった分、時間は公平に流れているようだ。

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週末、台東区根岸の書道博物館に行く。
(昭和11年洋画家・書家の中村不折によってつくられた)

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『「臨書」の世界』展も最終日前日、
意外と空いていてじっくり鑑賞できた。
中国はもちろん江戸時代の書家の名品。
臨書によって大家は大家を知る。
王羲之、顔真卿の臨書を中心に、
呉昌碩、巻菱湖、頼山陽、良寛・・・多彩な顔触れ。
あっと言う間に閉館間際になってしまった。
大忙しで書のタイムトラベルをしてみた。

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表に出ると目の前に根岸・子規庵(正岡子規)があり、
夏目漱石の顔写真のポスターが目に飛び込んできた。
根岸の里はかつて文人たちが多く住んでいたのだ。
折から谷根千巡りのおばちゃんたちに遭遇。
「この辺に林家三平の家があるのよ?!」
(書道博物館の真裏がそこだ!)
聞かれなかったので教えなかった。ゴメンネ。

JR「鴬谷」から「新橋」に移動。
TOHO・OBの同期の集まりに向かう。
洋風居酒屋で延々4時間も歓談!(皆時間を忘れたようだ)
参加の半数3人は放送業界の現役、多忙の様だ。
健康の話、仕事の話、同期の連中の話題・・・。
2年振りの集まりは話が尽きない。
幹事の川口(旧姓大平さん)さん、上村、原、長谷、細田、吉川さん。
皆元気そうで良かった!
再会を期して一次会で私は帰った。

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六月になった。
もうすぐ梅雨入り。紫陽花が花をつける季節が来た。
わたしの好みでいえば額紫陽花の端正な佇まいが良い。
今年の梅雨はどんな具合かな・・・・。

雨が降る日はミステリーを読む。
今話題の北欧ミステリー、アイスランドの作家アーナルデュル・インドリダソン。
第三作が出た 『声』 を先日購入。
(どこぞの知事とはちがってもちろん自前)
書籍代もばかにならない年金生活者だけれども・・・。

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2016年04月13日

4月13日(水)今年の気候は寒暖差が大きく、雨の日も多く、桜はもう葉桜。体調の維持管理に気を配ってはいますが調子がいまいちです。

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今日昼過ぎ赤坂で放送芸術科のOBにバッタリ。
吉川厚志さんだ、2〜3年ぶりの再会。
お元気で、いまもドラマの制作の最中だそうだ。
今年55歳とか。
「昔なら定年なのに、・・・ですよね!」
近々同期会をやりましょうと云いながら別れた。

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とにかく、「赤坂村」には局があり、大勢のOB達が活躍している。
この界隈の道を歩いていると多い時には2〜3人のOBにお会いする時がある。
20年30年40年選手の方がいまだに業界に居られる。
これはもう奇跡の様なものだ、これからもガンバってください!

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それにしても最近はTOHO生も本気で業界を目指す人が少なくなったと云う。
確かに放送は特殊な業界かもしれないが今でも十分面白い仕事だろうに。

特に東京は放送局の力が強すぎて小さな制作プロダクションは辛い。
年々労働環境が悪くなっていると聞く。

地上波、BS、UHF、CS番組が多すぎるし選択に困る。
番組の質の低下が著しい。
どの局も同じタレント、バラエティじゃあね・・・。
TVは昔の様なメディアでは無くなったようだ。(スマホTVとか)

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話は変わるが今年もTOHOの先生方の論文集が出来た。
「研究紀要集」である。
先生・教育者と名乗るからには自分の科目や分野を、
論文形式で学内に知ってもらうのが当然だろうと。
その頃は他の専門学校では実施されていない領域だった。
30年位前に提案、そして実現して現在に至った。

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そんなご縁で今年も審査員をおおせつかった。
近年は甲乙をつけがたいほどの出来栄えだ。
論文の質が高くなった。
どこに出してもおかしくないほどだ。
審査するこちらも真剣にならざるをえない。
ともあれ皆さんお疲れ様でした。
この良き伝統をこれからも続けて行って欲しいものである。

0413-6


春霖(しゅんりん)・・・
春霖雨ともいう。こまかく烟(けむる)ように振りつづく三、四月ころの長雨。
春雨は長雨になることが多い。
「霖」は長雨の意で、とくに三日以上つづく
雨を言う・・・『雨の名前』 高橋順子著 小学館

0413-7


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2016年03月03日

3月3日(木)今朝は朝から穏やかな春日。春風駘蕩(しゅんぷう、たいとう)のどかな一日でした。気がつけばもう弥生三月。桃の節句、陽も長くなり待望の春はすぐそこに来たようだ。

0303-1東博・梅

何とか生き長らえているといい事がある
教師をやっていたから・・・。

先週はふた組のTOHO・OB会に連夜参加。
放送芸術科が教場を転々としていた頃、
新宿ヒルトンホテルの別館で学んだクラス生。
学生数もその頃はとても多く手狭になり、
引っ越しを繰り返していた頃だった。
30年前、当時アメリカの大学と提携していて、
交渉事でサンフランシスコに出張帰り、
開講日に間に合い担当クラスにあいさつに行った。
教室のドアを開くと何か妙な雰囲気なのだ。
シーンとし過ぎている、不気味だ。
生徒たちは顔はもちろん、身体も一ミリも動かさない。
ただただ私を見つめている、息をつめて!
この時が彼ら「いつものA組」とのご縁だった。
後になって当時副担任だった谷先生(今は校長先生)に聞くと、
「彼らに君たちの担任は物凄く怖い人だ」と吹き込んだようだ。(笑い)
それでも初期の刷り込みが利いて私の講義は静かに聞いていた。
が、一年後の2月3日(私の誕生日)に教室で私は節分の豆をまかれた。
それ以来、クラスの一部の生徒たちは卒業してからも、
折に触れミニクラス会に呼んでいただいている。

0303-2石沢達


今回は折悪しく3人だけの集まりになってしまったが、
それはそれで話が親密にできて面白かった。
もうすぐ50歳になろうとする面々。
仕事やいろいろご苦労の多い年代と察するだけに、
割とリアルな話題になるのは仕方がない。
自分のその時とは比べようもないが、
ただただガンバレと祈るだけかも。
とにかく2年ぶりの再会、楽しかった。感謝します。

0303-3油谷達


続いて二夜目はまだ学校が無認可時代。(学校法人ではなく)
三期生。ようやく生徒が増えて学校らしくなっていった頃。
西新宿のビルの一隅に通ってきた生徒たち。
あれから40年経ってしまった。(私にはつい先日のように思える)
学生定期が無く苦労した話題から始まり、
当時の学生生活の記憶に残るエピソードを確認。
各自の思い出を酒杯を重ねるように語る。
還暦過ぎの面々とこうして再会できて懐かしさを通り越して、
なんだか自分の胸にことばにならない気持ちが満ちてきた。
この会はTOHO会会長の小河原さんのお誘い。
「30年ぶりにフランスから帰ってきた熊田さんや油谷監督が来る」
親子二代のTOHO生・滝沢さんやまだ業界で頑張っているOBたち。
「そうか!ここの皆還暦過ぎなんだ」

0303-4小宮山さんたち


これからは自分が納得する作品だけを撮りたいと油谷さん。
今、演劇の演出を楽しんでいますと小宮山さん。
T・Kだけを目指して今やその会社をやっている鈴木さん。
30年ぶりにフランスから帰国した熊田さん。
当時彼女のアルバイト先を訪ねて「おにぎり」を食べたことが
嬉しくって、今も昨日のように思い出します!
「当時、いろいろ悩み事で鬱々としていたときだけに来ていただいて感激しました」

それぞれ自分の人生を何とか生き抜いて今夜のご縁がこうして新たに生まれた。
楽しいひと時はお開きになり、わたしは一次会で失礼した。

0303-5鴨川食堂・タイトル


家に帰り油谷誠至監督のTV演出作品『鴨川食堂』を観た。
BS深夜帯なので録画を再生。
毎回、何か懐かしい思い出の食べ物を作ってくれるという噂の食堂。
しみじみと、依頼人のおいしかったあの食べ物が記憶とともに描かれる。
店主と娘はその再現を過去にさかのぼって、探る・創るそんな変わった食堂。
演出はゆったりとしたタッチでしみじみと見せる。
油谷さん、イイ仕事しましたね。(先週最終回)
面白く心に残る作品をお願いします!

0303-6油谷誠至


日曜日、上野の東京博物館に行った。
梅が満開。ほのかな香りがまた良し。
兵馬俑展も終わりやや静けさが戻ったようだ。
国宝、重文さまざまな歴史を経た作品。
文化の連なりをゆったり見るのは気分が良い。

0303-7東博・館内


・・・過去があるから今がある。

いい思い出、悪いことなどさまざまな事が、
年を重ねるたび地層のように重なっていく。
今日は昨日と違う、明日もそうなるのか。
些細なことを決めたり、決められたり、決められなかったり。
自分だけで生きているのではないから、
さまざまな事と出会い、分かれていく。

数多くの生徒たちと出会い別れ。
そしてまた出会った。

教職で良かったとつくづく思う。
そんなご縁をこれからも大切にしようと改めて感じた・・・。

もうすぐTOHOも卒業式を迎えるようだ。

0303-8東博・黒田清輝



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