東放学園

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2018年11月07日

11月7日(水)やっと秋が深まりました。銀杏並木を歩くと踏まれた銀杏の匂いが強烈。それも秋の情緒、風物詩。ここ2、3日暖かいので油断したら風邪をひきそうです。

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今週初めインフルの予防注射を打ちに行く。
夕方の病院は子供たちも多くいて混んでいた。
以前インフルに掛かりひどい目にあったので今年は早めにだ。
私の年代は割引になっていた、何故かうれしい。
帰り道を歩いていたら道端でおじいさんおばあさんたちが、
しゃがんで銀杏を拾っていたビニールの袋一杯に黄色の実。
独特の匂いが秋の深まりを感じた。

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匂いと言えば先日、神田神保町で古書市が開かれた。
毎年この季節の風物詩でもある。

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今回は夕方に古本街をブラブラ。割と小さな縁台が百店以上出ていた。
今年は新刊本(多少割引の)縁台も出され、スズラン通りは縁日のよう。
どこか神社の宵宮の風情が漂って新しい市の賑わいだ。
そしていつものように古本の縁台からは古書の匂いがした。
独特の懐かしい匂いだ。図書館でもそんな匂いのする時がある。
特にフロアーの奥にある人文科学のあたりに漂っている。
(あまり閲覧者が少ない場所のせいなのか)

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そういえば先日、図書館近くの公園で蔵書の無料リリースがあった。
5冊まで自由に持ち帰りOKということで、たまたまあった能と書の本をいただいた。
最近は図書館も蔵書でいっぱいの様子、何冊もダブっていたり、寄贈が多かったりで、
その整理を兼ねての無料配布なのかもしれない。
紙の本がすぐに無くならないと思うが私はデジタル本は馴染まない。
電車の中でスマホやタブレットでコミックや小説を読んでいる。
こんな読書も当たり前になるのかな?チト悲しい・・・。

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美術の秋でもある!
上野のお山もフェルメールやムンクで大混雑しているようだ。
特にフェルメールはネットで入場時間を予約、それでも大盛況。
ここ20年ぐらいで急にフェルメール ファンが多くなったような気がする。
伊藤若冲と同じような気がする。
私もかなり前からフェルメールが好きで何冊も画集をもっている。

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光と色彩の魔術師、オランダの絶頂期にあったころの風俗画。
オランダの絶頂期の市井の生活が活写されている。

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当時発明されたカメラの暗箱の映像を使ったともいわれる。
特に室内の光と影、実物を超えたモノの存在感は見るごとに深くなる。
あのレンブラントの光とは違う物静かで優しい佇まい。
また彼の誕生地フランドルの街を描いた作品は実によい空気感に癒される。

今年中にこの展覧会に行きたいとおもっている。

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また東京都美術館では北欧からムンクがやってきた。
陰鬱な北欧の気候を象徴するように鬱屈とした色彩とフォルム。
彼は本当の精神を病まなかったのは絵画表現に行き場を見つけたからだ。
くねくねと曲がる輪郭線、暗い色彩表現。

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長く長く続く冬期は太陽光は少ない、明るい思慮も沈み込む。
まさにその風土が生んだ画家なのかもしれない。

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まだ二つとも観に行っていないがいづれ・・・。

今年も秋は何かと忙しくなっているのだ!

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toho_sakuma at 17:00東京 | 美術館 この記事をクリップ!
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