2018年10月24日
10月24日(水)やっと秋らしくなってきたが朝夕の寒暖差に体が参ってしまいそうだ。おまけに秋の長雨のせいで寒くなってきた、昨日は初冬の格好で出かけた。

先日講習会でまたまた放送系のOBと再会。
恩田巌さん、現在番組プロダクションの社長だ。
在学中は何かと問題児でヤンチャしていた。

そして私は彼をよく叱っていたのだ。
彼もそのことはよく覚えていて、「先生が一番怖かった!」と。
いまこの業界で活躍しているOBは大体、在学中は目立って元気すぎる人物だった。
成績はそこそこ悪く出席も良くない、間違っても優等生ではない。

しかし、遊びの達人だったり、校内外の友人をたくさん束ねていた。
コミュケーション能力が高いのだ、そして明るい性格は共通。
そんな彼が今や中堅のプロダクションを構えている。
30年の間だいぶ人には言えないご苦労があったかも。

それにしてもこんなに長い間会わなくても、
一瞬にしてその時の記憶がよみがえってくるのは不思議だ。
たまたま一緒に食事をしたが、楽しいひと時だった。

それと正反対に人の世は残酷なことも見せる。

TOHO会の役員、金沢の南さんが急逝した。
かれも25年ぐらい前の放送クリエイティブ科の一期生。
私はその頃4年制の本格的コースを立ち上げるのが夢だった。
苦労して立ち上げて学科だったのでよく覚えている。
4年分のカリキュラムと講師の手配大変な思いをした。

特に一期生の皆さんは人数も少なく一人ひとりが印象深い。
その中でも南さんは學園とも縁が深く北陸地区TOHO会を纏められていた。
大きな体で優しそうな笑顔が忘れれられない。

教師にとって何が悲しいかと言えば、
教え子が自分より先に逝ってしまうことに尽きる。
これには順番がないというあまりにも残酷すぎて悲しい。
自分の息子のような年頃なので余計に来るものがある・・・。

南さん(南ちゃん)どうぞ安らかに休んでください 合掌
