東放学園

TOHO会

TOHOKAI
東放学園同窓会のためのTOHO会へようこそ!
今日も絶好調

2018年09月19日

9月19日(水)東京は2日続けて夜に大雨、季節は中秋なのに落ち着かない天気。北海道の地震は突然でびっくりしました、電力といいJR線といい何か脆弱と感じます。

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今日は朝から昨日の土砂降りがウソのような秋晴れ。
なんか気候が安定しない、今年はなんか変だ!

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先週末、墓参りと墓掃除。
今年はお盆に行けなかったので墓周りの雑草や柘植の刈込。
途中で雨が降り出してバタバタとお参りを済ませた。
次の世代には墓じまいをして渡すのがいいかなと思った。
自分たち夫婦や兄弟も高齢になってきているし。
私自身葬儀や墓にこだわりは余りないのだから。
きっと先祖も許してくれるはずと勝手に思う。
どんどん世の中の習わしも変わっていくのだから。

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(閑話休題)

近頃、美術館は何時行っても人が多く鑑賞した後疲れる。
特に上野界隈は夏休み。パンダなどでごった返していたし。
そんなわけで人の少ないゆったりとした美術館に。
そこは東京国立近代美術館。北の丸公園の一角。
皇居の前、「竹橋」下車3分。久しぶりだ。

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やはり思ったとおり人影も少なく森閑としている。
おまけに65歳以上は通常展は無料だった。
パラパラとした入館者の大半は外国人。

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企画展の一つ『瀧口修造と彼が見つめた作家たち』を観る。
戦後日本に初めてシュルレアリスムを紹介した美術評論家・詩人。
彼自身のドローイングやデカルコマニー(転写画)もあり楽しめた。
特に1960年代のアートシーンを裏で支えた功績は大きい。
その時代の作家、赤瀬川原平、福沢一郎、マックス・エルンスト、野中ユリ・・・。

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学生時代は映画も美術もシュルレアリスムの影響を受けていたのだ。
今回の収集品を懐かしく見ていたら。
若い外国人カップルが「クール!」といいながら見入っていた。
50年も前の日本のアートに何かを感じたらしい。

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「モノ」と日常の関係性を切り離した意外性。
今まで見ていたものが訳が分からなくなる眩暈のような瞬間。
見慣れた文字が突然どうしてこんな形なのかわからなくなるように、
手あかのついた日常性をひっくり返して無意味にする鮮やかさ。
「無意味の意味」を考えされるシュルレアリスムの手法だ。
懐かしさもあり、思わぬゆったとした時間を楽しむことができた。
美術館を貸し切りしたような贅沢を満喫!

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これがホントウの SO COOL!
今度は洒落た隣の建物の「工芸館」に行ってみようか・・・。

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今度の9月29日は久しぶりに長野TOHO会。
懐かしいOBの皆さんとのひと時が楽しみだ!

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toho_sakuma at 17:00美術館  この記事をクリップ!
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