東放学園

TOHO会

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今日も絶好調

2018年09月05日

9月5日(水)東京は台風一過でまぶしい青空。でも昨日からの強風が止みません。今年の異常気象もうそろそろ終わりにしませんかね!

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今朝庭を見ていたら台風の被害!で夏みかんが落ちてしまった。
まだ小さい実なのにかわいそう!
憎き風のやつめの仕業だ。惜しいそして残念。
来年の楽しみが減ってしまった。仕方がない・・・。

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先週末は地元の夏祭り。太鼓の音に誘われて神社に。
まだ昼時なので屋台はこれから。
盆踊りに屋台店の灯り、焼きそばやトウモロコシの焼けるにおい。
もう秋はそこまで来ているのかといつも思う。

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にぎやかに山車を引く子供たちの声が聞こえる。
子供のころを思い出す。キャラメルや駄菓子の袋、ラムネをもらった。
襟に町内会の名前と小若の染め抜きのハッピを着て。
もらったキャラメルを噛んでいたら歯が抜けたのを思い出した。

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一日一日が新鮮でワクワクしながら過ごしていたころが懐かしい。
神様がくれた宝石のようにキラキラ光っていた日々。
過去もなく新しい時空の旅が始まろうとしていたのだ。
今といえば手あかのついた経験則と知恵と知識で、
そんなに感動もなく年老いてしまったような自分がいる。
ほんとうは何もわかってやしないのにね・・・。

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そう言えばTV放送、特に地上波をあまり見なかったが、
久々に面白く上質なTVドラマに巡り合った。
タイトルは『dele(ディーリー)』テレビ朝日系深夜。

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Deleの社名の仕事は依頼人の死後他人に見られたくない
パソコンやスマホに残されたデジタル遺品(データ)の完全消去。
デジタルネイティブでない私にも興味がある現代的なテーマだ。

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第三話のエピソードは特に秀逸!
さびれた田舎町の写真館の男からの依頼は変わっていた。
自分が亡き後、消去対象と同じデータをバラの花とともに
近くの理髪店の女に届けてほしいとの頼み。
そして男は自殺してしまう。あまりにも不審に思った「dele」コンビ、
山田孝之、菅田将暉は現地に調査開始する。時が止まったような街で。

死んだ男は公安警察の協力者として28年もの間女を監視、盗聴してたのだ。
女は恋人の過激派の男と定期的に連絡をしていた。
なぜ男は自殺したのかバラの花束の意味は・・・。
謎の一つ一つが解明されるとともにその男女の長い時間と物語が。
あの名画『羅生門』の複数の視点による見方の多様さが見えてくる。
見る者と見られる者、そして調査する者たち・・・。
出来事には一つだけの真実によって語られないという
「Rashomon effect」羅生門効果。
監視する男の時間、される女の時間、交錯する視点のない物語。
人生の奥深さが時間だけでなく空間も深く切り取る・・・。
バラの花束の意味とは?

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ちなみに『市民ケーン』オーソン・ウェルズでは「バラの蕾」だったが。
一話完結のこのドラマ。それから見続けているがハズレがない!

エンドロールを見るとTOHOの卒業生が制作協力しているかも。
こんな良い作品が地上波にON AIRできるのなら、

TV業界もまだ捨てたものではない!健闘を期待してやまない!

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toho_sakuma at 17:00映画・TV | TOHO会・OB この記事をクリップ!
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