東放学園

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今日も絶好調

2018年07月11日

7月11日(水)西日本の豪雨被害が拡大しています。OBの方々が再度心配です。一日も早い復興を心よりお祈りいたします。

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ここ数年の日本列島の気候は異変続き、
特に水害の被害が多くなってきている。

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安定した季節感もなく突然のゲリラ豪雨や竜巻。
亜熱帯のようなスコール、何十年に一度が日常化?
河川の氾濫、あっという間の洪水、浸水被害。
今回は猛暑の中の復旧作業で二次被害が余計に心配になる。

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我が家の地区もハザードマップによれば危険地帯。
ゼロメートル地区、昔は湿地帯(蓮の田んぼ)だったようだ。

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何本もの放水路を作って防災しているようだが心配だ。
まして集合住宅の一階なので余計に気になる。
自然の危ういバランスの上に日常が載っているのだ。
まだまだ人間の力が及ばないことだらけだ。

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先週、かつて日本中を震撼させたオウム事件の、
死刑囚7人の刑が執行された。なぜ今の時期に?
一説によると平成の時期がもう終わるからともいう。
しかしまだまだ謎の多いそれら事件とオウムの謎は未決なのに。
名も知れなかった一種のカルト教団が無差別テロに至ったのはなぜか。
形骸化している既存の仏教の現状を背景とした新興宗教。
私たちの精神世界の無関心と同じ地盤にあるかもしれない。
圧倒的な唯物的な消費社会を瞑想や秘儀で批判したオウム。
信仰世界には殉教や排除(ポア)があるとはいえ暴走は許せない。

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人間は強くはない生き物。心のよりどころとしての信教がある。
物のあふれる生活に浸りきっているさなか一連の事件。
わけのわからない不気味な集団として避けていて困惑していた

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あれから20年あまり。宗教と犯罪行為にどんな重層化した意味があった?
その謎めいた事件の究明は真剣に進めたのか。
決して安直な模範解答的なものは出そうもないが、
人間存在の内深くには宗教のような絶対者を願望する部分もあるという。

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いまだに世界は一種の宗教戦争が毎日のようにテロを実行している。
宗教と戦争が同時並行ではないが同じ根幹から発している。
いつの時代になっても宗教はそのような側面を持ってしまうのか。

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かくいう私も仏教徒だが日常的に信心してるわけではない。
子供の頃は日曜法話を近所のお寺に聞きに行って、
目当てのお菓子をもらっていた頃があった。
法話の内容はほとんど覚えていないが地獄極楽の絵巻の説話があった。
閻魔様の大きな怒った顔と針の山の亡者の痛々しい姿が思い出される。
生きている時、悪いことすれば地獄に行くよ。わかりやすい教義だ。
人間存在の危うさを宗教が救済できるのか、魂の安らぎをも。

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年をとるにしたがっても何かと不安や心配事が減らない。
かといって今更何か神や仏にすがるほどでもない日常である。

この夏もそろそろお盆で、墓の掃除に行かなくてはと思っている・・・。

0711-11




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