東放学園

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今日も絶好調

2018年05月23日

5月23日(水)ここしばらく5月らしいスカッとした天気で、風も気持ちよい日が続きました。そして今日は久しぶりの雨。紫陽花の色が日増しに濃くなってきた。

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昨日夕方TVのニュースを見ていたら、
ここのところ話題のアメフト事件の直接の加害者の、
学生の記者会見があった。
いろいろと考えさせられることが多かった。

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本来学生が楽しむためにある部活に学校側が支配しようとしすぎる。
過激なまでの規制とまるでプロ化しようとしてさえいる。
監督の絶対支配。そしてコーチを通しての無理無体な命令。
まるで戦前の軍隊のようだと思った。
その学生曰く。
「楽しいかったアメフトが楽しくなくなった」

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大人であるべき組織が一人の若者の将来までも潰したようだ。
健全なスポーツを通して健全な学校教育を目指していくのが筋。
スポーツにはルールがあるように、
社会のルールと自分のルールに基づいたその学生。
前途ある若者を育むはずの教育機関が大きな勘違いをしているようだ。
なんとも切なくやるせなくなる出来事だ・・・。

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今日は朝から薄日がしてはいるが、
小雨模様の天気。「狐雨」「狐の嫁入り」「天気雨」
狐は人を騙し、からかうから来ているのか。
今はあまり使わなくなった言葉に子供の頃意味も分からず、
空を見て「キツネの嫁入りだ!」と言っていた頃をを思い出す。

いま、庭の紫陽花が元気がいい。
日増しに葉の数が多くなり勢いよく茂ってきている。
ものすごい生命力!季節限定だがうらやましぞ!

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植物は植えられたものと書く。動物は動くものだ。
生物の進化の過程で動かないことを選んだ植物。
一方、動き回り生を営む動物。
(その中間を行くコケのような生き物もいる)
動いているゆえの幸せと不幸せ。動かずにいることも同様か?
たまたま人間は言葉を発明して意思の伝えあいをしているのだが、
もしかしたら植物にもそんな気配があるとTVの科学番組で言っていた。
生物の存在自体が大きな謎なのにね。知れば知るほど謎は深まる。
一つの考えだが、生物の使命は確実に子孫を残すこと。
自分の命を繋ぐものとしての存在であることは確かなようだ。
大いなる偶然の重なりで誕生した「生命」。

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こんな奇跡の中で生を受けた私だが、
存在として自分の人生を存分に生きているのだろうか?
些細なことで一喜一憂したりどうも落ち着きがない。
「セ・ラ・ヴィ」それが人生っていうものさ!と流そう!

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『世界はなぜ「ある」のか? : 実存をめぐる科学・哲学的探索』
ジム・ホルト 著 早川書房

実存をめぐる哲学的探究。ミステリー風なタッチの文章。
哲学者、物理学者、神学者、天文学者を次々にインタビュー、対話。
その核心に迫っていくジャーナリスチックな展開。
変な哲学書を読むより爽快だった。
結局は自分探しの謎解きなのか?その執着心には脱帽した。

世界はそのまま謎に満ち溢れている。
何故と問うことがためらわれる領域もある。
上記の書のようにわからないことが分かったという収穫もある。

人間いくつになっても、謎だらけの人生を生きるようになっているのだ。
今日は「狐の嫁入り」のような天気に化かされてしまったようだ。(笑)
そんな気分・・・。

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今年は梅雨入りが早いようだ、そして短いかも。


toho_sakuma at 17:00書籍 | 風景 この記事をクリップ!
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