東放学園

TOHO会

TOHOKAI
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今日も絶好調

2018年01月17日

1月17日(水)昨年末から東京も周期的な寒波に襲われている。何時もの年より寒さが早め。これで本番の「寒」になったら、また風邪が流行りそう。気をつけましょう!

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年が明けて半月余り、正月気分はもうない。

年年歳歳こんな気分が増している。
指折り数えて正月を、お年玉を待っていたあの日が懐かしい。
時間の速さと自分の心の歳の取り方にギャップがあるようだ。
遠い昔には戻れないのだ、よしんば戻っても仕方がない。

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この冬、晴れた日にベランダから庭を見ると、
夏蜜柑の黄色が日に増して鮮やかになっているようだ。
ピンクのシクラメンの花が冬空をバックに艶やか。
ちなみに今年は夏蜜柑、15個も実を付けたようだ。
隣家の寒梅は早々とネット(野鳥が花をついばむので)が掛けられた。
もうすぐあのふくよかな梅の香りが漂う季節になったのは嬉しい。

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そう云えば学生の頃から毎月出版されていた『SFマガジン』が、
今年、隔月になるとの事。SFファンとしてはさびしい限りである。
学生の頃、それは未来の光と影を先取り豊かなファンタジーフィクションであった。
最近は科学が飛躍的に進化して、SF作家のスピードを越えてしまったからだと。
それでも優秀な作家は人類の進化や発展に深い洞察を重ね描いている。
早く「復活の日」が来ることを望みます。

すっかり彼のことを忘れていたのだが、
昨年の暮れに彼の弟子による評伝が出版された。
『夢をのみ 日本SFの金字塔・光瀬龍』立川ゆかり著 ツーワンライフ
新聞の小さな書評に載っていたので問い合わせると、
岩手県の小さな出版社で取り寄せるのに半月も待たされた。
学生時代胸を躍らせて読んだ日本SFの傑作、
光瀬龍の『百億の昼と千億の夜』1967年

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西欧的なSFと東洋的なテーマを融合させた作品。
ナザレのイエスや阿修羅王が登場。壮大なスケールで圧倒されたのを思い出す。

また私は未来はすでに滅びていて宇宙開拓人類がその目指す惑星にたどり着くと、
茫々漠々たる風景の死の星に自らの未来の墓記銘を見てしまうのだ。

一時これらの光瀬龍の作風を「光瀬節」といっていた。

星新一、小松左京、眉村卓、筒井康隆・・・。
日本SFの黎明期に活躍した作家たちの伝記的な文献は少ない。

まだ読み始めたばかりだが彼が演劇青年だった頃や、
夫人との往復書簡が載せられている・・・。

大作の評伝なのでじっくりと読みたい。

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最近は同じくSFの『機龍警察』の最新刊『狼眼殺手』月村了衛著 ハヤカワ書房
を読了。世界の未来を決定づけるシステムに警察、政治家、中国マフィアが
血で血を洗う激しい抗争を繰り広げる。
サイエンス的なものより政治的なテーマが大きな比重の作品だった。

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話は変わるが今年も書のカレンダーを購入。
一月は「福始」と読む、縁起が良い。(プロの字は味がある)

先週末、講習会でOBに会った。30数年前の卒業生、木元真一郎さん。
今では、赤坂で放送関係のプロダクションで活躍の様子。
学生当時はクラブ活動のリーダーをしていたのを思い出す。

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同日夜、業界団体の賀詞交歓会に参加して学校の職員と話をした。

OBといえば2月に名古屋でTOHO会が開催される予定。
何時も名古屋は参加者が多く盛り上がる場所でもある。
機会があれば参加したいと思っている。

東海地区の皆さんふるって参加のほどを!

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