2018年01月10日
1月10日(水)新年を迎え、東京は天気にも恵まれ穏やかな正月でした。OBの皆さんはいかがお過ごしでしたか?今年は戌年、いろいろワンアップで行きましょうか!

年の初め、1月2日に上野の東京国立博物館に初詣!

今年も上野の山は人、人で大混雑。
美術フアンがまたまたいっきょに集結したように思えた。
私は入館無料年齢なので並ばずに入れた。
本館の前では若い女子による和太鼓が晴天の青空に響く。
本当に新年らしい催しである。威勢よく甲高い女声の掛け声。
日本の正月風景にふさわしい光景だ。

館内に入ると何時もは薄暗い階段あたりも花や飾り付けで明るい。
今年は戌年とあって円山応挙の『朝顔狗子図』の仔犬たちがカワイイ。
また何時もの常設展示より数を増やした刀剣コーナーでは
「刀剣女子」が食い入るようにその怪しく美しい重文、国宝の技ものに釘付け。


それにしても今年も外国人の観覧者が多く見られた。
各フロアーの真ん中にある休憩所はほっとする場所だ。
一日では常設展といえども見切れない量と質だから、
疲れをいやす絶好のスペースなのだ。
その国の文化と歴史の大いなるダイジェスト、国立博物館。
なんでもない平日、一説によると高齢者の方が半日以上おられるとの事。
趣味と「時間つぶし」に絶好な場所かもしれない・・・。(余談です)

何時もより新年とあってその年にふさわしい展示物を増やしている。
この博物館はどれだけの数の品を収蔵しているのか。
さすがに国立と銘打っているだけあって凄いものだ。
【博物館に初詣】は1月28日までの企画だ。


1月8日は成人の日。
近所の文化センターでその式典があった。
生憎の曇りで時折小雨の空模様。
そんな曇天にも色鮮やかな女子の振り袖姿。
皆、各人が最もインスタ映えする和装の一日。
彼女、彼らの集団のエネルギーは遠目にも伝わって来た。

自分の時は区立中学校講堂でオリンピックの体操選手の噺を聴いた。
爪入りの学生服で、周りも派手さは無くごく地味だった。
ずいぶん遠くに来てしまった感がする。
今年はいろいろとやって来た事を整理整頓して行こうかなと思う。

年末にTOHO学園がら依頼された「研究紀要」(論文)を読み始めた。
本年度は論文の応募が例年になく多かったようだ。
私も何編が読ませて頂いているがかなり良いレベルだ。
かなりの時間をかけて読みこんでいるが評文が進まない。
限りある文字数の評文なのでなおさらである。
筆者の考え方や方法をどう評価するのか、苦心している。
そんなこんなで「閑中、忙あり」の新年である。
OBの皆さんの正月はは如何でしょうか?
今年も数多くの賀状をいただき感謝しております!
今年、皆さんにとって良い年でありますように祈念いたします。
