2017年10月18日
10月18日(水)今日はようやく秋らしい快晴。秋の長雨が続いています、また明日からは雨模様。ホントに今年の天気は記憶にないほど長雨に見舞われている。
この気候のせいか周りに風邪ひきが多くなった。
今年は咳が出る風邪みたいだ。
大流行りにならなければよいのだが。
早くも冬物が必要になってきた・・・!?
部屋の中でも寒いのだ。
今日あたりは天気が良いので夕方ぶらぶらと散歩してみようか。
そう云えばわが家の本棚に2冊の「路地裏本」が並んでいた。
阿久悠さんの詩をベースに佐藤秀明の写真とエッセイ『路地の記憶』小学館と、
平川克美(文)高原秀(写真)『路地裏人生論』朝日新聞社出版。
あまりお目にかからない阿久悠さんの散文詩。
”歩いても 歩いても出口が無い 歩いても 歩いても退屈しない
そんな匂いのする路地を あみだくじのように 歩いた・・・”
日本全国の路地裏の日常風景が綴られているアルバムだ。
今の時代は振り返ららない、常に前を向いて生きろとせき立てる。
そんな時、何時か電車の車窓から見た懐かしい一瞬の風景が起きてくる。
失われた過去がかすかに残っているその映像。
かつて自分が生きていた時代が思い出させる。(平川克美のエッセイより)
懐かしい路地裏には今でも子供達の賑やかな声が聞こえる気がする。
鬼ごっこ、メンコ、石けり、ベーゴマ・・・。
散歩の達人ではないが初めての街の路地に迷い込んだりするとき、
怪しい人にならないほどにゆっくりとその佇まいを見るのだ。
もっと便利で早く何でもかんでも情報化社会に乗り遅れないように。
とにかく前を向いて進まないとこの時代は生きられないのか。
とにかくスマホやケータイを持たなくては政府の緊急速報も受けられないのか?
情報通信は大事だが、それを持たない者は排除されるのか。
そんな老人の投書が新聞に載っていた。
かくいう私も最近ガラ携が壊れたのでスマホにした。
小型の通信コンピュータが一台増えたみたいだ。
いろんなアプリがあるようだがあまり興味が無い。
もちろんゲームもしない、当分はガラ携のように使ってみようか。
今日も電車では文庫本を読んでいたのだった・・・。
読書、秋も深まったしね。