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今日も絶好調

2017年07月19日

7月19日(水)東京は今日、梅雨が明けたらしい。これから本格的な夏が始まるようだ。全国各地は今年も異常気象、特に北海道の暑さはどうしたのだろうか!?

世界各地でも温暖化で異常気象災害が起きている、普通の夏が恋しい・・・

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昨日も外出先で突然の雷雨にあってしまった。
雹は降らなかったがしばらく雨宿り。
冷たい風がさわさわ吹いた途端の雷。
仕方がないので20分ほど本屋に飛び込み、
週刊誌などを立ち読み。足止めの客でそこそこ一杯。
これからもゲリラ的な豪雨に遇いそうだ。
外出時は傘が必需品かも。
雨が上がっても相変わらず湿度は高かった。

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先週末、日比谷の出光美術館に行った。
「水墨の風」展が開かれていて、
中高年の観客で満員。

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日本独自の進化を遂げた水墨画。(室町時代)
かの雪舟から長谷川等伯は日本の水墨画の最高峰。
この展覧会のテーマ「風」は画風であり遺風の流れだ。
その後多様化していく風は江戸時代の池大雅、浦上玉堂へとつながる。

F1001133


「日本水墨画史」を一堂に観られる凄い企画展だ。
混んでいたので追い立てられるように観覧。
ゆっくりと観たかったがそれは無理な状況。
「本物」を目にすることが出来たことに感謝すべきと想う。
「墨」白と黒の世界、それが静や動、無限の時間を描く。
画の余白の白地が贅沢な空間に転移する。
無から有へのメッセージが感じられる。
水墨画は日常の慌ただしさを静止して、
大いなるカンマを打ってくれているようだ。
時間が止まり空間の豊かさが起き上がってくる。
一服の清涼剤以上の効き目があるようだ。

良い企画の美術展に巡り合うのも運の裡かも。

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日曜日の朝。
近くの公園を散歩していたら、
「おじぃちゃん!!」との声。
ザリガニ釣りの子供がはしゃいでいた。
傍には祖父と思しき人が見守っている。
なんか懐かしい光景だった。
するとどこから飛んできたのか鮮やかな黒揚羽蝶。
少し弱っているようでジッとしてしばらく動かなかった。

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創造主は生き物の色や形をデザインする名手。
こんな鮮やかな形と色合いはどうして生まれたのか。
優雅に舞い飛び突然の様に現れる。

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子供の頃に昆虫採取をした夏の記憶が甦る。
青筋アゲハも美しい、トンボも。
無心に網を振り回していたあの頃。
何時までも続くと思われた夏休みの始まり。

贅沢な時間のループか?

今年も「夏の扉」は開いたようだ・・・。

0719-8


toho_sakuma at 17:00東京 | 美術館 この記事をクリップ!
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