2017年03月08日
3月8日(水)このところようやく雨が降って、気持ちも潤った。菜種梅雨(催花雨)ほど長くは降らないが暖雨なのか。
「あたたかな雨が降るなり枯葎(かれむぐら)」 子規

今日東京は朝から快晴。
空気はまだまだ冷たいが陽ざしは春の様だ。
昨日の雨のせいか空は青く澄んでいる。
近所で一番早く咲く小学校の桜が雨に煙っていた。

今月末には毎年のようにウキウキして開花宣言を待つ。
わたしは賑やかな花見より、人知れずひっそり咲いている様が良いのだ。
その下でもちろん賑やかにやっている風情も好いが、
桜の一木が昼下がりにポツンと咲いている。
そこに花散らしの雨が細かく降っていればいうことが無い。
今年もそんなイメージを持っているのだが・・・・。

先週末、久しぶりに犬を連れて川辺の河川敷を散歩。
何時も渡る橋が架け替え工事中。
何十年ぶりなのか、新しい橋げたが出来ていた。
前の橋は欄干も低く少し危なっかしいが昭和の風情があった。
今度はどんなアーチだろうか楽しみだ。
今は橋の架け替えは昔ほど難工事ではなさそうだ。
建築技術が格段に進歩しているようだ。

東京は何時の時代もクラッシュ&ビルドをくり返す街。
そのテンポは目覚ましく速い。
あっと言う間に新しいビルが建つ、テンポが早い。

この間警察ミステリーを読んだ。
『浅草機動捜査隊・鎮魂』鳴海章著 実業之日本社文庫
浅草地元付近で起きた事件の初動捜査犯の話だ。
地元の町名がたくさん出てくる、懐かしさもあってシリーズで読んでいる。

先日、浅草のおでん屋に行ったが周辺は様変わりしていた。
あのラインダンスでおなじみだった国際劇場はビューホテルになり、
つくばエキスプレスの駅が地下に出来ていた。
50年前に地名・町名変更でズ分と呼び名が変わった。
いわく元浅草、西浅草など大雑把に変更されたようだ。
地名は歴史・文化の記憶なのに。

黒門、聖天、七軒町(私の卒業した高校の所在地)象潟、三筋
田島、猿若、松葉町(同じく小学校)下谷町・・・。
今思い出してもなかなか風情がある呼び名だった。
時代劇で「黒門長の親分!・・・」とか雰囲気あるよね。
出来れば昔の呼び名に戻してもらいたいものだけどね・・・。

そうえば村上春樹の新しい小説を昨日買った。
『騎士団長殺し』7年ぶりの長編小説。
大ベストセラーになっているようだ。
デビュー作『風の歌を聴け』は1979年だった。
何時でも彼の新作は本屋でも即完売。
今やとっくに世界のMURAKAMIになっている。
ノーベル文学賞が取れないのが不思議である。
久しぶりに村上ワンダーランドで楽しんでみようか。
OBの皆さんの中にも村上ファンが多いのでは…。


今日東京は朝から快晴。
空気はまだまだ冷たいが陽ざしは春の様だ。
昨日の雨のせいか空は青く澄んでいる。
近所で一番早く咲く小学校の桜が雨に煙っていた。

今月末には毎年のようにウキウキして開花宣言を待つ。
わたしは賑やかな花見より、人知れずひっそり咲いている様が良いのだ。
その下でもちろん賑やかにやっている風情も好いが、
桜の一木が昼下がりにポツンと咲いている。
そこに花散らしの雨が細かく降っていればいうことが無い。
今年もそんなイメージを持っているのだが・・・・。

先週末、久しぶりに犬を連れて川辺の河川敷を散歩。
何時も渡る橋が架け替え工事中。
何十年ぶりなのか、新しい橋げたが出来ていた。
前の橋は欄干も低く少し危なっかしいが昭和の風情があった。
今度はどんなアーチだろうか楽しみだ。
今は橋の架け替えは昔ほど難工事ではなさそうだ。
建築技術が格段に進歩しているようだ。

東京は何時の時代もクラッシュ&ビルドをくり返す街。
そのテンポは目覚ましく速い。
あっと言う間に新しいビルが建つ、テンポが早い。

この間警察ミステリーを読んだ。
『浅草機動捜査隊・鎮魂』鳴海章著 実業之日本社文庫
浅草地元付近で起きた事件の初動捜査犯の話だ。
地元の町名がたくさん出てくる、懐かしさもあってシリーズで読んでいる。

先日、浅草のおでん屋に行ったが周辺は様変わりしていた。
あのラインダンスでおなじみだった国際劇場はビューホテルになり、
つくばエキスプレスの駅が地下に出来ていた。
50年前に地名・町名変更でズ分と呼び名が変わった。
いわく元浅草、西浅草など大雑把に変更されたようだ。
地名は歴史・文化の記憶なのに。

黒門、聖天、七軒町(私の卒業した高校の所在地)象潟、三筋
田島、猿若、松葉町(同じく小学校)下谷町・・・。
今思い出してもなかなか風情がある呼び名だった。
時代劇で「黒門長の親分!・・・」とか雰囲気あるよね。
出来れば昔の呼び名に戻してもらいたいものだけどね・・・。

そうえば村上春樹の新しい小説を昨日買った。
『騎士団長殺し』7年ぶりの長編小説。
大ベストセラーになっているようだ。
デビュー作『風の歌を聴け』は1979年だった。
何時でも彼の新作は本屋でも即完売。
今やとっくに世界のMURAKAMIになっている。
ノーベル文学賞が取れないのが不思議である。
久しぶりに村上ワンダーランドで楽しんでみようか。
OBの皆さんの中にも村上ファンが多いのでは…。
