2017年01月12日
1月12日(木)このところ東京も寒波の襲来!とにかく寒い寒い。自転車の乗ると全身がコチコチに固まる。これからひと月は寒さとの戦いになる。
とはいえ図書館から家に戻るとホッとする暖かさ。
我が家の老犬は一番日当たりの良い居間で熟睡。
食べて寝る、至極分かりやすい生活。
まして飼い犬だから食はほぼ安泰なのだが、
糖尿病になってからほとんどノンカロリーのドックフードのみ。
それまで少しずついろいろなものをあげてきた飼い主の責任もある。
去年私が入院生活をした時の食餌を思い出した。
味もそっけもないひたすら薄味の病人食。
犬も私も高齢者、あっちこちが傷んでくるのは当然なのだが。
今年の年賀状に「命より健康第一!」と尊敬する先輩からの箴言があった。
思わず笑いながらうなづいてしまった。
普段も健康でピンピンしてそしてコロリと逝く。
略してピンピンコロリ・PPK〜なにか謎の組織みたいだ。
高齢者の合言葉のようだが、現実はままならないようだ。
一度死んでみたら分かることだけど。
昨日は神田神保町で講習会があった。
放送制作関係の協会が主催する準法定講習の手伝いだ。
マンパワーの少ない協会なので、非常勤の私も朝から夕方まで勤務。
講習の終了時に、1986年放送芸術科卒の遠藤さん(旧姓舟岡)に声を掛けられた。
卒業して30年余り。
タイムマシーンでそのまま現れたように若くて変わらない。
現在は旦那さまと一緒に番組プロダクションをされているとのこと。
私は忘れてしまったが、TVK(テレビ神奈川)の番組関係の仕事を紹介され、
それから、フジテレビ番組関係のタイムキーパー(記録進行)。
「そなんですよ!先生の一言で人生の選択が決まったんです」
教師とは自分の事はグズグズと決められないが、
学生の将来を決定することができる因果な職業なのだ。
少し関連した話。
IT化、デジタル時代AI万能時代になると、
労働の職種が変わり、失業率が上がるというが、
教える職業「教職」は多分残りそうだといわれている。
今年もTOHO学園の先生が書かれた「研究紀要」を読ませていただいた。
かなり前から大学はケータイやパソコンで休講経緯・お知らせはもとより、
タブレット端末で板書をしないよう、ペーパーレス化を進めている。
教育の技術が大きく変わろうとしている。
しかしどんなに効率の良い情報伝達手段も「知識の羅列」では意味がない。
教え育む事の結節点は人対人の真剣勝負だ。
人から人へ、数値化されないアナログな関係を見落としてはならない。
いつの時代にも大きな技術革新がある。
しかし人間には意識がありそして知恵がある。
けれどこの頃の科学進歩は加速を速めている。
チェス、将棋、碁もコンピュータが優勢になってきた。
マシンが意志を持つ!人類の危機、SFのテーマの一つが現実味を帯びる。
まあそうなってみなくては分からない話だけれど・・・。
その未来を背負う若者の通過儀礼、成人式。
わが町の文化ホールで行われた。
パララ、パララと会場に爆音を鳴らし来るもの。
今年は大暴れする輩も無く、小雨の中華やいだ振袖が大集合。
年年派手になってきている(男子の和装も目立つ)。
自分のときは学生服だった。
何を決意したのかはすっかり忘れた…。
話が散らかってしまったが、1月21日は沖縄TOHO会です。
OBの皆さん今年も地域TOHO会のご参加よろしくお願いいたします。