東放学園

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今日も絶好調

2016年06月18日

6月18日(土)今日は朝から真夏の天気、暑い夏日です。今年は水源のダムの渇水、もしかしたら何年前の取水制限になったら困りますね。

0617-1映画・授業


先週、映画専門学校で教壇に立った。

階段教室は新入生でいっぱい。
久しぶりの講義で少し緊張気味。
映画製作を目指す若者たち、頼もしく映った。
なかには留学生もおり東南アジア系、欧米系の顔がみえた。
彼らはの日本映画〜黒沢明、小津安二郎、溝口健二が好きなのだ。
しっかりとした骨太な映画、日本独特の情感描写。
日本映画全盛の頃の作品にあこがれているようだ。

0617-2映画・授業2


今回わたしの取り上げた作品はソ連・イタリア合同作品。
A・タルコフスキー監督の『ノスタルジア』。
難解だが最高の映像美の作品。
中世の宗教画を観ているような気にさせる耽美的なものだ。

0617-3百合・白


今世界で映像を目指す若者はまずスマーとフォンで撮り、
編集・加工のアプリで仕上げているようだ。
極少数、低予算なのがうらやましい。
時代が変わってテクノロジーも便利に安価になったようだ。

わたしたちの学生時代には16ミリ・フイルムカメラで撮影。
編集・ダビング(音入れ)に莫大な費用が必要だった。
そのため夏休みはほとんどアルバイトで費用を捻出。
10人ぐらいのチームは必死に働いた。
真夏の肉体労働もあった、今はいい思い出の一コマ・・・。

0617-8丸い木


今日の講義のテーマは「映画の夢と無意識」。
映画という白昼夢をいかに監督が描くのか?
具体的な日常から映像のマジックで非日常へ。
極上の映画という夢を観客は期待するのだ。

0617-4氷暖簾


講義も終わって即、電車移動。
某大学へ、今度は授業を受けに、なのだ!
5年ぐらい前から興味の会った分野を深く学びたいとの思い、
一人の受講生として毎週のように通っている。

同じ日に立場が反転した軽い驚き、
今度は自分の子供より若い先生に学ぶ。
立場が変わる〜先生から学生も悪くない。
長く生きているといろんなことが起きる。
こんなことも人生の面白さかもしれない。

0617-5浅草昼


久しぶりに浅草に行った。
飲み屋のテラスから吾妻橋越しにスカイツリーが見えた。
今は昼が長いので2時間後に同じ位置からそれを撮影。
まるで違った光景にみえる。
時間のマジック!

0617-6浅草夜


先生と生徒が数時間で違う人物になる。
これも偶然のマジックなのか!?

0617-7アジサイ黄色



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