2016年06月01日
6月1日(水)先週は業界関係の総会やパーティを掛け持ちしたり、書道展を2か所も観に行ったり、TOHOのOBクラス会に参加したりと大忙しでした。

先週は二つの業界団体の総会・懇親会が同日開催。
多少のタイムラグがあったおかげで、
両方に参加することが出来た。
会場も隣同志の駅で移動もグッとタイミング。
「神宮前」から「表参道」へ、一駅歩く。
今話題の「裏原〜ウラハラ」を通り抜ける。
モダンで洒落た若者向けのショップが軒を連ねる。
その昔は道幅も狭く、しもた屋風の家並みの静かなところだった。

(一社)日本ポストプロダクション協会の懇親会では、
JPPA AWARDS 2016の表彰があり本学のOBが受賞。
音響技術科卒の、手塚貴幸さんが映像技術部門でゴールド賞。
オメデトウ!彼も私の事を覚えていたようだ。
これからも業界で良い作品を沢山創ってください。
2、3の業界団体の親睦会に呼ばれると、
必ずTOHOのOBさんとお話しする機会が多い。
そしていつの間にかエラクなられている。
時代は確かに変わっているのだと実感する。
こちらが年をとった分、時間は公平に流れているようだ。

週末、台東区根岸の書道博物館に行く。
(昭和11年洋画家・書家の中村不折によってつくられた)

『「臨書」の世界』展も最終日前日、
意外と空いていてじっくり鑑賞できた。
中国はもちろん江戸時代の書家の名品。
臨書によって大家は大家を知る。
王羲之、顔真卿の臨書を中心に、
呉昌碩、巻菱湖、頼山陽、良寛・・・多彩な顔触れ。
あっと言う間に閉館間際になってしまった。
大忙しで書のタイムトラベルをしてみた。

表に出ると目の前に根岸・子規庵(正岡子規)があり、
夏目漱石の顔写真のポスターが目に飛び込んできた。
根岸の里はかつて文人たちが多く住んでいたのだ。
折から谷根千巡りのおばちゃんたちに遭遇。
「この辺に林家三平の家があるのよ?!」
(書道博物館の真裏がそこだ!)
聞かれなかったので教えなかった。ゴメンネ。
JR「鴬谷」から「新橋」に移動。
TOHO・OBの同期の集まりに向かう。
洋風居酒屋で延々4時間も歓談!(皆時間を忘れたようだ)
参加の半数3人は放送業界の現役、多忙の様だ。
健康の話、仕事の話、同期の連中の話題・・・。
2年振りの集まりは話が尽きない。
幹事の川口(旧姓大平さん)さん、上村、原、長谷、細田、吉川さん。
皆元気そうで良かった!
再会を期して一次会で私は帰った。

六月になった。
もうすぐ梅雨入り。紫陽花が花をつける季節が来た。
わたしの好みでいえば額紫陽花の端正な佇まいが良い。
今年の梅雨はどんな具合かな・・・・。
雨が降る日はミステリーを読む。
今話題の北欧ミステリー、アイスランドの作家アーナルデュル・インドリダソン。
第三作が出た 『声』 を先日購入。
(どこぞの知事とはちがってもちろん自前)
書籍代もばかにならない年金生活者だけれども・・・。
