東放学園

TOHO会

TOHOKAI
東放学園同窓会のためのTOHO会へようこそ!
今日も絶好調

2016年02月17日

2月17日(水)このところ東京の気温の乱高下はすさましいものだ!一日の中で20度近く温度差があり何か別の国に行ったようだ。身体がついて行けそうもない!

0217-1


先週末、TOHO学園関係の知人たちと会食。
新宿の歌舞伎町に集まった。
何年かぶりの歌舞伎町。
街はすっかり綺麗に、明るく様変わりしていた。
折から中国人観光客も大勢!

0217-2


学生時代から行きつけの街。
そしてTOHOの職員や学生さんとも夜な夜な通ったところ、
当時は学園祭が終わると各クラブ(部活)の打ち上げと称して、
明け方まで飲み明かしたものだった。
始発電車を待つ間、祭り、宴のあとのえもいえない疲労感、空虚な時。
路上ではカラスたちが残飯をついばんでいた・・・。
花園神社あたりはアングラ演劇の名残りがあったようだ。
赤テント、黒テント、状況劇場・・・。
おどろおどろしく、何が飛び出すかわからないスリリングな演劇。
町全体が猥雑・混沌として危うく、そして面白かった。
街に強烈な匂いが充満していた。

0217-4


またある時はライブのJAZZを聴きにピット・インに、
今は亡き浅川マキのブルースにハマっていた頃。
何時も彼女はライブには酔っぱらって遅刻。
♪かもめ♪ ♪夜が明けたら♪・・・JAZZ、ブルースの名曲たち。
今でもなにげに聞くと圧倒的な歌唱力と際立った孤独感の表現力は凄い!
ジャパン・ブルースを感じさせる人物と思う。

0217-3


また西口の想い出横丁(通称ションベン横丁)は終戦直後よりいまだに健在!
薄暗く、細長い路地にもつ焼き屋が何軒も軒を並べている。
親・子・その孫までその客層はいまだ健在のようだ。
その横町の真ん中ぐらいにある店Sは学生時代の友人が親子兄弟でやっていた。
なかなかの繁盛店でいつもも空き席待ち。
煮込みと生レバが人気。
そして梅割りと称する強い酒(焼酎カクテル)が人気。
しかし、この店のルールは梅割りは三杯までと決まっていて、
それ以上だと強制的に還らされてしまう。(オヤジさんも息子も怖かった)
今でもそうなのだろうか?
その友人も逝ってしまって久しい、まだこれからだったのに・・・。

若い頃の色々な思い出が一瞬に甦る。
想いで多き街だ。
しかし時代も人も街も変わって行く。

0217-5


その夜は美味い酒と鳥料理をいただく。
そして〆はかの辛いラーメンで昔(20〜30年)よく通った。
「オロチョンラーメン」店、オロチョンとは勇敢と言う意味らしい。
(店の雰囲気は変わっていなく)激辛に挑戦せよとの意味かナ。
辛いラーメンの元祖的な存在で今も人気だ。
わたしはその夜はあえてそれを避け「利尻ラーメン」にする。
本当に久しぶりの入店で感激したのは、
誘って頂いた粕谷さんも同じ感想。

TOHOの古い期のOBである彼は学園に先生として残り(放技卒)、
今は事務職のトップとしてご活躍。
そして学生時代からハンサム。この夜はソフト帽子。
ダブルのトレンチコートでエラク恰好が良い!

0217-6


街は変化する。
その明るさも昔のネオンではなくデジタルなもの。
懐かしい時代の陰翳を無くそうとするかのように、
やけに、平板にただただ明るいのだ。
それゆえ何かのっぺりとしていて不気味な感じ。
世界屈指の不夜城なのは良いが・・・。

「昭和は遠くなりにけり!」かも。

0217-7



toho_sakuma at 16:00東放学園 | 東京 この記事をクリップ!
最新記事
Archives
livedoor Readerに登録
RSS
livedoor Blog(ブログ)