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2015年09月16日

9月16日(水)ダブル台風のせいで鬼怒川が氾濫、大きな被害が出た。

地震、火山の噴火地球は生き物で、わたしたちや生き物に対して時として過酷な振る舞いをする。OB、在校生の皆さま、お見舞い申し上げます。

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TVや報道などで鬼怒川や東北の水害の凄さを観ている。

水低きに流れる、東京の城東地区に住む者として。
何時も浸水の危険にさらされているのだ。
区役所の前には今日の荒川の水位のビジュアル・サインが設置され、
役所の裏には土嚢(どのう)が自由に運べるようになっている。
去年もスポット豪雨でわが家もベランダまで浸水。
土嚢が水を防いだことがあった。
どうも中川の水門の開閉ミスだった噂があるようだが…。

荒川区、江戸川区、江東区、墨田区と城東方面は、
水に所縁の地名が多いのだ。

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日本列島は高い山の裾野に出来た扇状地(平野)に集落が開けた
ところが多く、大きな都市はほとんど川が流れている。

わたしの子供の頃は大きな台風が来ると下町は必ず浸水した時期があり、
新聞紙面は立ち往生する都電の写真が載っていた。

先週のブログに載せた鐘ヶ淵などは情緒のある地名だが、
三本の川が集まったところに出来た淵。
さぞや出水、浸水が多かったのではと推測される。

そう云えばそのブログを読んだ知人が、
「・・・わざわざ鐘ヶ淵までいくなんて物好きだなァ、それって道楽か?」
久しぶりに道楽という言葉を聴いた。
「知らない道を行って楽しんだから、まあ、そうだけど、
道から落ちたら(外れたら)それも道落なんてね」(失笑)

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かの夏目漱石先生は道楽は狭い意味では
酒色におぼれたりするネガティブな行い、
落語に出てくる道楽息子などを指す。
広い意味では応用のきく、人に迷惑をかけない楽しみの様なもの。
職業は他人の為にするもので、
道楽は何処までも自分本位なものである、言う。
今は道楽と言う言葉はあまり使わない。
その代わり「趣味」が汎用されている---ポジティブな語感ではあるが。

趣味のそば打ちが高じて田舎で蕎麦屋を開業した。
れっきとした職業である、今度は客の為に打つ。
もちろん自分本位ではないはずの商いに180度の転換。
成功率は一体どのくらい?
好きなことが職業につながれば一番なのだが・・・。
TV番組でリタイア組が田舎で「人生の楽園」を楽しむ様子をやっている。
それなりに水面下ではご苦労があると思えるのだが、
それも一つの生き方なのだろう。

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そんなことを思いつつ河川敷を犬と散歩。
久しぶりなので居ぬは大はしゃぎ!
ハアハアとやや興奮状態で草むらを跳ねる。
コスモスが咲きだし、近所の寺の庭にはススキ。
すっきりとした秋晴れは続かないが、
季節はすっかり秋になっていた。

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toho_sakuma at 17:00東京 | 風景 この記事をクリップ!
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