東放学園

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今日も絶好調

2015年09月09日

9月9日(水)今週も東京は天気が悪い、今朝も雨が凄い降り、ダブル台風、秋雨前線。台風18号は愛知に上陸した模様。被害が大きくならないで欲しいと願うばかりだ。

先週、本学のキャリアセンターの横田先生の祝!還暦会。
夕方、何時も通い慣れた浅草で会食。
約束より2時間ほど早く家を出た。

何時か行ってみたいと思っていた東武線の「鐘ヶ淵」。
(鐘淵紡績-カネボウの創業地)

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ホントに東京下町ローカル線。
東武亀戸線に乗って曳舟駅で乗り換える。
時代小説 『剣客商売』池波正太郎著 の主人公初老の剣士、
秋山小兵衛の隠居した住まいが鐘が淵の農家。
大川(隅田川)綾瀬川、荒川が合流するところ(淵)。

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TV映画では小兵衛が娘の様に若い女房に舟を漕がせ、
浅草から大川をゆったり上って行くさまが描かれていた。
今はもちろん鐘ヶ淵付近には河は無いようだ。
ただ駅名で残っているのがなぜか懐かしくて訪ねた。
そして駅の周辺をひとまわりしているとポツポツと雨・・・。

東京の城東地区はもともと川に挟まれた低地。
この頃は「川の手」と気取った言い方をしているが、
少し前までは台風が来るとすぐに浸水していたのだ。

少しすがれた商店街を観ながら、我ながらモノ好きな奴だと思う。

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夕方、浅草に着く。
仲見世、新仲見世は平日にも拘らず込んでいた。
その7〜8割が外国の観光客、中国人がやはり多い。
賑やかなことは結構なことなのだ。

店につくと、もう皆が待っていた。
横田さんがもう還暦!
30住年ほど前に私が面接試験をした。
それからのご縁である。
月並みだが時間が経つのは早いものだ。
ほとんど長らく私の下で活躍され、
音楽・音響専門校の校長もされ、いまは業界の窓口には欠かせない
生徒の進路の開拓で多忙なご様子。

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もともとは音響のPAマン。
(public adress マイク、スピーカー、アンプなど音響機器のこと)
コンサート会場などでコンソールにいて再生音響をベストに操作する。
その時の現場の条件により
(ホールの特性、温度、湿度、客層、曲の特性・・・)
音は見えないのでミキサーの腕の見せ所である。
それだけにミキサーはこだわりが多い。
生音を最高の再生音として届けるのだから、
フェイダーひと目盛が勝負の分かれ目なのかもしれない。
わたしは映像屋だったのでその繊細さが違っていた。
奥の深い職業といえる。

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ほとんど全国のホールを機材を持ってまわっていたようだ。
今でも地方に行かれると必ずその地のホールを訪ねている・・・。

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二次会は銀座のライブハウス。
例によって80年代〜90年代のノリの良いディスコサウンド。
「還暦ブルー」とは横田さんの弁。
サラリーマン、一仕事一役終える区切りの時。
自分を思い起こすとその気持ちはよく解る気がする。
ガンバレ!人生、まだまだ続くのだから。
昨日は昨日、今日は今日、そして明日が来るかも・・・。

OBの方々にもとっくに還暦を迎えた人も多いのでは。

還暦と言う通過儀礼とはいえ40年も働かせて頂いた組織にまず感謝。
少しづづお返しをしなくてはならないのかも。
何時までもブルーになってはいられない。


まだ見ぬ明日がある・・・。

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toho_sakuma at 17:00東放学園 | 東京 この記事をクリップ!
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