東放学園

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今日も絶好調

2015年03月11日

3月10日(火)今年はよく雨が降りますね。そして寒い。きょう東京は朝から今にも泣き出しそうな空模様。そこまで春は来ているのに。

0311-1桜(小学校)


あれからもう4年。3.11

あの日東京も寒かった記憶がある。
もうだめかと思った位、揺れに揺れたビルの7階で、
付近の柱に捕まって鎮まるのを待った。
帰路は超超満員の電車に乗り、明け方帰宅・・・。

復興が遅れに遅れているようだ。
国の手際の悪さに失望している。

それでも今年も桜は咲いた。
近所で一番早咲きの桜は小学校の正門前だ。
寒さにも拘らず開花していた。
この寒さが続くなら今年は桜の開花は遅くなるかも。
早く満開の木の下を、花吹雪の中を歩きたい。
1〜2週間は花に浮かれ、酔うのだ。

0311-2手洗い場


(閑話休題)

先日、新聞のコラムに、
「消えゆく鼻濁音」の記事があった。
ガギグゲゴには通常の濁音と鼻に抜いて柔らかく発音する、
鼻濁音がある。
記事では日常で使用している人は5人に一人だそうだ。

かつて東京アナウンス学院では、
鼻濁音の発音発声をいやというほど教えていた。
東北地方の人は比較的というか生来、鼻濁音ができていた。
濁音をそのままガッと発音せずに、
柔らかく、たとえば「ガ」ではなく
「ンガ」と云うニュアンス・・・。

当時、先生方もNHK派は共通語(標準語と云わず)を目指し、
民放派は地域知己の生きた言葉を目指していた。
論争がそのまま諍いになってしまった。

特にアクセントに関してはNHK派はおおむね平板に、
民放側はその多様性を大事にと、
それから数十年、アクセントは平板化の道をたどる。
コンピュータの進化のように、
最大公約数的な折り合いをつけながら、
今後もしかしたらSF映画のロボットがしゃべるように
「ワレワレハチキュウジンデアル・・・」
マシーンに人間が近づいていく。

0311-3石灯籠


テレビのバラエティ番組で若い女性が、
「ヤバイ」を連発していた。
本来裏稼業の隠語を喜々として使うのは・・・、
言葉は時代とともに退化する!のか?
東京ことばも衰退の一途をたどっているらしい。
山の手ことば、下町ことば。
早口でまくしたてるのは下町ことば。
丁寧に優しく言うのが山の手ことば。
私は下町ことばで
せっかちなしゃべりをする時がある。
そんで(それで)、しがし(東)の空に
しこーき(飛行機)がしゃっき(百機)。

あさしひんぶん(朝日新聞)
うでダコ(ゆでダコ)あすんで(遊んで)・・・。
東京ことばは立派な方言なのだ。

もちろんパソコンの変換にはないのだ。

0311-4石鉢


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