2014年12月03日
12月3日(水)今年の気候は長雨があったり、北の風。今日は打って変わって快晴。猫の目の様に変わる師走の天気、でも確実に毎日寒さが増しています。
何時も犬と散歩するコースのひとつ、
近所の小学校の裏庭に毎月毎に
生徒の絵が展示されている。
まるで植木のなかから生えてているような感じ。
今回のテーマは龍(ドラゴン)。
龍のユーモラスな表情と色使いが好い。
指導の先生のセンスが覗われる。
散歩人としては、これからも続けて欲しい。
街が少々騒がしいと思ったら、
暮れの選挙が始まった。
何か師走の慌ただしさが倍増。
保守安定政権が続きそう?
経済・生活の安定はあるのか。
年金族としてはこれ以上圧迫されたくない。
安倍さんの狙いはやはり改憲?
ケータイの写真を整理していたら、
先日の台湾訪問で、
台湾国立歴史博物館があった。
今回は故宮博物院は、
中国本土の観光客で満員との事で
あまり客が来ない歴史博物館に行った。
台湾の歴史がコンパクトに展示され
解りやすかった。
特に青銅器や書画が興味深かった
これらの品々も中国本土から来たものらしい。
そいえば台湾も学生たちが「ひまわり革命」で
中国本土と台湾が調印した「サービス貿易協定」に反対した。
香港でも同様だ。
日本の学生たちは相変わらず静かだ・・・。
体制側に飲み込まれ続けている。
革命どころではないのか。
かつて私たちの世代の学生は、
一時期、毎 日の様にデモに行っていたようだ。
あれから日本は変わった様な変わらないような。
暮れになるといつも回顧調になってしまう。
内田 樹著『日本辺境論』(新潮新書)
日本人の原点を探るを読む。
4〜5年前話題になった本だ。
日本という島国に醸成されたわれわれの思想特性を
さまざまな角度から探っていく。
切れ味の良い文章でテンポも良く読ませる。
日本文化とは何か?
決定や徹底性をあたえず同一主題を繰り返す。
新しいものを求めていても、
それを求めながら模倣するだけで
自分自身は変わらない。
外来文化は主旋律だが
低奏部は変化しないのだ・・・。
「オバマ演説が」出来ない理由は?などなど興味深く読んでいます。