東放学園

TOHO会

TOHOKAI
東放学園同窓会のためのTOHO会へようこそ!
今日も絶好調

2014年07月11日

7月9日(水)梅雨の後半戦、大型台風が来ている。このところ気候が極端に変化、日本は穏やかな季節のオーバーラップが無くなっているようだ、寂しい・・・

1 F1002673


こちら東京は、
朝から梅雨空。
昨日は、30度超えのピーカン晴天。
外出して帰ったら、
日焼けで腕がヒリヒリ。
沖縄地方は凄い台風が来ている。
2、3日後は東京に来襲か。
いずれにせよ、
早く梅雨が明けてくれればいいのに。
近所の路地には、
紫陽花がまだ薄っすらと咲き、
色々な花がこの季節を彩っている。

週末、犬の散歩に行く。
河川敷に出てみると、
梅雨空が灰色のカーテンを下げていた。
少し蒸し暑く、
犬には辛い季節かもしれない。
ハア、ハア言いながら、
草むらを飛び跳ねていた。
先日10歳に成ったと云うのに、
この元気は何だ!
羨ましいぞ…。

2 F1002665


先日のブログで挙げた、
養老孟司氏の
『「自分」の壁』新潮新書を読了。
その中で、解剖学者らしい意見。
「私の身体は私だけのものではない」の章では、
生物の形態は、
進化論だけでは説明がつかない。
その複雑な多様性。
(どうしてそんな姿なのか?)

ヒトの遺伝子の解読が終わっても、
遺伝子イコール人体の設計図ではなく、
せいぜい、
数パーセントしか
関わっていないと云う!
人体は様々な寄生体が占領して、
現在の形になった?

ミトコンドリアは、
後から侵入した別の生き物。
細胞は、さまざまな生き物の、
「共生」によって形造られたそうだ。
おなかの中には、
60兆個の細菌がいると云う。
異生物の寄り合い所帯がヒト!?
オリジナルで純粋な生き物ではないのだ。

5 F1002672


だが世界の潮流は、
「自分は自分」「環境は外にあるもの」
ルネサンス以降の
「個人主義」が人とのつながりを薄めていく。
「私の為に世界はある」結果、
強欲が残る。
私の為のグローバル化・・・。

本来、仏教の教えは「無我」。
いろんな生き物との関係性の間で、
人間は「共生」しているのだから、
とてもわかりやすい説明だ・・・。

3 F1002675


自分が自分が、私が私が。
個の主張が強すぎると、
関係のえも言えない柔らかさが失われる。
「絆」はまさに関係性のキーワード。
他人の痛みが解った後、
どんな行動を取るのか。
そこからいろんなことが解ってくるのかも。

別の章で、
近江商人の言葉を引用している。
「店よし、客良し、世間よし」だそうだ。
関係者全体と、
良い関係を築いた方が
結果的には誰もが得をする筈と。

「学校良し、生徒良し、OB(世間)良し」

TOHO学園もこれからもそうであって欲しい。

4 F1002674


toho_sakuma at 11:18書籍 | 東京 この記事をクリップ!
最新記事
Archives
livedoor Readerに登録
RSS
livedoor Blog(ブログ)