東放学園

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今日も絶好調

2014年05月14日

5月14日(水) 東京はここ2、3日雨風が吹いて荒れ模様の天気でした。今日は打って変わって静かな好天、上野のお山にでも行ってこようか。


0514-1


今年の夏の気候は、
長期予報ではエルニーニョ現象で、
なぜか冷夏らしいので
ほっとしている。
ここ2、3年猛暑で酷暑!
もう嫌だと思う日が続いた。
東京都心は特にひどい。
湿度の高さが相まって、
外出時はクーラーの効いた店に、
飛び込んでしまう。
少しは涼しい夏になりますように。

今月もOBの方から、
「久しぶりにお会いしませんか?」
とのお誘い。
場所時間については、
こちらの我儘を聞いてもらいました。

現役のころは、
OBの結婚式に招かれることが多かった。
なぜか新郎新婦が、
TOHO出身が多く、
こちらの嬉しさも倍だった。
そして、その子供さんがTOHOに入学。
奇縁の喜ばしい重なり。
教師冥利に尽きます。

0514-3 金魚草


OBといえば、
最近TVで大根仁さんの
TVドラマが気に入っている。
前にも紹介した『まほろ駅前番外地』が良かった。
今回は、テレビ東京系の深夜オンエア。
『リバースエッジ 大川端探偵社』。

大川場といえば隅田川縁を指す。
小さな下町探偵社の物語。
主演はオタギリジョーが事務所のソファーで、
これから起きる事件の、
予知夢を観るところから始まる。
舞台は、もちろん浅草界隈。
依頼は毎回奇妙なものばかり。
たとえば、すっかり落ちぶれた組の親分が、
今際の際に、
「昔大好きだったあのワンタンが食べたい」と
子分に言う。
店は今は畳んでしまって不明。
いろいろ作ってもらうがどれもダメ。
そこで探偵は苦労して元の店主を探し当てる。
早速、当時のように作ってもらい親分は大満足。
そして、残った一人きりの子分と、
新興の勢力に切り込んでいく・・・。

探偵は昔の味とは何かを知る。
それはそのころ、
なんにでも入れていた
うま味調味料・化学調味料を、
山盛り入れることだったのだ。
われわれの子供時代の食卓には、
必ず乗っていたあの赤いキャップのもの。
味の記憶は恐ろしいほど長く保持する。
おふくろの味が代表か。

原作は漫画である。
大根監督は、この作品でも、
ひねりを利かせた、独特のユーモアで、
妙にブラックになりそうな話を、
ライトな演出手法でカラッと仕上げている。

金曜の深夜はつらいのでV録して見ている。
今週も楽しみだ。

そういえば今月の末に、
TOHOの映画専門学校で、
講義をやらせていただく予定。
年一回だが楽しみでもある。
今回は、映画史に大きな足跡を残した、
フランス・ヌーベルバーグ、
J・L・ゴダール監督『勝手にしやがれ』。
私は50年前この作品から受けたショックが
昨日のように覚えているのだが。

学生さんたちの反応はいかに・・・。

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