2013年11月13日
11月13日(水) 急に冬の様な寒さになってきました。北国では早すぎる降雪。季節の歯車が狂ってきた? フィリピンでは巨大台風被害! 急劇な温暖化はどこまで進んでしまうのか…。

巷では、
また食品やメニュ―偽装のニュース。
大手のレストランやホテルが
平然とその事実を偽る。
そして、
記者会見では
マニュアルどおりに頭を下げる。
過去にも
何回となく繰り返していた映像。
「現場のことは知らない…」とか。
経費節減の名目。
そんなにまでして
儲けたいのか。
信用して食している
お客が馬鹿を見る。
“顧客主義”じゃなかったの?
言葉を使って、
言葉を裏切る。


『言霊(ことだま)』
古代社会では
安易に言葉を発すると
言葉に復讐される、
といわれるほどなのに。
自然界の中でも
沢山のことばを持つ生き物、
“人間”という存在は、
その使い手として
急速に進歩を遂げた。
「始めに言葉ありき」と云う。
言葉はあるものの記号であり、
象徴でもあるのだ。
私たちは
毎日無数の「ことば」たちに囲まれ、
それを使っている。


幼児期に
言葉を覚え発する。
「これなぁーに!?」
ものの指さしに、
親は丁寧に教える。
「ワンワン」から
「犬さん」に
「シバ犬」や「ブルドック」等など。
個別の言葉数を増していく。
同音異義語や外国語まで。
そして言葉の裏まで教わる。
後は、
それらの言葉を裏切る行為
「嘘」をつくこともある。

子供の頃、
カルピスの語源を教えてくれた大人。
「そもそもカルピスは、
南洋のカルプ諸島で造られると云う。
カルプと云う樹の白い樹液を集めて、
カルピスになると云う…。」
かなりの長い間、
その話を信じていた。
子供だましと云うけれど
その頃は
そのイメージを大切にしていた。

微妙な嘘。
まことしやかな嘘。
この頃は
“真っ赤な嘘”が
流行っているようだ。
エビでエビを釣る。
ではなく、
エビを創る?
末期資本主義の創る
心貧しき嘘…。
この頃の気候は激変しています。
OBの皆さん、
寒さに向かって
お互いに身体に気をつけましょうね。
