2013年09月04日
9月4日(水) なかなか秋、寸前で季節が足踏みをしているよう。連日の豪雨や不安定な気候に被害を受けている方も、と聞きます。温暖化の影響でしょうか? 早く秋になれ!

どうなっているんだろう、
今年の気候は!
温暖化と云うより、
熱帯化のようだ。
兎に角
不安定な天気が続いているこの頃。
先日の竜巻被害は
すざましいものだった。
ニュース映像には
あっという間に
根こそぎ破壊していくさまが映っていた。
まだライフラインが
復旧していないらしい。
今日は今日で早朝雨、
今は晴れいるが
妙に蒸し暑い。
早くすっきりと、カラッと晴れた空が
見たいものです。


昨日近くの公園ベンチで休んでいたら、
隣に座っていいた
80過ぎ?のおジイさんのアタマに
赤とんぼが止まっていた。
彼の眼線の先には
青空と立派な入道雲。
蝉の声もやや小さくなって
子供たちの姿も見えない。
御老人は
さっきからピクリとも動かない。
まるで彫像のようだ。
日に焼けて
贅肉をそぎ落とした細身のその姿は、
O・ザッキン作の人物像のようだ。
(極限まで細い人物像)
皺顔のなかの小さな眼は
本当に雲を観ているのか。
それとも越し方の事を
思い出しているのか。
広場の中の孤独。
明るい陽の光の中で、
その姿が
自分のこれからの姿かもしれない…。
チト寂しいかも。


寂しいと云えば、
あの宮崎駿氏が引退するとか、
良い格品を精魂こめて創った。
世界に誇るアニメーション作家。
まだそんな年でもないのに、
注目され、
毎回、命を削る作品を創り、
バーンアウト(燃え尽き)してしまったのか。
観る者の勝手で
まだ続けて欲しいような気がする。
私は「となりのトトロ」と
「紅の豚」が好きだ。
宮崎はジブリの社長に引退の訳を伝えた。
「創造的人生の持ち時間は10年だ」
彼のピークはもう終わっているからとも伝えられる。
またカムバックして欲しい、と
多くのファンは願っているのだろう。

日曜日に
深川の現代美術館に行った。
折から深川資料館通りでは
「案山子」祭り。

さまざまな色や形の案山子で
目を楽しませてくれた。
美術館は休日のせいか
アニメ展もあって
結構な賑わい。
この日も
まだまだ暑かった。
