2013年07月10日
7月19日(水) こちらはいきなり梅雨が上がって連日酷暑日、この時期早すぎるかも。先日は雷と豪雨、今年の気候は何か例年と違うような気がする。

昨日の夕方、
古くからの友人と、
「二人を囲む会」があった。
銀座の古い居酒屋だ。
20年前、友人と二人で
ゴルフコンペをやっていた。
その時の若手のメンバーが、
今や
放送局や広告代理店の
お偉いさん達になっていた。
全員が貫録とお肉が付いている。
こちら、年金族を慰めて頂くのは
正直うれしい。
この酒場はもしかしたら
終戦直後からやっている?
銀座五丁目で古色蒼然たる店構え。
びっくりするぐらい安価なのだ。
バブル経済がはじける前からの付き合い。
一瞬でもバブルの風に当たった連中だ。
今や経費削減で
大変苦労をしているとか。
われわれ先輩たちが
うらやましいそうだ。
それにしても
メディアの最前線で活躍中の
脂の乗った働き盛りに人たちの
まさに今の話題を伺うにつれ、
サラリーマン稼業は変わらないと思った。

「すまじきものは宮仕え」
と云うが、
ガツガツせず、無理せず仕えれば、
サラリーマンもそんなに悪くない職業かも。
植木等の映画、
「日本無責任時代」
という怪作(?)があった。
ハナ肇とクレージーキャッツ。
♪サラリーマンは
気楽な稼業ときたもんだ!…♪
「スーダラ節」
スイスイ、だらだらっと
生き抜く調子のいいやつ。
1960年代当時、
高度成長の最中に、
超マイペースで生き抜く
主人公のたくましさが、
当時のサラリーマンの共感を得て
大ヒットした記憶がある。

今の世の中、会社勤めは
能率、効率、成果主義…。
株主の顔色ばかりに向いている企業。
内部留保を蓄えても
従業員に給与還元しない。
中には成果主義一辺倒で
従業員をないがしろにする、
非情なブラック企業が
巨大化しているようだ。
若い層の人たちが
夢を持って働ける会社が
増えなければ…。

OBの皆さんの中にも
ご苦労されているさなかの方も。
生きにくい世の中を感じられていると思いますが、
押したり引いたり、
うまく折り合いをつけて、
自分の為にも生き残るように願っています。
それも、
人生の大事なテーマです。
そんなこんなで22時前に「囲む会」は、
20年数年前のコンペの爆笑話で〆に入った。
コンペの始球式で使用するボールを
2打目OBになった地点で
何故かキャデーさんに渡され、
知らずに打ってしまい、
ピロピロとテープがボ−ルの尻から出てきて。
目撃した連中は大爆笑!…。
今から思えば
そんな逸話が沢山あったのだ。
またそんなコンペを復活しようとの声もあって、
この会は無事お開きと相成ったのだ。
何故か思い出したように
昔の仲間から集まろう、
飲み会をやろうとお誘いがある。
出来るだけ断らないようにしている。
声がかかると嬉しいのだ。
感謝!
