2013年05月15日
5月15日(水) 東京はやっとさわやかな五月晴れの日々になった。しかし真夏の気温になった昨日には、ビックリ! 外出には帽子とサングラスが必携になってくるかもしれない。
今日も朝方は
涼しい5月の風が吹いていたが、
午後になると気温が上昇。
コンクリートジャングルの都心は
例年のように照り返しで暑くなって来た。
おととい、
新宿副都心に出かけた。
帰り道で住友ビルの木陰で一休み。
ふと見上げると、すぐそばに
コクーンビル(繭玉のような)が見えた。
新ランドマーク(以前は朝日生命ビル)だ。
高層ビルの中でも
異彩を放っている。
東京の風景は
それこそ一年単位で変わっていく。
永井荷風の『日和下駄 〜東京散策記〜』。
長身痩躯で下駄をはき、
雨傘を持ち、
カランコロンと歩きながらつぶやく。
散策好きの荷風が
浅草の今戸橋が鉄橋になったり、
江戸川の護岸がセメントで固められて風情がなく、
街がどんどん変わっていくのを嘆いていた。
大正3年(私の父が生まれたころ)の頃だ。
街は生き物。
特に江戸〜東京は
いつだって当たり前のように。
この地は何時だって
デジタルっぽく様相を変える。
見上げれば摩天楼の空に、
初夏が渡っていた。
〜閑話休題〜
そう云えば、
調べて見て分かった。
前回のブログで
フランシス・ベーコン展に触れたが、
あの異形の描かれた姿は
実は今でも異彩を放っている映画監督、
デヴィット・リンチの作品の雰囲気。
『イレイザーヘッド』
『エレファント・マン』
『デューン/砂の惑星』
はベーコンの影響を深く受けているようだ。
いまさらながら納得。
あの強烈なイメージは、
そんな源流があったのかと。
連休明けに
成田山・新勝寺に行った。
何年振りだろうか。
平日にかかわらず、人出は多かった。
京成線とJRが近くにあり、
それなりに便利だ。
お約束のように
ウナギを頂いて、参拝。
本殿の上の庭園を巡って見た。
古い池や築山が昔変わらぬ佇まいだ。
そばに書道博物館も有り。
千葉にゆかりの書家の作品と、
近世・江戸時代の名筆が堪能できた。
先週の日曜日は母の日。
娘がカーネーションを届けてくれた。
私は母に何の孝行をしたっけ。
何時も心配ばかりかけていたようだ。
親孝行したい時には親は無し…。
成田さんにしかられた。
深夜、何気にTVを観ていたら、
地元のCATVで
TOHOのスタジオ番組が流れていた。
デジタル化した
杉並校舎スタジオで収録されたお笑い番組。
スタッフはもちろん学生。
バックパネルのTOHOのロゴが
鮮やかに目立った。
学園創世期とは天と地ほどに違う設備。
現場の先生方、
これからも良い学生さんを多く育ってて下さい!!
何か今年は
初夏があっという間に終わって、
酷暑の夏になるかもしれない予感。
こんなジェットコースターのような気候で
風邪が流行っているようだ。
OBの皆さんも御身体を大切に。