2013年02月04日
2月4日(月) 今日久しぶりに映画館に行った。行定勲監督の『つやのよる』を鑑賞。TVでは、やはりOBの大根仁監督の『まほろ駅前番外編』を楽しく見ています。
月曜日の午後壱、
映画鑑賞(映画専門学校から観賞券を頂いた)。
年金族ならではの気ままな時間。
ガラ空きの映画館は
妙に暖房が利きていて蒸し暑かった。
OBの行定監督の『つやのよる』を観た。
原作は井上荒野。
物語は「つや」をめぐる
男女の愛憎劇。
阿部寛が
やがて死を迎えようとしている
妻「つや」を、
懸命に看病しているところから始まる。
小泉今日子、大竹しのぶ、風吹ジュンと
豪華な女優陣。
彼女たちの視点が
それぞれに「つや」に対する心理劇となる。
行定演出は
熱くも冷たくもなく、
“独特”の間合いを取って
淡々と語る。
最後まで主人公の“顔”は映さない。
出演者全員が「つや」を語り、
そいて彼女の存在を謎めいた存在として
抽象化してしまう。
愛欲のほしいままに生きた女。
と彼女に関わった人々を
傍観者でもなく
当事者の熱さでもなく描くことは、
「色即是空的手法」なのか?
それでも人の世は
“男”と“女”永遠の謎。
今日も実在のドラマで溢れている…。
(エンドロールに学園の名前があり嬉しくなった)
映画館を出ると
狐の嫁入りのような
晴れていながら、
天気雨が降っていた。
ある卒業生のグループから
今年も誕生日に花が届いた。
毎年毎年、
本当のありがとうございます。
今年は黄色壱色で
キュートで嬉しい!