東放学園

TOHO会

TOHOKAI
東放学園同窓会のためのTOHO会へようこそ!
今日も絶好調

2012年10月24日

10月24日(水) 秋も知らないうちに深まって、空が落ちてくるような蒼さです。それぞれの秋があるように皆さんの季節が実り多きことを祈ります。


10-24-1

さっき突然、以前読んだ
『ゾウの時間とネズミの時間』
という題名の本をを思い出した。
曰く小さな動物ほど心臓の拍動のリズムが速く、
体が大きくなるに従ってそれは遅くなるそうだ。
「大男、総身に知恵が回りかね」
チト違うかな。
いわゆる心臓の鼓動
ドックン、ドックンのリズムが、
哺乳類の寿命を決めているとの事。
でも普通の人の一生は
コマネズミのように働き、
ドックン、ドックンの間に
ささやかな楽しみを見つけて
生涯を終えていく。
何故かそんな事を思ってしまった。

秋が深くなって
周りの景色が鮮明に見えるようになってきた。
自分のこれからの人生はどう見渡せるのか。

10-24-3

この間、
義兄が80歳で逝った。
結婚してて以来、
ずいぶんかわいがってもらった。
何かと気にかけてくれて
一廻りも年が違うのに、
何時も“さん”づけで接してくれた。
若いころはずいぶんとご苦労されたとか。

今でも30年前、
初めてお会いした時の
笑顔が忘れられない。

こうして人は亡くなってからも、
心の中で生き続けていくのだろうか。

私の両親も、なくなって暫くしてから
“良き思い出”にイメージが変換されていく。
「親孝行 したい時に 親は無し」
寺の禅僧に聴いたら
本当の親孝行とは
「なくなってから親を思い出すことだ」
といわれた現世で行うのは親孝行の真似ごと云われた。

(閑話休題)

突然だが、
それにしても今話題のiPS細胞で
近い将来、人間は病を克服して
不老不死の夢を獲得するのだろうか。
死生観、宗教観、倫理観の
すべてを見直すのか
何時までも死ねない生き物になってしまうのか?
少しSF的な飛躍になってしまった。
今、自分が心配することではないのだが…。

皆さんはどうだろうか?
正解のない問いかけでした。

10-24-2



toho_sakuma at 18:00東京 | 風景 この記事をクリップ!
最新記事
Archives
livedoor Readerに登録
RSS
livedoor Blog(ブログ)