2012年03月21日
3月21日(水) 春の彼岸も過ぎ陽ざしはすっかり春めいてきました。今朝は風が冷たかった。この時期は会社の異動や学校は卒業式・入学の準備で大忙しのようです。
今年の冬は
いつになく寒かった。
ここ二、三日
東京もようやく春めいて、
あの雪の日の寒さは
どこに行ったのか。
庭のシーサーが雪をかぶって
違う姿になっていたのを思い出す。
春の訪れは
河原の菜の花が
教えてくれた。
あの震災から
もう1年経った。
と云うべきか、
まだと、
言うべきか。
日本全体が心を合わせて
復興に向かっているのだろうか…。
あの瓦礫の受け入れですら
まだ足並みがそろっていない。
本当に「絆」は
存在するのだろうか。
あれから色々なメディアで
この文字に何回出会ったのだろうか。
金属疲労と云う言葉のように
頻出度がナンバーワン!?
「文字疲労」のように思えるほどだ。
何でもかんでも
安易に使われすぎてはいなかったか。
人と人の結びつきを強く、
心を一つにしてやらねばと思うが、
国や公がやることが
周知のようにいつも遅い。
ボランティアも限りがある。
この言葉がくたびれないように
もう一度具体的で元気な「言葉」を
見直してみたらと思うが…。
本当の春が望まれます。
先日講習会で
10年前の音響技術科卒業の
中村花香(旧姓齋藤)さんにお会いした。
とてもお元気そうで、
今は制作プロダクションに居られるとか。
担任の先生は坂口先生でした。
何も彼も
忘れて春の
月浮かむ
生駒大祐(「傀儡」より)