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2012年02月08日

2月8日(水) 昨日は南風が吹いて東京は気温17度、今日は6度とまた朝から冬空です。インフルエンザが流行っているようです。


2-8-3

先日、名古屋のシネコンで観た
映画「J・エドガー」の話。

クリント・イーストウッド監督が好きだ。

しかし、
今回はあまり賛成できない出来だ。
作品の長さが問題だ。
無用と思われるディテールをカットして
再編集すれば、
20分位は
短くなるかもしれない。

J・エドガー・フーヴァー、
アメリカFBIの長官を
とても長く務めた人物。
歴代大統領のスキャンダルを握り、
FBIの権力を強大なものとした
その伝記映画だ。
この映画では
彼のスキャンダラスな一面、
部下との同性愛、
そしてマザコンも描かれており、
ストーリーとしては
過不足ない展開なのだが。

まず
キャスティングミスは
主演のL・デカプリオだ。
こんなに重層的な屈折した人物を演じるのは、
彼のキャラクターが前任過ぎて
凄味の部分が感じられない。
残念である。
また同性愛の部下の
老け特殊メイクが大失敗。
いくらなんでもそれは
一昔前のゾンビでしょう。

この作品では
監督がどんな立ち位置で
J・エドガーを観ているのかが
分からない。
彼の何を描きたかったのか。
いま一つ感動がなかった。
それが何とも妙な
伝記ものになってしまったのか。
つまりは
中途半端な作品なのかもしれない。

2-8-1

でも
私はクリント・イーストウッドが
好きだ。
俳優としても、
監督としても。
昔から好きだ。

最近では
「硫黄島・二部作」
「グラントリノ」などなど。
心に刻まれた作品が数多い。

80歳を過ぎているとは思えないほど、
常に若々しい。
作品を作ることが
それを支えているのだろう。

今後も彼の健闘を
ファンとして
見守っていきたい…。

2-8-2


toho_sakuma at 15:33映画・TV | 風景 この記事をクリップ!
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