東放学園

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2011年10月05日

10月5日(水) 秋になったのでバスツアーに参加したが、ハードな行程で、クタクタになってしまった。でもそれも良い思い出になった。

10月初旬、
2泊3日でバスツアーに行った。
宮島・厳島神社→門司港→角島→
萩→津和野→尾道。
このコースを2泊3日なのだ。

行楽の秋。

予想通り、ツアーバスは満杯。

定年後のカップルがほとんど。
ほぼ同年輩が3日間一緒なのだ。
何か安心感のようなものもあって、
休憩所でそんなオトーサンと立ち話。
「兎に角、女は強いよね、
 それに元気なんだよなあ〜…」
無言でうなづく私。

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それにしても
門司港はいつも通過して
降りたことがない。
夜の門司の街は、
ライトアップしていて、
とにかくレトロな建物が
時空を超えて佇んでいるのが良い。

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特に駅は、
現役ながら昔のままで
独特のノスタルジックだった。

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厳島神社は、
ただただ海の鳥居と
海中に浮かんでいるさまが良い。
足元に手すりなしの海水がある。
不思議な光景。

下関の新名所・角島に渡った。

突然だが
私は灯台が好きである。
登る機会があれば、
必ず登る。
何故か子供の時から
あの姿が好きだ。
「喜びも悲しみも幾年月」
灯台守の半生を描いた
映画があった。
私はドラマより
その灯台のあるシーンが好きだった。

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いつも孤独の夜の波間を
照らし続けている…。
だから、
この明治にできた角島灯台観光は
とても嬉しかった。


秋芳洞・萩・津和野と
風景は目まぐるしく変わり、
スケジュールは過密だ。
もちろん
バスに乗っている時間の方が長い。
3日間で800キロ以上を走った。

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最終日は
あの尾道に行った。

ドックの街。
小樽・神戸・函館・長崎、
山の頂に登った。
瀬戸内の島並が見渡せる。
まさに眺望絶佳。
だったが、
下に降りる道が急勾配。
大汗をかいて
膝がガクガクだった。

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のどが渇いたので
駅前の喫茶店に入ったら
林芙美子の文学縁の店だった。
店の中庭には
彼女の育った部屋があった。
「花の命は短くて
 苦しきことぞおおかりき…」
店内に
彼女のポートレートが
掛けてあった。
土門拳が撮った写真とあった。
本当に強そうな女性像だ。

帰りの機内では
正体なく爆睡してしまった。

今日は腰も痛い。

toho_sakuma at 18:00各地 | 風景 この記事をクリップ!
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