2011年09月14日
9月14日(水) ノロノロ台風が過ぎて秋が来たかと思ったら、まだまだ猛暑日が続いて、ウンザリのこの頃です。
とはいえ
先日の夜は「お月見」。
そんなに雲もなく、
中空には、
大きく明るい
満月が懸った。
月の明かりが
こんなに明るいとは。
街の屋根屋根が
ほの暗く
柔らかく浮かんでいる。
年のせいか乱視が進んで
月の姿が
ややもするとダブってみえる。
遠くの方から
夜鳩の啼き声が
聞こえてきた。
わが家のベランダに住むカマキリが、
月に向かって
その斧を振りかざしていた。
月見団子の餡が、
幽かに甘かった。
話は変わって
先週末。
映画「探偵はバーにいる」を観た。
東直己の
小説「バーにかかって来た電話」が原作。
札幌・ススキノ探偵シリーズ第2作目。
謎の女からかかってきた電話に、
次々と振り回され走る探偵(大泉洋)。
その相棒(松田龍平)。
事件は意外な展開と結末へ…。
札幌の地元ススキノのロケが
効果的に使われている。
本州とは違う空気感の歓楽街。
はじめて行った時、
ここはANOTHER CITYかなと感じた。
昔、原作を読んでいたけれど
結構良くできた映画で、
ノンストップに楽しめた。
大泉と松田のコントラストも、
極対照的で面白い。
ただもっと寂れた感がある建物が
ススキノの外れにあったりして、
街がもう一つの主人公なら
そんな「影のシーン」もあればと思った。
観終わって、
急に札幌のビール園で飲んだビールと
ラム肉のジンギスカンが
恋しくなった。
食欲の秋…。