2011年07月10日
7月10日(日) 東京の暑さを避けて九州の高千穂を中心のバスツアーに参加。やっぱり山の中の渓谷は涼しかった。


九州は何年か前に
湯布院(銀婚旅行で)に行った以来だった。
幸いに
今回もお天気に恵まれ、
福岡の柳川・どんこ舟での水郷めぐり、
大分・別府から湯布院、
さらに
高千穂峡谷から熊本・阿蘇の
九州の中心部を巡りました。

柳川のどんこ舟は
以前冬に訪ねた時はこたつ舟だった。
堀の中から
民家を目線でかすめながら、
ゆっくりと船頭さんの歌声を
聴きながらすすむ。


ゆるい、ゆるい時間のながれ。
いずれにしても
風情があって良いものだ。
その日は別府泊まり。
街の至る所から
モウモウと湯けむり。
隣の大分市は商業の街、
別府は温泉街。
まるで富山と金沢のようだ。
(商業と消費の関係)
このツアーの一つの目玉は
廃線になった高千穂鉄道の線路を
辿るというものだった。
私は熱狂的な鉄道ファンではないが、
廃線になった鉄路を歩くのは
とても興味深かった。


途中のトンネルを歩いて行くと
別世界への入口に
続いているような
錯覚に落ちそうだ。
その足で線路を下りると
天岩戸神社だった。
夜は民宿に泊まり
神楽を見物した。
夜神楽は初めての経験。

天照大神が
天岩戸に御隠れになったのを、
たじからの命が
天のウヅメの命の踊りで
岩戸を開けるという
コミカルなものだった。
解りやすく滑稽なものなので
楽しく鑑賞した。
帰路は阿蘇から熊本空港(阿蘇熊野と空港)。
とにかく大きな外輪山と草千里。
壮大なパノラマの中を
バスは
ヘアピンカーブの連続を
縫うように進む。

大阿蘇の風景を満喫。
とにかく涼しいのが
何よりの旅行だった。
秋は下関あたりに
行ってみようと思う。