2010年05月18日
5月18日(火) 神田の一橋でカラフルな牛のオブジェを見つけました。


先週、
神田の一橋ホールで講習会があり、
昼休みに辺りをぶらついていたら、
某女子大の門の外に
2頭の牛のオブジェが
唐突に佇んでいた。
古い校舎の前に
場違いのような取り合わせだが、
なぜか、すとんと腑に落ち
妙なバランスで面白かった。
この町界隈は
「本」に関係する処だ。
大手の出版社のビルを取り囲むように、
路地には
小さな古い製本屋が寄り添うように、
昔と変わらず数多くみられる。
最近見つけたのだが、
SFの専門古書だけを扱う店が出来たので、
帰りに覗いてみた。
さすがに神田神保町は
奥が深い。
その規模は、
世界に類をみないほどの古書街だ。
古本屋の独特の匂いも
緩やかな時間感覚を
増幅させている。
探していた本に巡り合った時は、
失われた時間を取り戻したような
何ともいえぬ感動がある。
そして、なるべくその時は
古い喫茶店に入ることにしている。
そして
ワクワクしながら本を開く。
やがて
至福の時がやってくる…。