2010年01月07日
2010年1月7日(木) 年が明けたと思ったら、今日はもう七草です。

年が改まって
今年は寅年だそうな。

一年一年が歳を重ねるに従って、
加速的に速くなってくる。
みなさんもそうだろうか?
年末には何人かの卒業生の方々に
お会いする機会があった。
静岡の放送制作会社で活躍しているKさん、
「なぜかウチの社は景気がいいんです。
でもナイショです」
と遠慮がちな笑顔。
新潟のIさんは子供さんも大きくなり、
新たにカウンセラーの勉強をしに上京。
講習会に参加、ご努力が報いられますように。
「今度、全然違う方面に
思い切って転職しようと思いますが…」
放送業界20年選手のFさん、
相談というより彼の決意表明でした。
このご時世で
未知の分野へジャンプする勇気。
このチャレンジ精神は
きっとどこかで報われます。
ガンバレ!

私の知るTOHOの卒業生の
ほんの僅かのかた方も、
毎日、自分の人生を真剣に生きておられる。
無限と思われる「物・事・人」の
組み合わせの世の中で、
最後に帰ってくる結果は、自分だが、
すべからく良いものではない。
むしろ反対の事が多いようだ。
にも拘らず、
人はどうにか折り合いをつけながら
生きていかねばならない。
偉そうに言うが
己にかえってみると、
それほど簡単なことではないことが多い。
いずれにしても
簡単に事が済む
能天気な人生は何処にもない。
私の同世代の友人も
似たり寄ったりの
悩みを抱えながら生きている。
こちらとしても何とはなしに気になるが、
それ以上の事はしないし、できない。
(余程の事以外は)
お互いを思いやるのが
精一杯の友情だろう。
けれどそういった仲間が、友人が
いるだけ幸せなのだ。
TOHOのOBの皆さんも
きっと毎日をそれぞれのやり方で
乗り越えられていると思います。
TOHOで築かれた絆は、
若いころより
年月が経てば経つほど
重みと渋さが加わって、
まるで
漢方薬のようにジンワリと
それぞれの力となる筈です。
卒業生、皆が
目に見えぬ大きな力で
結びあい、
支えあう。
皆さんには良き母校があるのだから。
本年も
皆さんにとって
良い年でありますように!
