2009年06月16日
6月16日(火) 梅雨の花たち・・・おもに紫陽花とか

このところ二、三日の空模様は
典型的な「男梅雨」だ。
昼間はどんより曇っていて、
夜になると
バケツの水をひっくり返したような
大雨が降る。
おまけに雷も鳴って
大音響のコンサートさながらである。
しとしと降り続く
「女梅雨」とは正反対だ。
子供のころには
あまり気にもかけなかった。
「梅雨の花ー紫陽花」が
散歩の途中に気になったので
ほかの花と一緒に撮ってみた。


路地裏や、
公園家々の庭先に
フツーに咲いている。


花それ自体は
いろいろな種類があって楽しい。


なんだかこの頃は
何気のないものが気になる。
年齢とともに
何かが変わっていく。
永井荷風の小説
「つゆのあとさき」を思い出す。
確か映画化されたようだ。
「つゆのあとさき」、
前後で約3か月、
一つの季節が始まり
そして終わる…。
揺れ動く男女関係も
梅雨空のように移ろい
終わりを迎える。
そして何も無かったように、
真夏の太陽が照りつける…。
花は変わらず、
ひとは大きく移ろう。
自分を含めて
なんとバタバタと
生きているのだろうか。
