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2007年09月02日

東放学園音響専門学校にて「特別講義」をする

2007年7月2日(木)東放学園音響専門学校にて「特別講義」をする
 
1週間ぐらい前に東放学園音響専門学校のN先生から、
「音響芸術科2年生の業界特別講座の先生が急に来られなくなったので、
名誉校長、よろしくお願いします」との依頼。

「歓んでエ!」(居酒屋じゃナイ!)・・・

久々に学生さんの顔を見た。

「年々、学生が真面目になってきてますョ」とN先生談。
それはそれで良い事なのだけれど、
もっと活発で、少々脱線気味な、型破りな学生が以前はもっと沢山いて、
専門学校らしい!?の人たちが多かった気がする。

この日の講義タイトルは「音と映像」。
とても雑駁なタイトルで申し訳ないが、
短時間で「画と音」の表現の違いと特色を、
モンタージュ理論や芭蕉の俳句を例示、比較して話す。
約30年の教員生活で身につけたことの一つは、
教壇に立っての講義は何時も、

「ライブ」

だという事。

コンサートのライブのよく似ている。

毎回同じテーマで同じ様な内容を話しても、
聞き手側のその時の調子や雰囲気、教室の環境(温度・湿度など)、
その他さまざまな要因で一回性
(オンリー ワン モメント・・・一期一会?)
で様々な変化の相を帯びてくる。

講義が始まり、こちらの調子がよくて、ツカミにも成功して
前のほうの席の学生たちがウナヅキ始めたら、こちらのペースにはまった証拠だ。
あとは多少強引だが、
自分のコミュニケーション力を信じて話すだけだ・・・。
やがて、90分の講義が終わる。

特別講座では、講義終了時に学生から各々
「感想文」なるものを書いてもらっている。
「私には難しかったが、なんとなく為になったような気がする」
「映像について興味が湧いきた」
「もっと本を読まなくてはと思った」
「2年生で初めて『校長先生』の講義が聴けて嬉しかった」・・・。
短い時間で全員が感想文を寄せてくれた。

感謝。

それにしても皆そこそこ文章が早くかけるのには驚き。

いつもメールで慣れているからかナ。

今年の「音芸」の2年生諸君、
私の拙い授業を聞いて貰ってありがとう。

また皆にお会いしたいですね。

7-2

toho_sakuma at 12:00東放学園  この記事をクリップ!
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