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2019年11月

2019年11月20日

11月20日(水)ようやく秋らしくなったと思ったら、もうすぐ12月。年年歳歳、毎年が加速的に早くなっていく。この頃はなんだかんだと用事があり少ししんどい日々が続いています。

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今日は二の酉、近くの神社を通りながらその準備を見た。
今日は帰りが遅くなりそうなので酉の市に間に合わないかも。
屋台も熊手も早くからスタンバっていた。

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先週は六本木の国立新美術館に日展を観に行った。
一日では見られないほどの作品数。
なので今回は「書」の会場だけにした。

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日本中のアーティストが技を競う年一回の展覧会。
入選作や特選の緊張感あふれる作品が展示。
プロの作品が所狭しと並んで壮観である。

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やはり特選作は並の入賞作品とは何かが違うようだ。
ざっと見て回っても優に三時間でも足りない。
面白かったが、目も足も疲れた・・・。
芸術は疲れるのだ。

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少しホッとしたくて、少し離れているが
同じく六本木の泉屋博古館に。
中国古代文字「金文」展を観に行く。

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スウェーデン大使館の前にひっそりとした佇まいの館。
日本ではめったにお目に掛かれない中国古代の青銅器。
その内側に鋳込まれた古代文字そのつくられ方は一家相伝。

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それらしきものは復元されたようだが未だに謎のようだ。
紀元前10〜11世紀 西周時代の作品が多い。
象形文字から篆書に至る間の文字。
青銅器に鋳込まれた文字なので「金文」。
文字は時代時代で変化しながら伝わっている。
古代人の想いがそれらから立ち上がってくるようだ。

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それにしてもこの頃はますます小さな文字が苦手だ。
なので思い切ってショップでモノクル(単眼鏡)を買う。
これがなかなかよく見えるのだ。ちょいと値段は高かったが、
これからはますますこれにお世話になります。

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それにしてもこの泉屋博古館は、小さな雰囲気のある美術館。
来年改修工事になるので1年間は寂しいかなァ。

ヒマな高齢者は今年も芸術の秋を楽しんでいる・・・。

1120-10



toho_sakuma at 17:00美術館東京 この記事をクリップ!
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