2019年09月
2019年09月25日
9月25日(水)東京、今朝は気温は高めだが湿度が少ないのでようやくさわやかな秋になった。
それにしても千葉の停電は治ったようだが家屋などの復旧はこれから。
心からお見舞いいたします!
先週末、盛岡でTOHO会が開かれた。

行きの東北新幹線は、
仙台から東欧系の外国人客がどっと乗り込んできた。
釜石のラグビー観戦で宿泊が取れなかった人たちのようだ。

今回のTOHO会のもう一つの目玉イベントは市内のサウンドウォーク。
盛岡市内の名所を歩きながら、
その場所固有の音響を感じるというものだ。

北上川にかかる開運橋からスタートして総勢20名。
天気にも恵まれ宮沢賢治所縁の出版社、南部鉄器の老舗の店、神社。
盛岡城跡、啄木の歌碑など盛岡の街を4時間余りの散策。

市内は思ったより静かなところだった。
(自販機がほとんど見当たらない)

風景や固有の場所にまつわる音。
特に南部鉄の風鈴の音色が印象に残った。

第二部の夜の宴会にも多数参加があった。
八戸や仙台からも1984年卒のOBがわざわざ見えたのには驚き。
20年ぶりに会えた放送クリエイティブ科のYさんは
再会を特に喜んでくれた。
彼は佐久間ゼミ生でもあり、
我が家に遊びに来た時の話を懐かしく覚えていた。
会は2次会でも大盛り上がり。皆さん次回の開催を期待したようだ。

全国地区地区にわたるTOHO会。
東京から出前で開催している学校は稀有だ。

学校は社会的にも実質的にも多数の卒業生に支えられている。
現在もその多くの卒業生が財産となり、
親子2代や兄弟縁者まで入学している。
この良きつながり、ご縁を切らさぬようにしていきたいものだ。
今回参加できなかったOBの皆さんも
TOHOとのご縁をよろしくお願いします。
私もできるだけ参加・協力させていただきますので!

心からお見舞いいたします!
先週末、盛岡でTOHO会が開かれた。

行きの東北新幹線は、
仙台から東欧系の外国人客がどっと乗り込んできた。
釜石のラグビー観戦で宿泊が取れなかった人たちのようだ。

今回のTOHO会のもう一つの目玉イベントは市内のサウンドウォーク。
盛岡市内の名所を歩きながら、
その場所固有の音響を感じるというものだ。

北上川にかかる開運橋からスタートして総勢20名。
天気にも恵まれ宮沢賢治所縁の出版社、南部鉄器の老舗の店、神社。
盛岡城跡、啄木の歌碑など盛岡の街を4時間余りの散策。

市内は思ったより静かなところだった。
(自販機がほとんど見当たらない)

風景や固有の場所にまつわる音。
特に南部鉄の風鈴の音色が印象に残った。

第二部の夜の宴会にも多数参加があった。
八戸や仙台からも1984年卒のOBがわざわざ見えたのには驚き。
20年ぶりに会えた放送クリエイティブ科のYさんは
再会を特に喜んでくれた。
彼は佐久間ゼミ生でもあり、
我が家に遊びに来た時の話を懐かしく覚えていた。
会は2次会でも大盛り上がり。皆さん次回の開催を期待したようだ。

全国地区地区にわたるTOHO会。
東京から出前で開催している学校は稀有だ。

学校は社会的にも実質的にも多数の卒業生に支えられている。
現在もその多くの卒業生が財産となり、
親子2代や兄弟縁者まで入学している。
この良きつながり、ご縁を切らさぬようにしていきたいものだ。
今回参加できなかったOBの皆さんも
TOHOとのご縁をよろしくお願いします。
私もできるだけ参加・協力させていただきますので!

2019年09月19日
9月18日(水)この頃の日本の気候はどうなっているのだろう?千葉の台風での風水害。電気や水の大切さを改めて痛感する。迅速な復旧が待たれます。千葉のOB、お見舞い申し上げます!

先日神保町に本を買いに三省堂に行った。
懐かしのスズラン通りを歩いていたら小さな映画館を発見。
「神保町シアター」だった。
懐かしい昭和の日本映画を週替わりに上映している
100席ばかりのミニシアター。
館内に入ってスケジュール表を見ると、なんと!あの名作が次週上映と!
早速、初日に観に行った。お目当ての一本のために。
1963年日活作品『競輪上人行状記』西村昭五郎監督のデビュー作だ。

9月の特集 昭和の怪優〜『小沢昭一のすすめ』生誕90周年記念の一本である。
小沢昭一と言えばあのラジオ番組『小沢昭一の小沢昭一的こころ』は
懐かしい!の一言。
また、日本芸能を地べたから取材してLP音盤にしたものは
授業でも使わせてもらった。
さて本編『競輪上人・・・』は、
下町の貧乏寺の次男が兄の急逝でいやいやながら坊主になるが、
ある時始めて行った競輪が大当たり。
そしてギャンブラーに堕ちていく。
寺の再建資金まで手を出してしまう。
それから彼は地方競輪の予想屋になって、ラストシーンだ!
「お前たち貧乏人がなけなしの金をはたいて、
チマチマ迷いながら車券を買っても当たらない」
「この地獄極楽を見た現役の坊主が、当たりを教えるから迷うな!
俺の言う通りを買え。車券には高い税金が仕込んである。
お前たちは立派な納税者だ胸を張れ!・・・」(佐久間記憶のまま)と。

上映フィルムは35ミリ版で、デジタル処理をしていないが状態はまずまず。
50年ぶりに見たが、細部がよみがえってきて
南田洋子が妖艶なのは改めてドキッとする。
人間の欲望のるつぼ競輪場のロケはドキュメンタリータッチ。
盗み撮りのカット。
初めて見たとき話の迫力と、
前半の小沢昭一のストイックな演技がラストで大反転。
辻説法まがいの、アジるような予想屋の口説き文句は迫力を超えて感動した。

時を経て心に残る作品を見るのも悪くない。
授業をさぼって、近くの今は無き神田日活館で見たような記憶が、
まさかこの時代になって劇場で青春期の思いが詰まった映画を見るとは。
観客のほとんどが、かなりの年配者(自分も)なのは予想通り。
上映中くすくす笑いが随所で聞こえてくるのが、さすがオールドシネマファン。
気負わずゆったりと鑑賞しているのだ。
ちなみにリアルな話の原作は、あの現役の住職でスポーツ評論家だった。
直木賞作家 寺内大吉『競輪上人随聞記』
私はギャンブルをやらない。
勝ったり負けたりで気ぜわしいのが好みでないから。
人生はギャンブルだ!というがそんなものでもないような気がする・・・。
長かった昭和中期の思い出の映画に巡り合えたことが嬉しい!
退屈な爺の昔語りでした・・・。
今週末はもう盛岡のTOHO会が開催される。OBの皆さんよろしくご参加を!!
