東放学園

TOHO会

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今日も絶好調

2019年07月

2019年07月31日

7月30日(水)突然のように夏が来た!そして猛暑。北から南まで天気図は真赤。これからひと月あまり何とかして乗り切らねば!

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今日は水曜日、赤坂に出勤だ。

帽子をかぶり、シャツに冷却材を吹き付けて表に。
バス停まで保冷効果がありひんやりと涼しい。
近頃通勤時間ではないのにバスは年配者で混んでいる。
ほとんどの年配者(70歳以上)は一年間1000円のパス定期券を使用。
東京都はこの点高齢者に優しい?でもバスは混んでいる。(ひと駅でも使う)
いずれ明日は我が身になるかもしれないと思う。

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バスからJR線に乗るが、夏休みとあって子供たちのサークル団体で満員。
今日は赤坂につくまで座ることができなかった。残念。
家から一時間余りの通勤、なんとか会社についた!
会社は涼しく生き返った。

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前回のブログで紹介した中国のSF小説『三体』読了。
すごく売れているそうだ!
全体が三部作構成なので第一部を楽しく読ませてもらった。
(予想とおり異星人とのコンタクトや終末観、宇宙観などなどエンタメ度満載)
堅苦しく統制されている中国から、こんなイメージ豊かなSFが生まれていたとは。
次作にも期待したいと思って居ます。

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先週は久しぶりの「四人会」。浅草、墨田川縁・吾妻橋そばの「うな鐡」。
この日はオツマミのウナギせんべい(ウナギの骨のから揚げ)がうまかった。
目の前の墨田川は暗くなると、屋形船の往来でにぎやか。
暗い水面に船の灯りがともって、中での宴会の様子が見える。
会もお開きになって、表に出るとやはり多くの外国人観光客。
雷門仲見世から流れてきたようだ。
思うに我が幼き日の地元が、様変わりしているのがよくわかる。
少し前までは、閑古鳥理が鳴くぐらい錆びれかけていたこの街が・・・。
街はやはり、生き物のように様変わりするものかと思う。

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今週はマイクル・コナリー著『訣別』古沢嘉通訳 講談社文庫を読んでいる。
ヒエロニムス・“ハリー”・ボッシュという名の刑事物語シリーズ。
1992年『ナイトホークス』以来、欠かさず読んでいる警察小説シリーズ。
もう20作ぐらいの翻訳を重ね、
20年以上続いているアメリカ刑事ものの傑作シリーズ。
年一回のペースで翻訳され、中世画家と同じの名前の主人公に共感を持つ一人。
今や70歳近い年になった主人公、ハリウッド署を辞めラテン系の街の警察署に
非常勤刑事としてコールドケース(未解決事件)担当に再就職。
もう一つの肩書は私立探偵。
物語は二つの事件を交互にカットバック。

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読者の私は、なぜか主人公とともに年を重ねてきたように思える。
こんなにキツイ仕事ではないがそれなりに共感を覚えるのだ。

物語は、さてそろそろ下巻佳境に入るが、
アイスクリームでも食べて一休み・・・・。

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2019年07月24日

7月24日(水)長かった今年の梅雨も明けて、こんどは暑さとの我慢比べ体調管理をせねば!亜熱帯気候化している日本の気象状況、健康ファーストで乗り切ろうと思う。

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参議院の選挙も終わり保守政権は一応安泰?
その分析もそこそこに吉本興業の問題噴出。
TVジャーナリズムは朝から晩まで一日中盛り上がっている。
より面白く身近な話題にシフトしてしまうTVメディアの宿命。
政治よりも芸能ネタのほうが分かりやすいからなのだろう。

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そういえば、もう学校はとっくに夏季休暇に入った。
7、8年通っているD大の書道講座も休み。先日合評会があり前期終了。
受講生や先生から「素朴で味のある字体」とうれしい評価を頂いた。

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始めは「金文篇」、「字統」、「五体篆書辞典」
などなどで描きたい文字を探す。(いつも悪戦苦闘)
今回は北宋の詩人 蘚舜欽の夏の詩文を題材に選んだ。

「別院深深夏筵清/石榴開遍透簾明・・・・」
(静かな昼下がり、奥の庭に夏ござを引いて横になっていると
 石榴(ザクロ)の花が満開なのが簾越しに見えている・・・・)
こんな訳かな?

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いつも書きたい文字を決めてデザインするのに時間をとる。
先生と相談して書き始めるがすんなりとは行かない。
今回も半轍を重ねてしまった。気が付けば早朝にわたった。
が、心地よい脱力感がうれしいから続けられる?

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しかし終わってしばらくは筆を持つことさえしない。ここしばらくは。

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中国文化繋がりではないがSFの話題。

前から話題の『三体』劉 慈欣著、大森 望他訳、が早川書房から出版。
ネビュラ賞候補になり、あのヒューゴー賞を受賞した中国のSF小説。
先週購入して半分ほど読んだがイントロの文化大革命からのつかみはOKだ。
(日本語訳も良くて読みやすい)
巨大電波望遠鏡、秘密の異星人探査交信、オンラインゲームでの潜入。
謎の「三体惑星」の目的は・・・?

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中国ではSF小説を科幻小説という。日本では発売一週間で10刷(重版)。
このSF大河小説は今すごいベストセラーのようだ。

前回のブログで触れた小松左京の雰囲気、
未完の大作『無限回廊』を思い出した。
やはり夏の暑いときには涼しくSF三昧が最高かも・・・。

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2019年07月03日

7月3日(水)今週は九州南部地方の大雨、緊急避難予報、大きな災害にならなければ良いのですが、東京は毎日のように雨、高い湿度で外出するとグッタリです。


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梅雨の晴れ間、河川敷を散歩する。

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典型的なジトジト梅雨空のなかエンジン音がうねりながら耳に飛び込んだ。
競艇場は雨でも開催されていた、近づてみるとスゴイ!
ボートが水面を飛ぶように、跳ねるように高速ではしる。
コーナーを回るときのテクニックはハラハラ、命懸けに見える。
この川辺の遊歩道でしばしレースをタダで観戦。
舟券を買っていない割には楽しめた。
(競輪、オートレース、競艇はフアン減少とか)

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久しぶりにNHK・Eテレの『100分de名著』を見る。

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今月はあの懐かしい!小松左京のSF特集なのだ。
彼は1960年初めの頃夢中になって読んだ作家の一人。
傑作中の傑作「日本沈没」を含めて4作品、神なき時代の神話が番組テーマ。
初回は歴史改変小説『地には平和を』からスタート。

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戦時中、中学生だった彼(小松左京)には終戦後の日本の繁栄に
違和感を覚えている。(作家のモチーフ)

“1945・8.15に 「if!戦争が終わっていなかったら」、
パラレルワールド、タイムパトロール、時間管理庁・・・。
米軍、関東に上陸、大本営は長野に移転、本土決戦へ“。

「・・・日本という国は、完全にほろんでしまっても良かった。
国家がほろびたら、その向こうから、全地上的連帯性をになうべき、
新しい「人間」が生まれてきただろう」 〜『地には平和を』
このテーマは作者の戦後の繁栄の嘘っぽさを突き詰めると
『日本沈没』に繋がっていく 。

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SFファンとして今月のこの放送は楽しみだ。

人は人生の分岐点を何べんも不可避的に選択しながら生きている。
もしあの時「違う選択」をしていたら今の自分はどんな感じになっていた?
あの高名な生物学者今西錦司氏は「生物の進化はなるようにしてなった・・・」とか。
自由意志、選択の自由、運命論・・・。

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私は少しばかり歳をとって、余計な知識と経験値が増えてしまい
深く考えるが少々怠い。
そんな時はSF小説を読むことにしている。(少しキリっとする?)
小松左京、星新一、光瀬龍ら巨匠のSFはいまでも考える原点の一つなのだ。
「すでにあった過去」「今まさに起きている現在」
「予測もできない未来」が描かれるSF。

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梅雨空を時空を鮮やかに飛翔して楽しませてくれるSFに乾杯!

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toho_sakuma at 17:00映画・TV書籍 この記事をクリップ!
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