2019年05月
2019年05月22日
5月22日(水)昨日の春の嵐がウソのような今日の快晴、さわやかな五月晴れだ!今週末から東京は30度越えの夏日になるらしいそして間もなく梅雨入り?
昨日は前日からの春の嵐〜MAY STORM が吹き荒れ。
一日中家に引きこもり、書道の課題の文献を調べたり、好きな画集を見たりで。
なかでも 河原 朝生のノスタルジックな画が好きだ。
あまり名も知られていない画家だが
イタリアの素朴な中世絵画へのオマージュ画のよう。
長くイタリアで修業した成果、緑や青、赤、黄色の色彩は重ね塗りをしていても
どの色も透き通っているかのような透明感がある。
日本の画家にはない不思議な色合いと造形。
G・キリコのような澄んだ孤独な形象とどこか懐かしい既視感。
友人の画廊で紹介されたのは20年以上前だった、無口で変わり者だった。
(母親は老婆役で名優・北林谷栄さん)
決して売れる画家ではないが気にせずマイペースで描いているようだ。
そして今月の初めに久しぶりに個展があり京橋の椿画廊(友人の)で再見。
画そのものはそんなに変化はなかったが重厚さが増したようだ。
もう70歳になるという・・・。
今年は庭の夏ミカンが豊作だった。
連休明けに残りをとって朝食でいただいた少し酸味があっておいしい。
前後して庭にアゲハチョウが訪れ、受粉を助けていた。
来年も期待できそうだ、夏ミカンの白い花が煙るように咲いている。
先日母の日があった。
娘から家人へ紫陽花の花のプレゼント。初めて見る変わった花模様。
鉢に植えられていたがいずれ庭に植え替えられるかも。
それにしても紫陽花は多彩な花だ。
今朝のA新聞の教育のページにOBの堤幸彦さんの記事が掲載。
都立国際高校の海外経験のある2年生と世代を超えて作品作りを語った。
・・・後10年もすれば本音でアンハッピィなエンドの作品作りを・・・。
還暦を過ぎて円熟期に入った監督のメッセージが伺われた。
一世代違う堤さんの10年後は今の私の年齢、それまで元気でいなければ。
TOHOのOBも還暦をとっくに過ぎても大勢元気で活躍している様子。
「人生100年時代」というけどわたしはそんなに元気で長生きできるのかしら?
と、いろいろ思うこの頃だ・・・・。
2019年05月08日
5月8日(水)令和になり何か変わったようなそうでもないような妙な気分。長かった連休も終わった。狭い日本、混雑と人疲れでぐったりしている人も多いようだ。
こちらはセミリタイアしているので連休には慣れっこ。
なるべく人の少ないところへ避難のつもりが、
高齢者の一部はやはり散歩。いつもの公園や河川敷に集結。
考えることやること一緒なのだ。
連休初日は知人の陶芸展に葛飾の金町へ。
陶芸はよくわからないが彼は腕を上げたようだ。
家からバスを乗り継いで出かけたが、途中の柴又帝釈天あたりは人が一杯。
帰りに本屋によってリー・チャイルド著の
ジャック・リーチャー・シリーズ最新作を買う。
『ミッドナイト・ライン』このシリーズはトム・クルーズで映画化されている。
いかにもアメリカらしい荒野をさすらう主人公に、
U・S・Aの病んだ影が見え隠れしている。
原作はアメリカではベストセラー、上巻を読んだが面白い。
高度消費社会の国が夕やみに包まれてきているようだ・・・。
近頃のアメリカンミステリーの佇まいは。
久しぶりにスポーツクラブに行く休日特別クラスに参加。
ただのストレッチかと思ったらバレエのためのもので、
家に帰ってから筋肉痛になっていた。(無理してしまったのだ)
金曜日のテレビ東京のドラマ24『きのう何食べた?』を見る。
原作は『モーニング』よしながふみ著。
同棲中のゲイカッップルの話。
西島秀俊のアパートに内野聖陽が転がり込んでくる。
本題は日常料理のレシピが中心のドラマに、
ゲイの微妙なやり取りが面白い。
コミック好きな娘に原作を5巻も借りて読んだ。
これも面白かった、おかずのレシピ満載なのだ。
連休のある日、近所の桐の花は突然のように咲いた。それも街中の大木だ。
散るのが素早いので、じっくりと見させてもらう。
あの独特な紫色の花房がもはや落ち始めていた。
ボタンの花もあっという間に終わってしまった。
花の命は本当に短い。それゆえこの上なく美しいのか。
OBの皆さんのG・Wはいかがでしたか?
今年はなぜか連休が多いような年。遊び疲れなように。
(パートやアルバイトの人は困っているようだが)
雷が2〜3日続いて陽気はもはや初夏のようだ・・・。