東放学園

TOHO会

TOHOKAI
東放学園同窓会のためのTOHO会へようこそ!
今日も絶好調

2018年09月

2018年09月26日

9月26日(水)なんともはっきりしない天気が続いています。今日は朝から寒いぐらい!上着を着て丁度良いくらい、秋らしい天気が続かない。また台風が来ているようだ。

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赤坂は昔からお世話になっている街だが、
特に飲食店の出入りがが激しい。
昼時はランチ難民が出るほどの混雑ぶりだが、
夜になると表情は一変する居酒屋、料理屋、今はやりのバル・・・。

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この頃はあまり夜は徘徊しないが半年足らずで店が変わる。
赤坂は家賃が特別に高く、よほどの繁盛店しか持ち堪えられないようだ。
そのためか日中いつもどこかで工事をしている。
私がお世話になっている事務所の前のビルも建て替え工事中。
何やらホテルになるようだ。オリンピックを見込んでか?

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今日の昼食は喫茶店で済ますことにした。
とても古い店で純喫茶。コーヒーがうまい。
今日はモカブレンドが出た。ほど良い酸味で美味し!
ランチはここの名物。
裏メニュー「海苔トースト」で軽く済ませたが、
このメニューは昔から芸者さんの軽食に作られたようだ。
いまもすぐそばに見番(芸者さんがいる店・事務所)があるが、
赤坂の見番はビルの中に入っているつや消しかな。

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浅草はまだ一戸建てで風情ああった。
中学校の友達がそのあたりで餅菓子屋をやっている。
彼が言うには「この頃芸子さんは英語を勉強している」と。
「今は向島が一番芸者さんがいる見番だよ」とも。
春の花見時は2,30人の芸者さんで墨田川縁は華やいでいる。
花柳界、普段縁のない世界だが何故かしら少し心が浮く。

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神楽坂の知人も自分の代で料亭をたたんだ。今はマンションオーナー。
風情があるものがいつの間にか減って、昭和は遠くなりにけりだが寂しい。

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そして平成の世も終わろうとしている・・・。

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先週は中秋の満月を我が家のベランダから観賞。
薄曇りではあったが雲間からの月もいいものだ。
その日の日中に近所の花農家からコスモスなどを買って植えた。
薄暗い庭にピンクのコスモスがかすかに揺れていた。

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散歩の道すがら、今年も彼岸花に出会った。
いつも丁度秋のお彼岸に合わせたように咲く奇妙な華。
どんなに気候が不順でもきっかりと時をたがえず咲く。
いまはもういない我が家の愛犬とこの華を見ていた。
いまは懐かしい思い出になってしまった・・・。

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秋らしい青空はあまり見ないが季節の花はやはり咲いている。
自分の年齢に相応しい穏やかな秋の花々に今年も出会った喜び。
近頃は年齢相応に?体のあちこちが痛んできているがまあまあ健康かな?

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「それぞれの秋」というがOBの皆さんはいかがでしょうか・・・。

今週末に開催の長野TOHO会、まずまずの参加予定者数の様子。
当日飛び入りも大歓迎?!とか。

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私も参加させていただきますのでよろしくです。

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toho_sakuma at 17:00東京TOHO会・OB この記事をクリップ!

2018年09月19日

9月19日(水)東京は2日続けて夜に大雨、季節は中秋なのに落ち着かない天気。北海道の地震は突然でびっくりしました、電力といいJR線といい何か脆弱と感じます。

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今日は朝から昨日の土砂降りがウソのような秋晴れ。
なんか気候が安定しない、今年はなんか変だ!

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先週末、墓参りと墓掃除。
今年はお盆に行けなかったので墓周りの雑草や柘植の刈込。
途中で雨が降り出してバタバタとお参りを済ませた。
次の世代には墓じまいをして渡すのがいいかなと思った。
自分たち夫婦や兄弟も高齢になってきているし。
私自身葬儀や墓にこだわりは余りないのだから。
きっと先祖も許してくれるはずと勝手に思う。
どんどん世の中の習わしも変わっていくのだから。

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(閑話休題)

近頃、美術館は何時行っても人が多く鑑賞した後疲れる。
特に上野界隈は夏休み。パンダなどでごった返していたし。
そんなわけで人の少ないゆったりとした美術館に。
そこは東京国立近代美術館。北の丸公園の一角。
皇居の前、「竹橋」下車3分。久しぶりだ。

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やはり思ったとおり人影も少なく森閑としている。
おまけに65歳以上は通常展は無料だった。
パラパラとした入館者の大半は外国人。

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企画展の一つ『瀧口修造と彼が見つめた作家たち』を観る。
戦後日本に初めてシュルレアリスムを紹介した美術評論家・詩人。
彼自身のドローイングやデカルコマニー(転写画)もあり楽しめた。
特に1960年代のアートシーンを裏で支えた功績は大きい。
その時代の作家、赤瀬川原平、福沢一郎、マックス・エルンスト、野中ユリ・・・。

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学生時代は映画も美術もシュルレアリスムの影響を受けていたのだ。
今回の収集品を懐かしく見ていたら。
若い外国人カップルが「クール!」といいながら見入っていた。
50年も前の日本のアートに何かを感じたらしい。

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「モノ」と日常の関係性を切り離した意外性。
今まで見ていたものが訳が分からなくなる眩暈のような瞬間。
見慣れた文字が突然どうしてこんな形なのかわからなくなるように、
手あかのついた日常性をひっくり返して無意味にする鮮やかさ。
「無意味の意味」を考えされるシュルレアリスムの手法だ。
懐かしさもあり、思わぬゆったとした時間を楽しむことができた。
美術館を貸し切りしたような贅沢を満喫!

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これがホントウの SO COOL!
今度は洒落た隣の建物の「工芸館」に行ってみようか・・・。

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今度の9月29日は久しぶりに長野TOHO会。
懐かしいOBの皆さんとのひと時が楽しみだ!

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toho_sakuma at 17:00美術館 この記事をクリップ!

2018年09月05日

9月5日(水)東京は台風一過でまぶしい青空。でも昨日からの強風が止みません。今年の異常気象もうそろそろ終わりにしませんかね!

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今朝庭を見ていたら台風の被害!で夏みかんが落ちてしまった。
まだ小さい実なのにかわいそう!
憎き風のやつめの仕業だ。惜しいそして残念。
来年の楽しみが減ってしまった。仕方がない・・・。

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先週末は地元の夏祭り。太鼓の音に誘われて神社に。
まだ昼時なので屋台はこれから。
盆踊りに屋台店の灯り、焼きそばやトウモロコシの焼けるにおい。
もう秋はそこまで来ているのかといつも思う。

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にぎやかに山車を引く子供たちの声が聞こえる。
子供のころを思い出す。キャラメルや駄菓子の袋、ラムネをもらった。
襟に町内会の名前と小若の染め抜きのハッピを着て。
もらったキャラメルを噛んでいたら歯が抜けたのを思い出した。

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一日一日が新鮮でワクワクしながら過ごしていたころが懐かしい。
神様がくれた宝石のようにキラキラ光っていた日々。
過去もなく新しい時空の旅が始まろうとしていたのだ。
今といえば手あかのついた経験則と知恵と知識で、
そんなに感動もなく年老いてしまったような自分がいる。
ほんとうは何もわかってやしないのにね・・・。

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そう言えばTV放送、特に地上波をあまり見なかったが、
久々に面白く上質なTVドラマに巡り合った。
タイトルは『dele(ディーリー)』テレビ朝日系深夜。

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Deleの社名の仕事は依頼人の死後他人に見られたくない
パソコンやスマホに残されたデジタル遺品(データ)の完全消去。
デジタルネイティブでない私にも興味がある現代的なテーマだ。

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第三話のエピソードは特に秀逸!
さびれた田舎町の写真館の男からの依頼は変わっていた。
自分が亡き後、消去対象と同じデータをバラの花とともに
近くの理髪店の女に届けてほしいとの頼み。
そして男は自殺してしまう。あまりにも不審に思った「dele」コンビ、
山田孝之、菅田将暉は現地に調査開始する。時が止まったような街で。

死んだ男は公安警察の協力者として28年もの間女を監視、盗聴してたのだ。
女は恋人の過激派の男と定期的に連絡をしていた。
なぜ男は自殺したのかバラの花束の意味は・・・。
謎の一つ一つが解明されるとともにその男女の長い時間と物語が。
あの名画『羅生門』の複数の視点による見方の多様さが見えてくる。
見る者と見られる者、そして調査する者たち・・・。
出来事には一つだけの真実によって語られないという
「Rashomon effect」羅生門効果。
監視する男の時間、される女の時間、交錯する視点のない物語。
人生の奥深さが時間だけでなく空間も深く切り取る・・・。
バラの花束の意味とは?

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ちなみに『市民ケーン』オーソン・ウェルズでは「バラの蕾」だったが。
一話完結のこのドラマ。それから見続けているがハズレがない!

エンドロールを見るとTOHOの卒業生が制作協力しているかも。
こんな良い作品が地上波にON AIRできるのなら、

TV業界もまだ捨てたものではない!健闘を期待してやまない!

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toho_sakuma at 17:00映画・TVTOHO会・OB この記事をクリップ!
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