東放学園

TOHO会

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今日も絶好調

2018年08月

2018年08月29日

8月29日(水)もうすぐ9月になるというのに相変わらず残暑が厳しい。先日の夜は雷!いつもなら、雷があって季節が変わっていくのだが、今年はそんな気配が見られないようだ。

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先週いつもの2ケ月に一度の4人会があった。

場所は錦糸町のライブハウス「ヒューズボックス」。
昔、この街は昔は下町の歓楽街だった。
江東地区の遊び場。浅草とは一味違った賑わいを見せている。
駅前の映画館はいまだに健在。一本、通りをを渡ると風俗街。
かつてはキャバレーが立ち並びちょっと怖いゾーンだった。
今でもその名残があって客引きに声をかけられる。
そんな裏町にこのライブハウスがある。

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今回の幹事Nさんのセッティングはナイスであった。
今夜は彼が好きなおひいきのグループのステージ。
70〜80年代のクラブミュージックのオンパレード。
今は懐かしいディスコ・サウンドが楽しめた。
昭和の良き時代。バブル全盛時に皆憑かれたようにダンス、ダンス。
(^^♪ ABBAのダンシングクイーン、ジンギスカン・・・・。
もうとっくに中年オヤジだったころを思い出す。

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実はその昔、60年代の後半に東京・渋谷にできたディスコに、
照明効果のアルバイトで参加。
その時代はアメリカで流行っていた
サイケディリックなパターンをスライド写真にして、
曲想に合わせて動かすというもの。一曲やるのに汗だくだった。

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ミラーボールやピンスポットがあり、壁面にスライドショー。
短い期間だったが音と光の洪水を浴びてとても疲れた。
その後、赤坂に「mugen」新宿に「椿ハウス」が出来て、
ディスコハウス全盛になっていったのを思い出した。
少し長く生きているとこんな思い出がよみがえってくる。

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このクラブもダンスフロアーがあって景気づけに店のママが一人踊っていた。
ユーロ・サウンドをたっぷり聞かせてもらって、
私は2ステージの終わりで帰ることにした。
ほかの3人は次のステージまで粘るそうだ・・・。

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(そういえば浅草のライブハウスにもご無沙汰しているなア)

店を一歩出ると熱気が押し寄せてきた。夜だというのに。
怪しい裏道の界隈を抜け無事に錦糸町駅に着いた。
電車のつり革につかまっていると軽い酔いのせいか、
鉄橋を渡る揺れで頭の中にさっきのディスコサウンドが聞こえていた・・・。
さすがにこれは総武線トレイン(ソウル トレイン)ナア〜ンってね。

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今回の集まりは単なる食事会ではなくタイムトラベル的でよかった。
Nさんありがとうございました、またライブに行きましょう!

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2018年08月22日

8月22日(水)先週末は涼しい日があってホッと一息ついたのもつかの間。今週はまた酷暑が。暑さ寒さも彼岸までというがまだ8月。今週はアベック台風で残暑がぶり返しています。

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涼しい日が続いた先週末、旧江戸川の篠崎水門に行く。

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ママチャリでいこうと思ったが、家の近くからバスが出ているので
楽して小さな旅(30分ほどの)を楽しむ。
運転手は若い女性。水門の付近の駅を聞いて確認。(ご親切ありがとう!)
終点近くの駅で降りて目の前の土手を上ると、
水門が見えた、正式名称は江戸川水閘門。
戦前(昭和18年)にできたようだ。

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春先は花見の名所土手沿いにサクラが満開で風情溢れるところ。
今日はその土手沿いにバイクが何台も走っていた。
一方、歩きの私は江戸川を渡る涼しい風に任せてブラブラ。
お目当ての水門。間近で見ると築75年のなんとも言えない風情。
現在でも洪水対策としての役割を果たしている。
それゆえ「遺構」ではなく古い建造物なのだ。
なぜか私は「水門」が好きなのである。ダムより水門。
水を制する者は国を制する。中国の諺か。
我が家の一帯はほぼゼロメートル地帯。何本もの放水路がある。
江戸時代から川の氾濫との戦いがあったのだ。

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そんな歴史を考えなくても川の要所要所に水門が唐突にある。
その役割よりも佇まいが様々でそれぞれの格好が好きだ。
江戸川は利根川の分流として江戸時代(文字通り)に河川となったらしい。
数百年前に大規模な治水工事があったのはすごいことだ。
そうして江戸の町は繁栄していったようだ。

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家の近くの資料館でそのころの地図を見た。
側書きに『・・・時間と空間の奥深い世界に心開けば、
地図に描かれた線は単なる線ではなく脈々として脈打つ。
人と大地とのたたかいの鼓動を一身に集めた、実に
重い意味を持った線として映ったはずである』
(水の文化史 外山和子より)

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そうして地図の境界線は絶えず変化している地球規模でなくても、
日本の都市は埋め立て拡大の歴史かもしれない。
「ブラタモリ」でよく取り上げられているが。

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とにかくいつも気になっていた篠崎水門をじっくりと堪能した。
黒っぽくなってしまった昭和・戦前のコンクリートの質感、風情あり。

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真夏の川辺の昼下がり。人影皆無蝉しぐれの中。南無唯一存なんてね・・・。

家に帰ると早速、高校野球観戦タイセイに入った。
世間はお盆休み。ヒマ爺の何でもない日常でした!

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2018年08月08日

8月8日(水)逆走台風が去って酷暑が続いたと思ったらまた新たに台風が関東に!今年は天候に振り回されっぱなし。残暑も長くならないといいのだがね・・・

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外出中の、昼下がり、あまりに暑かったので喫茶店に飛び込んだ。
汗をぬぐいながら、アイスコーヒーを頼む
ほっと一息していると隣りの席から「カワイイ!」と嬌声。
何やら若い女性がインスタの写真で盛り上がっている。
「これヤバい、ヤバい!」
二人連れの一人が盛んにその写真をほめているようだ。
昨日の食事のインスタ写真公開中・・・?
「おいしそう!に撮れてる」ではなく「ヤバい!」なのだ。
その単語が何度となく飛び交う。あとは笑い声!

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今日日(きょうび)の会話の感嘆詞は、たった2語で済むようだ。
(ヤバい!カワイイ!)
カワイイはすでに日本文化のシンボル語。
世界標準で使われている。
ヤバい、は元来ネガティブで危険な感じが付きまとっていたが。
最近は誉め言葉にも使っているようだ。

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言葉は時代時代で変化する。百年前の人が聞いたら、
まるで外国語のように聞こえるのかもしれない。
長い言葉は短く略して簡単に言う。デジタル化?
新造語は若い女学生が発信しているようだ。(すごく難解!早口)

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女性はいつも誰かと会話している。そして長い。
細やかなコミニュケーション能力が男より高い。
同じ意味でも相手の言葉の裏の意味を探っている?
女子の会話はその場で終わっても後がすごいという。
男子とは違う表現に、付き合い方に違いがあるようだ。
女性は怖い!そして奥が深いと思う時がある。
(『源氏物語』にそれを感じるほど・・・)
それが特性で計り知れない魅力の一つなのかもしれない。

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話が前の台風のように逸れてしまったようだ。
それにしても今度は台風一過でまた暑い日戻ってきそうだ。

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知人曰く「暑い日には、図書館かショッピングモールに限る!省エネ!」
で先日、近くの図書館に行ったら、おや!というほどの混雑。
皆さん涼を求めて来館の様子、なかには朝っぱらから転寝の人も。
考えることは同じのようだ。ショッピングモールも同じ。
映画や買い物で混んでいた。まして夏休みとあって子供でいっぱい。
スポーツ店でスニーカーを買ってシネコン階に行ったが、
夏休み期間はアニメ映画でいっぱい、見たい映画もなく、
もう少し涼んでいたかったが、冷やし中華を食べて帰った。

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家に帰ったら夏の甲子園がTV中継されていた。
高校野球フアンの私だがあの真夏のグラウンドは暑さの極地かも。
しかし、そこには熱闘をとおしていつもさわやかな風が吹いているのが見えるようだ!
100回記念とあって出場校も多く例年より盛り上がっている。
これから2週間余りソファーにゴロリで毎日TV観戦が楽しめそうだ。

こんな贅沢な夏休みがあろうか!と一人思っている・・・。

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toho_sakuma at 15:30東京ご挨拶 この記事をクリップ!

2018年08月01日

8月1日(水)先週末の、迷走台風が去ってまた被害が続出、今年の夏は日本中「災害列島」模様8月も始まったばかりでこれから先が思いやられます!

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先週、もう30年以上お付き合いしている友人と会った。

今秋、いよいよ社長に就任されるとかで、
今後のこともあるのでご相談をしたいとのこと。
まじめな彼はとにかく誠実な仕事ぶりが評価されたのだろう。

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「社長になったらまた見える景色が変わってくるよ」
ありきたりな助言、堅苦しいことは抜きに一杯やることになった。
出会ったのはまだ彼は20代、それが今年還暦になるとか。
とにかくめでたいことが重なる、そこでもう一杯。
とにかく冷えたビールがうまかった。
彼は東北地方出身、若いころの苦労話があったりで話が弾んだ。
彼が自分の弟のような気がしてきて嬉しくなり。
お互い来し方のもろもろの思い出話に花が咲いた。
真夏の夜のひと時、思いがけない良い時間を過ごさせてもらった。
これからもお互いによろしくと上機嫌でお開きとなった。
良き縁はこれからも長く続けたいものだ。

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今日は土用の丑の日、昼食は事務所の皆で豪勢にウナギ。
赤坂の名店とあって昼前から行列。
ウナギが高騰しているせいか本体がやや小さいサイズ。
それでも久しぶりの味に感激!味わいもひとしおだった。
それにしてもこの日を名付けた平賀源内は偉い。(名コピーライター)

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マリアナ海溝からはるばるやってくるウナギの稚魚。
これも準絶滅危惧種とか。海水温が高くて日本に来れなくて不漁とか。
この気候で野菜も高騰しているようだ。
地上の生態系の王者の人間もこの気象現象には手が出ない、無力。

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先日、1960年代SF小説、異常気象ものの大家J・G・バラードをグッグってみた。
地球が異常気象で破滅していく物語。3部作ある。
『沈んだ世界』『燃える世界』『結晶世界』東京創元社文庫。
まさに、今地球は『燃える世界』1970年中村保男訳(在版なし) の様相。

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人間が自然界を有機物で汚染した結果雨の降らない異常乾燥が続いて、
山火事が多発。海水蒸発せず砂漠化。文字通り地球全体が燃えるように熱くなる。
水を求めて混乱した人々のサバイバルが始まる・・・。

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現実でもアメリカ西海岸の大規模山火事、溶けた氷河の接岸・・・。

SF小説はある意味未来を予見するという。
J・G・バラードは中村氏の名訳もあり抒情的な文章、詩的でもある。
昔、彼の作品たくさん読ませてもらった。
でもほんとうに彼の作品のように世界が終ってしまったら・・・。

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いま私の左手にはガイガリくんのアイスバーが溶けかかっているのだ!

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