2018年04月
2018年04月25日
4月25日(水)今日は朝から春の嵐、タケノコ梅雨なんて優しいものではなく小型の台風。春の天気は猫の目のように変わるというが、いつになったら落ち着くのか!

ここしばらく右目の調子が悪くなり近所の眼科医に見てもらったら、
(ハレーションを起こして見えにくくなってきた)
白内障が進んでおり緑内障のこともあるので、
早速、大きな病院を紹介していただいた。


そこでの診断の結果、今日これから手術といわれ、
一瞬、えっと思ったがいずれ早晩、白内障の手術は想定していたので 決断!
診断から2時間後に手術、入院を決めた!


手術は緑内障もあったので通常より時間がかかったようだ。
そしてその晩は一泊。(家に連絡したらやっていただいたらとのこと)

翌日退院したが目薬3種類。眼圧降下剤などケアが大変。
今日も午前中に見てもらったが眼圧が高いとのことで新たに薬をもらう。

最低でも一か月は激しい運動やプールは禁止だ・・・残念!
そんなわけでこのブログもひと月休みにします。


5月の中旬を目標に再開予定でのでよろしくお願いします。


2018年04月11日
4月11日(水)今日も東京は朝から春の嵐が吹きまくっている。今年はいつもの年より気候が良くない。風が強い日はなぜか気持ちが落ち着かない。うららかな春の日が待ち遠しい。

先日TOHO学園から「2017年度 研究起用集」が届いた。

例年より少しページ数が増えて厚みがある。
ここしばらく応募が減っていたのが盛り返したようだ。
表紙にはVOL.38とあるこれだけ長く続くとは嬉しい限りである。
当初は「専門学校には必要がないのでは」との声もあったが、
なぜか発案者のわたしは強固に必要性を主張した。
「本校の専門性が内輪の授業などで終わらないように」
教職員の意識を高め、他学校との差別化を図ろうと思ったのだ。

また学生にも本校の先生はこんなことを考え、研究している旨を知ってもらう。
教員は教える前に自らを研究して鍛え上げるもの。
いろいろな意味で教職員のレベルが向上する狙いもあった。
自分の業務や授業を常にアップデートなものにするためにも。

特に先生たるものは論文を書くという行為で新しい自分に気づくことがある。
その延長に学生とのコミュニケーションがある。
「うちの先生はこんなことを研究しているのだ」と。
ある日、同業他校の集まりで「TOHOさんの論文集はすごい」と言われ嬉しかった。

現役を退いてからも毎年のように論文審査の依頼があり楽しみにしている。
近年は皆うまくきれいにまとまって読みやすい。レヴェルが上がったようだ。
今年も2編の審査をさせていただいた。事務型と教員側から一編ずつ。
いずれも良い内容なので高く評価させていただいた。
総合審査の結果それぞれ上位の受賞となった。メデタシ、メデタシ・・・。

こうした良き伝統がこれからも続くように望みます。

今日は朝から強い風が吹き荒れている。
今年何度目の春の嵐か?気が滅入る。
家を出がけに隣家の藤の花房が大きくスイングしていた。
もう藤の季節か?例年よりずいぶん早いようだ。
街路樹のハナミズキも今が盛りだ。散歩にはよい季節になった。


今週初め、後輩たち三人と銀座で「四人の会」。
今回は寿司屋で食事会。たまに行く銀座だが行く度に変わってきている。
銀座通りは店構えがモダンになり、外人の姿が多くみられるのだ。
今回の幹事のなじみの店で、新鮮なネタの寿司をいただいた。
みなさんそれぞれ組織の偉いさんでご活躍の様子。頼もしい限り。
近況報告やらなにやら楽しい時間でした。(幹事のHさんありがとうございます)

次回は大久保のヴェトナム料理とか。楽しみである。(パクチーは苦手だが)

2018年04月04日
4月4日(水)東京のサクラ狂想曲はもう終盤。あっという間に桜吹雪が舞い散り新緑の葉桜。これからは八重座や黄桜が楽しめそうです。

いつもの時間に乗る電車が混んでいると思ったら、
4、5人の新入社員がリクルートスーツを着て固まって乗り込んでいた。
この季節は文字通り新しいことのスタートシーンでいっぱい。
これから仕事を通じて社会人としての長い人生が続く。
ともあれ緊張しているのかと思っていたら、
ほとんどの人がスマホに見入っていた。お互いの会話なし!
内心のほどはわからないが淡々としているように見えた。

このところ、正規雇用の割合が減って派遣やアルバイトが増えている。
本当に日本経済は上向いているのだろうか。
終身雇用制が少なくなり非正規の労働者が増えることが、
お国の言う「働き方改革」なのか。
派遣も本来のスペシャリストから、
単なる「一般労働者」(人手不足の代替え)を指す言葉になったようだ。
そのうえ「雇止め」という有期限で失職する場合がある。
会社、企業はこの仕組みを有利に使っている。

放送業界の番組制作は、下請けのプロダクションが担っている。
そのメンバーは放送現場への派遣がほとんどなのだ。
派遣元であるプロダクションは局からの派遣契約で成り立っている。
派遣先である局はプロダクション(特に東京の)に派遣料金を安くあげたがる。
番組を受注してナンボのプロダクションはいつも立場が不利だ。
局との賃金格差はとてつもなく大きい。
ただでさえ4KといわれているAD(アシスタントディレクター)のなり手が減少している。
こんな状況ではよい番組がなかなか生まれないのだろう。

かつて自分も経験した世界だが、
思い出すと、一週間に何本もの番組を掛け持ったこともある。半徹夜は日常的。
番組制作は本当に特殊な職種。台本の印刷所入れ、リハーサル室の確保。
スタジオワーク、弁当配り、宅送配車の手配、編集の補助などなど。
一本の番組作りは膨大な手間と時間がかかる。
それが完成されれば、オンエアされれば、喜びが倍増する。
私のディレクターデビューは26歳。スポーツドキュメンタリー番組だった。
全国ネットでオンエアされテロップに名前が載ったときは照れ臭かった。
カメラマンや音響さんにはすごく助けてもらった。
今ではとても懐かしい思い出である。

現在番組作りは大きく変わったようだが、制作演出の基本は、
TVというメディアの築盛を考え、活かすことが前提条件。
そのテーマをいかにうまく料理するかに醍醐味がある。
ディレクターを目指すなら、自分独自の世界観、信念を強く持つことだろう。
どんな仕事もそうだろうが、自分の意志を貫く度胸と覚悟が必要だ。
真剣に取り組めば本当にやりがいのある仕事なのである。
TOHOの卒業生も、制作会社を経営するものも多数いるのだから。
これから放送というメディアは変化するようだが、表現者は必要。
一人でも多くのTOHO生がこの業界を担ってほしいのだ、期待します!

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昨日、博多の東京アナウンス学院OB 金子あきら さんからお葉書をいただいた。
年賀状はもとより何かの節目にお便りをいただく。
今回はCD(カバー)デビューのお知らせだ。オメデトウ!
彼は地元福岡では「歌だけ美川憲一」として有名なタレントである。
何回かカラオケのバックで聞かせてもらったが本当にそっくり。そしてうまいのだ。
私が博多に行くたびに何かとお世話になっている。
いつも前向きで元気印の彼には、いつもこちらが励まされている。
お互いこれからも健康で、やりたいことは初志貫徹でやり抜こう・・・。

この季節サクラ、ソメイヨシノは散って、黄桜や八重桜が楽しめる。
今日は朝から汗ばむ陽気となった。(5月の連休の頃のよう)
天気予報では明日からは10度ほど気温が下がりそうだ。
今年の気候は本当に読みにくい。着るものの選択に忙しい。
春の天気は猫の目のように変わるというけれど・・・。
